善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

鎌倉身辺雑記・盛夏の庭の花 (2)

2020年08月22日 | 鎌倉
さて、盛夏の花のその2は、オミナエシ、ハマユウ、ユリオプスデージーなどです。



オミナエシ


オミナエシは、秋の花と言うより夏の花で、満開時は昆虫たちがよく集まります。
主にハチとブヨの仲間たちです。


(オミナエシと虫1)


(オミナエシと虫2)



(オミナエシと虫3)


ハマユウ

ハマユウは日差しの強い時期の花で、海岸などの砂混じりの場所でよく見かけます。
一つの大ツボミから20本近い花が咲きます。

(ハマユウの花)

ハマユウの花の構造は複雑に絡み合っているので見分けが付かない場合がありますが、一つの花は白い6枚の花弁と六本のオシベ、中央にメシベがあるという構造です。

(ハマユウの花2)


(ハマユウの花のオシベ)

ハマユウが受粉すると、ピンポン球の大きさの種が稔ります。


ユリオプスデージー


ユリオプスデージーもよく虫の集まる花です。
かなり長い期間黄色い花が次々と咲きます。花が終わったらすぐに切り捨てると次の花が出やすいようです。
晩秋や早春に咲くのですが、今年は暑い最中も休眠しません。

(ユリオプスデージーと虫1)


(ユリオプスデージーと虫2)


(ユリオプスデージーと虫3)


こうして、狭い庭に賑やかな花たちに囲まれているわけです。