善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

鎌倉身辺雑記・シクラメンの衝動買い

2020年12月31日 | 鎌倉
例年花が少なくなるこの時期は室内にシクラメンを置くことにしていますが、今年は新型コロナウイルスのおかげて JAバンク大船支店 の「野菜即売会」が開催されず、千円のシクラメンは入手出来ませんでした。

で、仕方なく、ヨーカドー大船店の脇で営業する花屋さんのシクラメン小を購入しました。
大きな鉢のシクラメンもここで入手するつもりでした。

(シクラメン小)


このこととは別に、暮れから明年3月15日までの期間に鎌倉市は「縁結びカード」という商品券を全市民に配るという突然の出来事があり、市役所からカードが二枚送られてきたのです。
これは、新型コロナウイルスの影響を受けた市内の飲食店や土産もの屋さんの活性化を計ると共に、市民にいろいろの消費を促すつもりの政策とのことです。

(「縁結びカード」サンプル)

加盟店を調べると、豊島屋などのお菓子屋さんか食べ物屋さんが多く、庶民の消費にはほど遠いというお店も多く含まれていました。


(「縁結びカード」取り扱い店のポスター)

ところが、近くの花屋さんで「縁結びカード使えます」という張り紙を見つけ、店内を見ると数鉢のシクラメンが置いてあり、なんとこのお店でシクラメンを衝動買いしてしまったのです。

(花が盛りのシクラメン)


(シクラメンの花1)

シクラメンの花は、もともと本来の花びらが裏返った状態で咲いています。従って、花びらの中を見てもオシベもメシベも見えないわけです。
シクラメンの花が美しく見えるのは、花が一輪ずつ「花びら」「オシベ」「メシベ」とそろって咲かないでどの花びらがどの花なのかよくわからないところにあることに気がつきました。

一般にはシクラメンの花は下から見るとオシベとメシベを見る事が出来ますが、そんなことをせず群舞する花びらを漫然と見る事で、花の美しさを感じるのだと気がつきました。

購入したシクラメンは花が盛りで、毎年 JAバンクの即売会で買う、ツボミの多そうなシクラメンより複雑で濃艶な感じの花の状態でした。

(シクラメンの花2)


(シクラメンの花3)


(シクラメンの花4)

さて、写真術で今回のシクラメンの美は表現できたか?

また来年はどんなシクラメンを選ぶのか?


シクラメンの花言葉は

「遠慮」
「気後れ」
「内気」
「はにかみ」

だそうです。

ひろさんの旅枕