愛知の史跡めぐり

愛知県の史跡を巡り、その記録を掲載します。

安祥(あんしょう)城 安城市

2013年10月06日 08時20分39秒 | 安城市
 安城市歴史博物館のすぐ隣は、安祥城址でした。

安祥城の石碑

安祥城
 安祥城は、松平氏宗家が岡崎に本拠地を移すまで4代にわたって居住した城です。

歴史博物館・安祥城周辺の観光地図


安祥城の古図


案内掲示板(かなり痛んでいました)

 案内板によれば、
室町時代中期の1440年(永亨12年)和田親平の築城と推定され、はじめ森城と呼ばれていました。三方を湿地にかこまれた台地突端に位置し、北部接続部に濠を掘った中世の本格的城郭(平山城)でした。
 1471年(文明3ねん)ごろ、松平信光が攻め取り、以後50余年間、安城松平4代(親忠・長親・信忠・清康)の居城となりました。また、松平氏の本拠が岡崎城へ移ると、この城をめぐって松平・今川氏と織田氏との間に、1540年(天文9年)から10年の間に5度に及ぶ攻防戦が繰り広げられました。
 桶狭間の戦い以後廃城となったと、考えられますが、1584年(天正12年)小牧長久手の戦いにあたり、徳川勢によって改修工事を受けたとする説が有力です。 安城市教育委員会


ということです。

 本丸には、大乗寺というお寺が建っています。

大乗寺本堂


大乗寺山門

 二の丸は、神社になっています。八幡宮です。


 そして、三の丸は歴史博物館になっています。

切岸
 古図にかかれた「此矩リ二間半切キシ」がありました。

切り岸の案内板


切岸の跡
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする