愛知の史跡めぐり

愛知県の史跡を巡り、その記録を掲載します。

深坂古道 福井県敦賀市・滋賀県長浜市(1)

2014年06月07日 08時13分09秒 | 福井県
若越城の会 見学会
 先月5月18日「若越城の会」の見学会に行きました。今回は、滋賀県(近江国)と福井県(越前国)の県境にある「深坂古道」と呼ばれる古代の道と、そこにある疋壇(ひきだ)城です。


深坂古道の位置


見学で歩いたコース

深坂古道とは
 初めに深坂古道です。深坂古道とは古代(奈良・平安時代)に使われていた道のことです。この道を通って、年貢が運ばれたり、国司などの貴族や一般の人々が行き来をしたそうです。

国境の民芸茶屋「孫兵衛」
 集合地「孫兵衛」で昼食を取りました。「孫兵衛」は、もともとは問屋でしたが、松尾芭蕉の「奥の細道」の素竜本が残っているなど、芭蕉とゆかりが深いそうです。

「孫兵衛」の前の道は深坂古道ではありません。江戸時代初期に作られた新道沿いにあります。


民芸茶屋「孫兵衛」

すぐに県境
 この「孫兵衛」を出るとすぐに福井県と滋賀県の県境になっていました。滋賀県は長浜市です。これも驚きでした。長浜といえば、長浜城、滋賀県の北の方ではありましたが、福井県との県境まで長浜市とは知りませんでした。平成の大合併でこうなったのでしょうか。