おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

ボキャブラリー

2009年09月09日 | テレビ番組
テレビを見ていて気付いたことがある
 
嬉しい時は・・・・・・「やべぇ!」
美味しい時には・・「うめぇ!」
驚いた時には・・・・「すげぇ!」
 
国民的スーパーアイドルグループはこの三つを
巧みに使い分ける
年長者になると、それぞれの言葉の上に
「超」をつけて
その使用範囲と度合いとを同時にレベルアップさせ
ボキャブラリーをこっそりと3×2で6個へと
増やしているようだ
 
一人を除いた四人のボキャブラリーは概ね
似たようなモノで
もう40近いオッサンが、テレビの中で
貧困なボキャブラリーでハシャイでいる姿は
痛々しい
 
ただ
テレビの中で、短い時間を有効に使おうとするなら
わかりやすい単語で感情を説明することは
いけないことではないし
短いワードで会話を成立させるのは
難しいことでもない
ダウンタウンの漫才の中でも
 
“ あ ”
 
だけで、喜怒哀楽全ての感情を表すネタがあったと
記憶しているし
他に身近な存在でも
 
“ は ”
 
だけで会話を成立させる男を、僕は知っている
 
返事の時には「はっ!」
答えがワカラナイ時には「はぁ~」
先輩の言葉を聞き逃した時には「はぁ?」
チョー面白い事を僕が言った時には「はぁっ!」
そして相槌は「は!」
 
見事に『は』を使いこなしている
これを鮭や烏賊に喩えると、どの部分も捨てることなく
美味しく調理してしまう、主婦の見事さに
どことなく似ている
 
そして彼が笑う時には
漫画で書いたように
 
「はっ、はっ、はっ、はっ!!」
 
区切って笑う
 
決して、関根勤や倖田來未の妹のように
『それ、面白い』とか『チョーウケル!』って事を
顔だけ表現するような事はしない
 
まぁ、これも画面で見れば
それなりの雰囲気があって、他人の笑い声が
あって、別に違和感なく見られるが
一般の街並みの中で
声も出さずに手を叩いて爆笑している人を見れば
それはそれで、怖いだろうと想像できる
 
いや、思い返せば、声を出さずに
 
“表情だけで笑う男” 
 
も、僕は知っている
 
そんな愉快な面々が集まる馬鹿会の飲み会が
今週の土曜日開催される
なんと一週間の早いことか!
 
先週の土曜日に呑んだのに、また今週の土曜日も
 
って、カレンダーを見るとまだ水曜日だった
 
 
 
やっべぇ、仕事しなくっちゃ!