おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

白か黒か

2010年03月25日 | 日記・エッセイ・コラム
想像だけでは解らないことがある
 
結論から言えば、当たり前
お前ごときにわざわざ言われなくても
常識です!
と熱くなられた貴方
そうです、当たり前です
しかし、時として経験していなくても
共感される事があるのと同時に
いくら説明しても、まったく通じないときも
あるのです
 
骨折したといって腕を吊っていれば
その痛々しさを同情とともに理解してくれるはずです
しかし、痛風で腫れる親指の足をひきづりながら
歩いてみた所で
同情は得られない
いや、同情が得られないのはこの際おいておいても
痛さを解ってもらう事は出来ない
 
「携帯の灯りでなんとかなった!」
 
蛍光灯が駄目なのか部屋の灯りがつかない
暗闇のなか、財布を探そうとしたが
暗くて・・・
そうやぁ!と、携帯を取り出し画面を部屋の方へ
パッと明るくなった
もちろん、すべてが見渡せるほどの熱量は
見込めないが、それでも手元を照らすには
そこそこの灯りだ
 
が、これを言っても「?」的に表情を曇らされる時がある
 
確かに、設定の明るさ等で同じ明るさを
体感できるとは思わないが
これも、実際に暗い部屋で携帯を使ったことのある人なら
共感してもらえる話だ
 
「あやつり人形の糸の色は?」
 
もちろん、バックはセットであって
黒一色ではない
さて、あなたなら、何色をチョイスします?
 
黒でしょうか?それとも白?
 
小学生の時、あやつり人形を作った
最後の仕上げに“白い”糸をオカンにもらおうと
すると
 
「あやつり人形の糸は黒やろ」
 
目から鱗
なんで黒なん?って幼心は震えました
だって、黒やったら、見えるやん!って
 
今でも、どっちが正解かは解りません
あれ以来、あやつり人形を作っていないから
経験しても、わからないことだって
あるんです
 
 


コメント
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