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借金取り

2010年03月01日 | 日記・エッセイ・コラム
腕時計の電池が切れてたんで交換へ
 
以前から気になってたG-SHOCKの電池交換
近くの時計店に行ったが、取り扱ってないって事で
少し離れたショッピングモールのテナント店に
行くことに
 
駐車場から店へ入ると、一番最初に時計店が
視界に飛び込んできた
笑顔で店の中に入り、思い出の品を店員に
 
「これ、電池交換してもらえます?」
 
紳士的に聞いたつもりだったが
なぜか、店員半笑い
僕の手からG-SHOCKを取り上げて
これは古いからうんぬんかんぬん
メーカーに送っても、そのまま送り返してうんぬんかんぬん
早い話が、型が古いんで
勘弁してほしい!ってこと
いいですよ、別に
二度とカシオの腕時計は購入しませんから!
 
って、心の中で呟きながら外へ
 
なんか、むしゃくしゃするなぁ・・・・・
 
で、ここはDVDでも買うか!と
久しく行っていないエロ専門店に行くことに
車を走らせること数十分
到着したが、少し違和感を感じる
上手く説明出来ないし、見た目には
何も変わりがないのかも知れないが
視界に入る店の何かが違うと感じる
 
一応、駐車場には車がある
その横に止めると、隅で掃除をしている青年が
気になった
 
(バイトかな?)
 
自動ドアの前に立つが、開かない
電源が入ってないのか?と手をかけると
少しずつ開いた
目の前には十代とおぼしきバイトの女の子
 
「開いてますか?」
 
何も言わない女の子にこちらから話しかける
しばらく僕の顔を見つめながら
 
「お客さんですか?」
 

 
「はい!」
 
元気に返すと、奥にいた店長を呼んでくれた
 
坊主頭の店長が登場
そして僕の顔を見るなり、女の子と同じ台詞を
 
「お客さんですか?」
 
「はい!開いてますか?」
 
営業してるのか?と質問してみると
切れた口調で返す坊主
 
「開いてへんやろ!看板もないやろ!」
 
どうやら潰れたらしい
で、ここからは僕の想像だが
あの二人が僕に“客”かを確認したのは
ここ数日間は、いわゆる“客”じゃない人達が
来てたんだろうなぁ~!と
安易な場面を浮かべた
 
潰れたんなら仕方ないと店を出る
駐車場の掃除をしていると思っていた青年は
解体屋さんのようだった