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はよぉ、慣れぇえやぁ!

2011年05月03日 | スポーツ
プロ野球中継を聞いていて、耳に残るフレーズがある
 
今年から、各球団で違っていた試合での使用球を
“低反発”であるモノに揃えた、いわゆる、
 
“統一球”
 
問題である
 
あえて、問題と言わして頂くのは、
試合自体のことではなくて、解説者の
言葉の端々に、まるで言い訳のように聞こえる
ニュアンスからである
 
球場の大きさがそもそも違うのに、
使う球だけを統一してなんになるのか?と
当初から個人的には訝しがっていたのだが、
まぁそれは、
ボール、ストライクの表示を国際基準にあわしたように、
使用球の仕様も、国際基準に近づけたか、
そもそも国際球を使っているのか
調べないと分からないが、たぶん、
理由はそんなところだろう
 
今までよりも飛ばないボールであるこの統一球の
使用によって、外野手の守備力はより求められ、
変化球投手は、より変化の大きな球を投げられる
また、攻撃側にとっては、
空中戦に頼らない、機動力を前面に押し出した
スピーディーな作戦を立てる!と言った、
野球本来の持つ躍動感が期待されるところだろう
 
そのこと自体、統一球が使われると分かった時点で
あらかじめ想像ができることだし、
いざ始まってみると、やっぱり・・・・と言ったシーンは
目にもした
 
ただ
 
日本のプロ野球が変わってしまうほどの衝撃はない
 
低反発球に変わったと言っても、
数は少なくとも、ホームランは出ている
それは、フェンスぎりぎりのシーンではっきり区別できる
事であって、ポップフライを
 
“昨年までなら・・・”
 
などと思うファンはいない
 
今日の放送では、解説者が
外野手の“一歩目”が難しく、ホームランに限らず、
打球判断にも影響が出ている!と誇らしげに
解説していた
 
しばらく、天井の片隅を睨みつけてしまった
 
キャンプインが2月の初めなら、
すでに統一球を握って3ヶ月である
 
毎日、練習や試合をしておきながら
いまだに新球に慣れないプロ野球選手
 
人間、もう少し適応力があると思っていたが
あやつらは、違うのかな?