おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

色づく山を前にして

2011年09月27日 | 日記・エッセイ・コラム
110927_131301
 
車で走ってると、急に視界が
開けるときがある 
 

 
そうだ、ここには何かが建っていた!
 
無くなってから気になる存在
 
無くしてから気づく存在
 
無くしてから、自分にとって大事な存在だったと
気づくが、その時にはすでに遅く、
人間は終わってから、その大事さに気づいて・・・・
 
自分で書いていても分からなくなってきたが、
そういうことです
 
普段は、気をつけてみないものです
 
どこになんて店があるか?なんてのは、
そこへ、足しげく通った身なら
記憶にも残るってもんでしょうが、
車で通り過ぎるだけの存在に
何の価値もありませんからね
 
で、違和感を感じた瞬間だけ
 
(あれ?ここに何があった?)
 
って、脳裏によぎります
 
その瞬間だけです
思い出そうとは思いません
思い出したところで、何も変わらないからじゃ
ありません
 
思い出せないからです
 
そんな風に、
いつも見ている風景は、
特に気にも止めずに脳裏に記憶されていきます
 
どうも癪にさわります
 
なぜ勝手に記憶するのか!と
 
なら、自発的に記憶してやる!と
 
しかし 
 
どこかの店を定点観測していたとしても、
その店が倒産し、取り壊しになるとは
限りません
 
残念です 
 
折角、僕が記念に残してやろうと言っているのに・・・
 
そこで、風景を定点観測してみることに
しました
 
作業場の目の前に広がる山です
 
もうすぐ、紅葉が始まります
その次は枯葉になり、
木だけの山に変わっていきます
 
気が向けば、続けていくつもりです
 
 
 


コメント
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