おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

つくね

2009年09月05日 | 日記・エッセイ・コラム
今日は飲み会の日 
 
二週間ほど前、酔っ払ってメールを連打した
「飲みに行きませう」
メール魔になるのは、楽しく酔っている証
直ぐに返事が返ってきた
 
“バーベキューなんてのはどうでしょうか?”
 
建設的な意見だ
悪くない
青空のもと、肉の焼ける煙に視界を遮られ
ビール片手に、玉葱や玉蜀黍を裏返している
オッサンたちの光景は、涙が出るほど楽しそうだ
 
が、準備が面倒くさい 
 
黄色い声援でも聞こえてくるなら
その努力も暇ない覚悟も出来るが
オッサンだけのグレーな光景は・・・ちょっと
 
最初の計画では、サクッと飲んでパッと散る感じで
いつものトンカツ屋でええんちゃうんか?って
思ってたが、バーベキューって提案文を見てから
少し気持ちが揺らぐ
 
“肉かぁ~”
 
今月は飲み会の予定もバンバン入って来ていて
来週にはラーメン屋での会合が待ち受けている
そうなれば、今週の飲み会は・・・・
 
(鳥だな)
 
長い間、行っていない店が思い浮かんだ
焼き鳥屋だ
開店当時にはチラシを作らせてもらった
弟が顔なじみって事もあったから
結構スムーズに馴染めた
 
その後も、何度か足を運んでいたものだが
最近は少し遠のいていた
 
“皆さんのご意見の間を取って、焼き鳥なんてどうでせう?”
 
もちろん異論は無し
最初から店の名前を明記したのも良かったのかも知れない
しばらく車を走らせれば、もう一軒、名の知れた
焼き鳥屋があるのだが
今回は、近いほうの店に決めた
 
この店も美味しいと評判の店で
ブログでの紹介もよく見かける
覚えていたら僕も写真を撮ってくるかも知れないが
みんなと同じ事をしても面白くない
 
どんな報告記事になるかは、乞うご期待
 
 


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回転焼きが喰いたい

2009年09月03日 | 食・レシピ
固定概念ってものは、邪魔にしかならないのか?
 
白焼きってご存知?
全国的に統一された名前なのかは知らないが
これ、餡子の入っていない鯛焼きのこと
 
“餡が入っていなくて、それが鯛焼きと呼べるのかぁ!”
 
そう憤慨するのは、固定概念に捕らわれた人の
発想なのかも知れない
事の成り行きは知らないが、たぶん
 
「なんで鯛焼きにはアンコが入ってるべぇ?」
 
素朴な疑問を持った人が
じゃ入れずに焼いてみるべぇ!って
作ってみたに違いない
それを誰かに食わせたら、美味しい!って事に
 
「有りか無しかって言われたら、“有り”だね」
 
なんて、初めて喰っといて
通ぶった常連が居たかも知れない
  
ただコレを聞いて、確かに商売とは
そういうモノだと思った
どこだったか、山の落ち葉を拾い集めて
それを売る商売を考えついた人がいた
都会の料亭なんかでは、需要があるらしい
 
たしかに、落ち葉を売ろうという発想も
それを買おうと思う発想も、落ち葉に囲まれた
環境にいれば、思いつかないかも知れない
 
しかし、だ
 
見方を変えれば、アングルを変えれば
それは、今まで見ていたものと
違う形に見えるかも知れない
 
白焼き
 
この発想は、無かった
 
「有りか無しかで言えば、まったく“無かった”と言える」
 
と、断言してしまうだろう
それと同時に、またまた凝り固まった
固定概念が首をもたげてくる
 
“餡子無くして、それを鯛焼きと呼べるのか?”
 
鯛焼きとは、鯛の形をしているから鯛焼きだろう
キュウリが入っているから、カッパ巻きと言うネーミングだと
キュウリが入っていない時点で、それを
河童巻きとは呼べなくなるかも知れないが
こと、鯛焼きに関しては・・・・
 
いや、そう熱くなる必要もない
最近、無性に食べたくなるモノがある
アルコールを控えるようになってきてから
妙に甘いモノを欲する自分がいることに驚く
 
そしてそれは大概の場合“回転焼き”だ
全国的に統一された名前じゃないと思うが
鯛焼きを喰うなら、こっちが食べたいと願う
で、ついでに思うわけ
 
“餡子が入っていない回転焼きは回転焼きか?”
 
大きさは違えど、それは最早、回転焼きでは
ないだろう
あえて言うならそれは、“チンチン焼き”だ
 
チンチン焼き
 
これが、全国的に統一された名前かは不明である
 
 


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時事ネタ

2009年09月02日 | 日記・エッセイ・コラム
総選挙を経て、政権交代が実現した
 
正確には、交代しそうだってのが正しいのか 
 
いやぁ~よかったぁ!
と、どうも手放しでは喜べないでいる自分が
いるのだが、特定の政党を支持している
わけでもない
天邪鬼な性格と言うか、周りが騒いだり
テレビやマスコミでも嬉々としているトーンを
聞いていると
 
「それがどうした?」
 
と、無言のつっこみを入れずには居られない
 
ただ、今回は久々に一票を投じた候補者が
当選した
そういう意味では、周りの流れに逆らうことなく
一般人として、正しいといわれる判断をしたのかと
思わなくもないし、政権が交代することを
心の何処かで期待していたのかも知れない
 
今回の政権交代でなんといっても
目玉は、高速道路の無料の件だ
目玉ではないが、少なくとも目立つことのひとつだ
頻繁に高速を利用しない僕にとって
それほど大きな話題でもないが
さて、本当に出来るのか?が注目されるところだ
 
僕の車にはETCが付いていない
無料化って事は、このETCも必要としない?って
ことなんだろうか?
勉強不足なんで
 
「何を言ってるのか?」
 
なんて突っ込みは勘弁していただいて
もし、必要としないのなら
それはありがたい事だ
 
乗り放題1000円の時も乗り遅れた
いや、高速は使わないから
特に乗り遅れた感はなかったが
それでも恩恵に預かれなかったのは悔いが残る
真面目に働いて、消費税だってきちんと納めているのに
ETCが付いてないだけで
泣き寝入りをしなくちゃいけないなんて・・・
 
さて、この高速無料化
全国一斉ではなく、段階を踏んでの実施
とは言っても、そう遠くない未来に
無料化の波は押しよせるだろう
 
「問題はない!」
 
財源をつっこまれて、何の心配も要りません!と
代表が言っていたと、風の便りを耳にした
本当に無料に出来るなら、今まではなんだったのか?と
不思議で不思議で仕方が無いが
このカラクリ、しばらくの間注視しておきたい
 
 


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歩いて1分の居酒屋

2009年09月01日 | 日記・エッセイ・コラム
近くの居酒屋が閉店した
 
家の近くに“ショッピングセンター”と呼ばれる
テナントが並んだ建物がある
居酒屋にスナック
一時期、美容院や喫茶店が入居していた時期があったが
押しなべて飲み屋街と言った風情の
最盛期には、そこはかとなく淫靡な雰囲気を醸し出した
こじんまりとした小さな地元の歓楽街だった
 
大きなアーケードの両側に
3~4件ほどが軒を連ねる大きなショッピングセンターも
7年ほど前に火事で半分が消失し
残った片方の店舗が営業を続けていた
 
その一軒
 
一番最初はお好み焼きの店だった
たまにオカンに連れていってもらったが
いまほど“外食”の概念がなかった時代だったから
本当に、たまに
運動会の後とかに連れていってもらった
 
その後、スナック街となっていたテナント群には
それ以外の店舗が入らない時期が続いたが
全国的な“もつ鍋ブーム”のご多聞に漏れず
新装オープンした
もつ鍋屋はブームとともに去っていき
その後、数件の居酒屋がその場所に店を
出したが、長続きはしなかった
 
で、昨日、その歴史に幕を下ろした居酒屋
 
地元の人間が開いた、久々の店だった
小さい頃からの馴染みとあって
昔話にも花を咲かせたし、べろべろになるまで
飲み明かしたりもした
 
馬鹿会の会合でもお世話になった
以前は、二件の店を交代で使っていたが
もう一軒の鉄板焼きの店がなくなってからは
ここが馬鹿会のホームグランドとなっていた
 
最近じゃ、飲みに行っても
 
「今日は仕事やったん?」
 
と聞かれ
 
「仕事はあるのん?」
 
と続けざまに聞かれたものだった
 
「ないよ、今はどっこも、仕事ないやろ!」
 
なま中のジョッキを片手に
お互いの行く末に微笑みあったものだった
 
最初のお好み焼きや以来、一番長く続いた店だったが
その歴史に昨日、幕を下ろした
買物の用事を思い出して自転車での
スーパーへの道筋に、その店はある
 
店の灯りは付いていたが、看板の灯りは消えている
店内にも、人の気配(常連)はなかった
 
スーパーからの帰り道、まだ灯りのついている
店の前を通りながら、しみじみと思った
 
(ショッピングセンターで誰の命名やろ?)
 
飲み屋しかないテナントにつける名前ちゃうやろ!と
寒さを感じ始めた夜にひとりで思った
 
 


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