未熟なカメラマン さてものひとりごと

ようこそ、おいでくださいました。

おのみち散歩 坂道とネコと尾道ラーメン

2017-02-22 00:57:18 | 観光名所
先日の大三島(愛媛県・しまなみ海道)からの帰り、絵になる被写体はないかと尾道、千光寺界隈を訪ねてみることにしました。
海辺近くの市営駐車場に車を停めて商店街方面へ歩くと、尾道ラーメンの人気店、つたふじ、壱番館、朱華園には、お昼時ということもあって、長蛇の列ができていました。









千光寺まで、坂道を登っていこうかと思いましたが、天気が良くなかったのでまずは、ロープウエイを利用して上まであがり、帰りを歩いて下ることにしました。しかし、そのまえに商店街にある、尾道浪漫珈琲でピザとコーヒーで腹ごしらえです。




ロープウエイ乗り場は、ここから歩いてすぐのところにあります。予想に反し乗り場は乗車を待つ若い人たちでいっぱいでした。最初のゴンドラには乗れませんでしたが、すぐに臨時便がやってきました。小さなゴンドラはあっという間に上昇し、眼下に尾道の市街や尾道水道が広がって、その景観はなかなかのものです。






頂上の展望台に上がるとさらに視界が広がり、向島の頭ごなしに向こう側の島々まで見渡せます。雲の間から陽が刺して陽が射してとても幻想的でした。
このあと文学の古径を通って千光寺まで降り祈願したあと、直線的な坂道を下ります。途中にある公園は、ネコが多いのでカメラマンには人気の場所です。この日は、少な目でしたが、私も何匹か撮影することができました。坂道には、最近、古民家を改修した喫茶店や、甘味処のお店などがあり、とても風情がありますが、私が一番好きなのが、天寧寺の三重塔、山陽線と市街地が同時に見渡せる場所です。










この坂道、住吉花火の時には、石段に大勢の見物人が座るため歩くのが困難なほどになります。山陽線を横切り、道路を横断して商店街に入ると、ちょうどそこに尾道浪漫珈琲のお店があります。そのとなりの土産屋に寄って、食べたかった壱番館の尾道ラーメン(化粧箱がないとお徳)を買って尾道をあとにしました。
ちょっと寄り道をするのは最適のプランだと思いますが、いかがでしょうか。




(所要時間ゆったり2時間のお勧めコース)
市営駐車場⇒尾道ラーメンの人気店⇒ロープウエイ乗り場⇒頂上駅⇒千光寺⇒公園でネコを撮影⇒尾道浪漫珈琲(休憩)⇒商店街の土産店⇒市営駐車場 

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かんきつ類の女王「せとか」と対抗馬「甘平」

2017-02-17 23:23:29 | 果物
先週末、しまなみ海道は大三島(愛媛県)に行ってきました。お目当ては、かんきつ類「甘平」です。そして目指すのは、道の駅「多々羅しまなみ公園」。天気はうす曇でしたが、風の影響からか雲の動きが早く、一時的に陽が差すこともある不安定な天気でした。
大三島ICを降り正面の三差路を左に曲がるとすぐに道の駅はあります。



道の駅「多々羅しまなみ公園」から見る多々羅大橋

駐車場は7割方埋まっているようでした。道の駅前の眺望は素晴らしく目の前に瀬戸内海の素晴らしい景観が広がり、左手には多々羅大橋の優美な姿を望むことができます。
お目当てのかんきつ類、いろんな種類があるのには驚かされます。
さて「甘平」ですが、販売中のいくつかの籠はすでに空っぽでした。これは残念と、ほかの品種で我慢しようかといろいろ思案していると、一台の軽トラックが停まり、荷台からなにやらダンボール箱を下ろし始めました。


いろんな種類の柑橘類が並んでいます。


「甘平」を何とかゲットすることができました。


幸いだれも気づいていないようなので、そっとのぞいて確かめると「甘平」ではありませんか。さすがにお値段も少々お高いようで、一箱4500円の値札が付いていました。バラ売りを考えていたので、どうしようかと悩みましたが、結局買うことに決めました。個数を確認すると、大玉が14個入っていました。
レジ担当者の人から、傷みやすいので涼しいところに置いてくださいね、と助言がありました。

自宅に帰って、早速その味を試してみました。皮はみかんと比べとても薄く、剥くのに少々
手間がかかります。しかし中は果肉がぎっしりつまり、歯ごたえのある食感です。袋の皮もうすいので、そのまま食べることができます。なんという甘さでしょう。販売期間はわずか一ヶ月半程度、お徳なのは、見た目が悪い訳あり品かもしれません。いずれにしても産地で買うと新鮮さはもちろんお値段もお手頃です。でも高速道路の料金を考えると微妙ですね。
ところで、今、柑橘の女王といわれているのが「せとか」です。道の駅では、「せとか」も、わずかですが販売されていました。お値段はさほど変わりません。

「せとか」は、清見、アンコール、マーコットの血を受け継いだ品種で、上品な香りと爽やかな味が魅力の品種です。栽培も大変難しいようで、高度な技術を要するようです。
大玉ですと都心の高級百貨店の贈答用では、ひと玉800円から1000円の値もつくとか。
「せとか」と「甘平」ぜひ、食べ比べてみませんか。



公園に咲いていた季節の花、スイセン。
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