未熟なカメラマン さてものひとりごと

ようこそ、おいでくださいました。

岡山県梅の名所 津山市の梅の里公園と岡山市北区のお気に入りのうどん名店を訪ねて

2022-03-22 17:04:41 | 花の名所
訪問日:令和4年3月15日(日)天気 曇り時々晴れ

次の日が、雨との予報でした。撮影には不向きでしたが、薄曇りのまずまずのお天気。せっかくの週末、これは出かけないともったいないと思いました。
特に予定はなく、ただドライブして気を紛らわせたいというぐらいのものでしたが、久しぶりに岡山市北区建部町の、うどんの名店・すぎ茶屋のあのうどんを食べたいと思いました。
そして周辺の観光名所を訪ねることにし、津山市の梅の里公園を思いつきました。
お昼には早いので、先にそちらを訪ねることにしました。

高速は使わず、高梁市から吉備中央町を抜け、一般道を走ること1時間半。もう見ごろは過ぎているのではと、やや控えめな期待をもって目的地に到着です
こちらではシーズンになると小山一面が梅の花で覆われ淡いピンクに染まるほど見事なのですが、この日は遠目に見てもその勢いはなく、やっぱり終わっていたかと残念に思いましたが実はそうではありませんでした。



最初に出会った可憐な紅梅


花弁が丸いピンクの紅梅

紅梅は、そろそろ見ごろという感じでしたが、白梅はまだつぼみの状態で、全体の見ごろはもう少し先のようでした(後でホームページを確認するとこの日の開花は全体で6分咲き)
それでも、知られた名所で、のぼりが立って梅まつりも開催されており、おまけに日曜日ということもあって、駐車場は9割方埋まっていました。遠くは大阪や滋賀ナンバーの車もありました。



中腹から見る売店 観光客はそれほどでもありません


たくさんのロウバイがありこちらは見ごろとなっていました


今年は寒かったので幸いにも見ごろが遅くなったようです


頂上付近から見る駐車場と山並み

津山市神代(こうじろ)にあるこの梅の里公園、広さは約4ヘクタールで、この季節の県北の風物詩となっており、中国地方最大級の14品種2,000本が植えられています。今年の梅まつり、時節柄イベントはなくテント村で軽食の販売があるのみでした。
駐車場から、紅梅のある坂道をゆっくり進むと、道の両側にいろんな種類の濃淡のかわいいピンクの花が咲き、ロウバイも満開で競演、多くの人がスマフォで撮影をしていました。
中には、シートを持参し家族でお弁当を広げる人たち、ベンチで休憩する夫婦、愛犬を連れての散歩と思い思いのスタイルで旬の季節を味わっていました。
頂上の展望台付近からの眺めは最高で、幾重にも重なるはるか遠くの山並みを望むことができます。


清楚な白梅


メイン遊歩道 満開になると両側から梅の花が注ぎます


逆方向から見るとこんな感じです


美しい白梅の枝垂れがありました


雪が降っているようです


黒の芝犬がベンチで写真に納まっていました


散策を終えるとお昼までもう少し時間があったので、「まきばの館」に寄って帰ることにしました。梅の里公園からは、車で15分ほどの距離です
ファミリーの姿はありましたが、ドッグランの犬の鳴く声のみが聞こえていました。買い物とトイレ休憩を済ませ、すぎ茶屋に向かいました。
13時を過ぎ、店前の駐車場には空きがありました。席に着くとすぐに注文伺いに店員さんがやってきます。私は上天プラざるうどんを注文しました。5分ほどで出来立ての料理が運ばれてきました。こちらのうどん、讃岐うどんほどのコシはありませんが、かわりに弾力のあるポワンとした緬は、ほんとにおいしいのです。早い、うまい、対応よしでは文句のつけようがありませんね。

井原市に入り、最後に立ち寄ったが、美星町の“星の郷青空市場”内の徳山牧場アイス工房です。黒ゴマとミックスベリーのダブルコーンで注文し、車内で舌鼓。
被写体には恵まれませんでしたが、お腹にはうれしい満足の一日となりました。



まきばの館

(ご参考)
梅の里公園 入園無料 岡山県津山市神代622-1 津山市公式サイト
まきばの館 入園無料 岡山県久米郡美咲町北2272 公式サイト
すぎ茶屋福渡本店 岡山県岡山市北区建部町川口1552 
徳山牧場アイス工房 岡山県井原市美星町西水砂55-1 星の郷 産直プラザ内
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岡山県総社市 吉備路五重塔と菜の花畑、日本百名城・鬼ノ城を訪ねて

2022-03-12 22:55:42 | 歴史
訪問日:2022年2月28日(月)
2月の最終日、青空が広がり、撮影意欲を掻き立てる朝でした。このところ午後から風が強くなり、雲が広がる傾向があるため、早めに家を出発することにしました。
久しぶりに総社市の備中国分寺と鬼ノ城(きのじょう)を訪ねることにしたのです。

向かう途中、いつものように矢掛の町並みにある老舗のお店で旬の“いちご大福”を買い求め、すぐに倉敷市真備町を経由して吉備路・国分寺に向かいました。


備中国分寺五重塔周辺を歩く


菜の花畑と備中国分寺五重塔はこの季節の定番カット


吉備路自転車道

緩やかな丘陵地の田んぼの向こうに、堂々とそびえる重要文化財の五重塔が実に絵になります。その田んぼの一角に、菜の花が植えられており見ごろとなっていました。
この季節を象徴する菜の花と五重塔は、カメラマンお決まりの構図です。


こうもり塚古墳

菜の花畑を撮影したあと、散歩がてらに、こうもり塚古墳を訪ねてみることにしました。
小山のように見える前方後円墳。後円部石室の巨大な石組と石棺には驚くばかりです。その大きさは奈良の石舞台古墳にも匹敵するといわれています。
6世紀後半、古代の人はどのように運び積み上げたのでしょうか。また貝殻石灰岩をくり抜いて造られた石棺は、現井原市野上町から運ばれたとありますが、その距離も気になるところです。
このあと、国分寺の梅林を訪ねましたが、残念ながら見ごろはもう少し先のようでした。



石室の入り口


堅牢な石組


石棺


出口付近 スケールの大きさに圧倒される


備中国分寺正面


梅園の白梅と五重塔


境内の地蔵様


こんもりと繁るモンキーポッドのような巨木

日本百名城 鬼ノ城(きのじょう)

そして次に向かったのが、鬼ノ城です。平野部からも山の頂上にその姿を確認することができます。
つづら折りの山道を、対向車が来ないことを祈りながら進むこと10分。やっと駐車場に到着しました。周辺には民家も見られ驚きます。駐車場からきつめの坂道を歩いて進むと、脇道にそれる感じで学習広場があり、ここからの眺めが一番のビュースポットになっています。



古代山城 鬼ノ城遠景



復元された西門


学習広場に続く散策路


7世紀後半に築かれた


西門を内側から見る


素晴らしい眺望


逆方向から見る


城壁の内外に敷石を残す


高さ約6mの版築土塁

鬼ノ城は、古代の山城で大和朝廷が倭国防衛のため、7世紀後半に築城したと伝えられています。
遺構は保存状態がよく、西門付近では、柱の本数や大きさ、土塁や石垣が完全な形で残されていました。城の周囲は、2.8㎞、この西門が木造で復元されており、古代の山城を象徴するシンボルとなっています。
眺望は実に素晴らしく、森林浴で気分もリフレッシュ、おまけに他の観光客の姿はほとんどなく、たまにすれ違うハイカーとの、「こんにちは!」と交わすあいさつも心地よいものでした。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする