そろそろ梅の花が咲いているのではと、ネットで調べてみると、やはり例年にない寒気のせいか、どこもまだまだのようです。
岡山県の梅の名所というと、津山市の「梅の里公園」、岡山後楽園の梅林、RSKバラ園の梅林、半田山植物園、神崎梅園、山麓窯、旧閑谷学校、矢掛観照寺、種松山公園西園地、が知られていますが、その中でも、例年咲く時期が比較的早いとされる、倉敷市福田の種松山公園を、初めて訪ねてみることにしました。
ところが、所在地には電話番号がないので、ナビをセットすることができません。近くまで来たら案内標識でもあるだろうと、安易な気持ちで出かけましたが、それが大間違い。おまけに地図を一切持って出なかったので、場所がわから行ったり来たりと随分、時間を要してしまいました。
それでも何とかたどり着くと、そこは墓地がいたるところにある一角でした。駐車場が整備され、すぐの山の斜面に数十本の梅が植えられていました。遠目には濃いピンクに見え、期待もしてしまうのですが、近くで見ると、開花しているのはほんのわずか。まだ1部咲き程度でしょうか。これには少々がっかりしました。それでも一人、また一人と花見客がやってきます。今日の天気は曇天。撮影意欲も芳しくありません。
まだ一分咲き程度の梅林 (倉敷市福田町の種松山公園)
アップで撮ればとても愛らしい
何枚か撮影したあと、せっかく倉敷まで来たので、どこか他に寄ってみようと思いましたが、思い当たらず、結局、玉野市の深山公園に行ってみることにしました。種松山から下る山道、眼下に水島工業地帯の工場の建物や、白い煙を吐く煙突が見えます。ここは、工場群の夜景を撮影できる絶好のポイントかもしれません。
深山公園に向かう途中、おかやまファーマーズ・マーケット・サウスビレッジの建物が目に入ったので、トイレ休憩と買い物に寄ってみることにしました。お昼を過ぎた時刻のためか、肝心の生鮮野菜はほとんど売り切れのようでした。ここにも梅の木が何本かあったことを思い出しそちらに廻ってみると、梅の木は大胆に剪定されていて、つぼみを付ける枝そのものがほとんどない状態でした。数年前に来たとき、菜の花と西欧式の白い建物のコントラストがとても美しかったのを思い出します。ここもだめか、という感じです。
入園者が少ない日曜日 おかやまファーマーズ・マーケット・サウスビレッジ
深山公園に着くとまず池のほとりの駐車場に停めて、水鳥をみることにしました。ハクチョウはほんの数羽でしたが、カモなどはすごい数です。たまたま持っていたパンを小さく切って投げるとおもしろいように集まってきます。
そして、次に向かったのが、池の反対側のドッグラン。大型犬と小型犬とに分かれて、とてもたくさんのワンちゃんが遊んでいました。見ているだけで癒されます。うちの愛犬ムックもつれてきてやればよかったな、と思いますが、かなり内気な犬なのではたして喜ぶかどうか、でも興味のあるところです。
エサやりが楽しい公園の池(深山公園)
広々としたドッグランは大人気(深山公園)
最後に向かったのが、駐車場の北側にある道の駅。前の広場では、骨董市などもあって、めずらしい品々が並んでいましたが、私が興味を持ったのが、お茶の釜でした。実は、お点前の練習に釜がひとつ欲しいと思っていたのです。店主曰く「この釜は明治期、福岡でつくられたもの、なかなかいいものですよ!勉強しても15,000円まで!」とのことでした。練習なので、水が漏れなければそれで結構なのですが、それでもどうしたものかと躊躇してしまいます。「この道具類は、以前、表千家の師匠をされていた方が、お歳のためにお茶を辞められる際、手放されたもの。値打ちものですよ!」と店主。でも自分としてはいくつかの中から選んで買いたいのです。月に2回、出店しているとのことなので、またよく考えて来ることにしました。帰りに、名物のアナゴ焼を買って帰路に着きました。
今日は、ほんとに残念な一日でした。でもこういう日もあるでしょう。
岡山県の梅の名所というと、津山市の「梅の里公園」、岡山後楽園の梅林、RSKバラ園の梅林、半田山植物園、神崎梅園、山麓窯、旧閑谷学校、矢掛観照寺、種松山公園西園地、が知られていますが、その中でも、例年咲く時期が比較的早いとされる、倉敷市福田の種松山公園を、初めて訪ねてみることにしました。
ところが、所在地には電話番号がないので、ナビをセットすることができません。近くまで来たら案内標識でもあるだろうと、安易な気持ちで出かけましたが、それが大間違い。おまけに地図を一切持って出なかったので、場所がわから行ったり来たりと随分、時間を要してしまいました。
それでも何とかたどり着くと、そこは墓地がいたるところにある一角でした。駐車場が整備され、すぐの山の斜面に数十本の梅が植えられていました。遠目には濃いピンクに見え、期待もしてしまうのですが、近くで見ると、開花しているのはほんのわずか。まだ1部咲き程度でしょうか。これには少々がっかりしました。それでも一人、また一人と花見客がやってきます。今日の天気は曇天。撮影意欲も芳しくありません。
まだ一分咲き程度の梅林 (倉敷市福田町の種松山公園)
アップで撮ればとても愛らしい
何枚か撮影したあと、せっかく倉敷まで来たので、どこか他に寄ってみようと思いましたが、思い当たらず、結局、玉野市の深山公園に行ってみることにしました。種松山から下る山道、眼下に水島工業地帯の工場の建物や、白い煙を吐く煙突が見えます。ここは、工場群の夜景を撮影できる絶好のポイントかもしれません。
深山公園に向かう途中、おかやまファーマーズ・マーケット・サウスビレッジの建物が目に入ったので、トイレ休憩と買い物に寄ってみることにしました。お昼を過ぎた時刻のためか、肝心の生鮮野菜はほとんど売り切れのようでした。ここにも梅の木が何本かあったことを思い出しそちらに廻ってみると、梅の木は大胆に剪定されていて、つぼみを付ける枝そのものがほとんどない状態でした。数年前に来たとき、菜の花と西欧式の白い建物のコントラストがとても美しかったのを思い出します。ここもだめか、という感じです。
入園者が少ない日曜日 おかやまファーマーズ・マーケット・サウスビレッジ
深山公園に着くとまず池のほとりの駐車場に停めて、水鳥をみることにしました。ハクチョウはほんの数羽でしたが、カモなどはすごい数です。たまたま持っていたパンを小さく切って投げるとおもしろいように集まってきます。
そして、次に向かったのが、池の反対側のドッグラン。大型犬と小型犬とに分かれて、とてもたくさんのワンちゃんが遊んでいました。見ているだけで癒されます。うちの愛犬ムックもつれてきてやればよかったな、と思いますが、かなり内気な犬なのではたして喜ぶかどうか、でも興味のあるところです。
エサやりが楽しい公園の池(深山公園)
広々としたドッグランは大人気(深山公園)
最後に向かったのが、駐車場の北側にある道の駅。前の広場では、骨董市などもあって、めずらしい品々が並んでいましたが、私が興味を持ったのが、お茶の釜でした。実は、お点前の練習に釜がひとつ欲しいと思っていたのです。店主曰く「この釜は明治期、福岡でつくられたもの、なかなかいいものですよ!勉強しても15,000円まで!」とのことでした。練習なので、水が漏れなければそれで結構なのですが、それでもどうしたものかと躊躇してしまいます。「この道具類は、以前、表千家の師匠をされていた方が、お歳のためにお茶を辞められる際、手放されたもの。値打ちものですよ!」と店主。でも自分としてはいくつかの中から選んで買いたいのです。月に2回、出店しているとのことなので、またよく考えて来ることにしました。帰りに、名物のアナゴ焼を買って帰路に着きました。
今日は、ほんとに残念な一日でした。でもこういう日もあるでしょう。