未熟なカメラマン さてものひとりごと

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広島県の紅葉の名所 錦秋の神勝寺を歩く 福山市沼隈町大字上山南91

2020-11-18 22:48:39 | 紅葉の名所
訪問日:令和2年(2020)11月11日

神勝寺 総門 京都御苑内にあった旧賀陽宮邸の門を1965年に移築したものです。

“神勝寺 禅と庭のミュージアム”、一昨年訪ねた時、カエデ類が多く秋は特別きれいだろうなとずっと思っていました。しかし、ネットで広島県の紅葉の名所を検索しても、県西部で取り上げられているのは、三景園や仏通寺など、神勝寺はまず登場しません。そこで確かめるべく期待を持って出かけることにしました。

神勝寺は、天心山神勝寺といい、1965年に建立された臨済宗建仁寺派の特例地寺院です。その神勝寺を基盤に、禅の教えを多くの人に体験してもらおうと構想されたのが、「神勝寺 禅と庭のミュージアム」です。その中核を成すのが修行道場「国際禅道場」で、国内外に広く門戸を開いています。
一方で、江戸時代中期に臨済宗を中興させた白隠禅師の禅画・墨蹟およそ200点のコレクションや、アートパビリオン《洸庭》などで、禅の世界を紹介しています。


(総門前の紅葉)

総門前の紅葉。なにやら期待できそうです。


総門から中を見たところです。特徴的なのが京都の光悦寺垣をヒントにした竹垣です。

(含空院周辺)


含空院(がんくういん)は、滋賀県の臨済宗永源寺より移築、再建したものです。煎茶や甘味、湯豆腐を堪能できます。


含空院の隣の建物。


早くもきれいなモミジに出会うことができました。

(賞心庭全景)


左の丘の上に見えるのが多宝塔


池に紅葉の赤が映り込んでいます。

(慈正庵の紅葉)


慈正庵に続く遊歩道沿いの紅葉は見事です。


季節の花、ツワブキ。逸る心を落ち着かせてくれます。


ため息が出るほどの美しさ。絶好の被写体です。


強烈、鮮明な赤のモミジ。燃えるようです。


人懐こいジョウビタキが出迎えてくれました。


この季節ならではのモミジのトンネルです。


ドウダンツツジの赤も負けてはいません。


慈正庵が見えてきました。


この黄色がとてもきれいに見えました。


ほんとに見ごろでよかったです。期待以上でした。

(龍背橋から見る紅葉)


橋から見る紅葉の慈正庵。実に絵になります。


橋のたもとにあったハート形の黄葉した葉っぱ。


一輪のツバキ。またしても逸る心をリセットです。

(五観堂の紅葉)


黄色いカエデ類に覆われた五観堂。


黄色、オレンジ系の紅葉です。


緑から黄色、オレンジ、赤と紅葉の過程をみるようです。


ため息が出るほどの美しさでした。


水車小屋がありました。この日は廻っていませんでした。


何でもない熊笹です。


建物の前にあった水鉢です。モミジが一枝沈めてありました。意図的か偶然かわかりません。


名物、神勝寺うどんは、雲水にとっての一番のごちそうである湯だめのうどんです。食べ方の作法を教えてくれます。

(花紅苑の紅葉)

パンフレットを見ると、花紅苑に唯一、モミジマークが入っています。神勝寺内でも紅葉が一番美しいところです。


オレンジと黄色の紅葉が折り重なる


まさに錦秋です。


アオシダレもきれいに紅葉し、わき役となって苑内を彩っています。


ここまで来る人は少ないようで、素晴らしい景観を独り占めです。


正面の建物が供養塔です。


もう何枚撮ったかわかりません。


強烈な赤のモミジです。


弥勒菩薩の穏やかなお顔です。


ニシキギの赤も、ここでは目立ちません。


ユーモラスなお顔の石像がありました


まさに錦秋。クライマックスと言えるでしょう。


花紅苑の最後の一枚。

(秀路軒から一来亭)


秀路軒前の紅葉。


これはこれで美しいのですが、花紅苑を見た後では、何とも。


何でもないナンテンの実ですが、どこか癒される感じがします。


無明院に通じる緩い坂道が続きます。


茶室・一来亭 数寄屋研究の第一人者、故中村昌生氏の監修により復元された千利休の一畳台目の茶室です。

(無明院の石庭)


見事な石庭です。


ほんとに美しい。癒されます。


本堂から見る鐘楼


大きな建物です。

(荘厳堂の白隠コレクション)


神勝寺は、白隠のおよそ200点の作品を収蔵しています。撮影は自由ですが、フラッシュは厳禁です。


ユーモラスな禅画、墨跡のコレクションです。随時展示替えを行っています。


ギャラリーショップから見る石庭、眺望抜群です。

(鐘楼)


鐘楼前の庭園


鐘楼の鐘。自由に突くことができます。柱が曲がって見えますが、広角で撮ったためです。


無明院の門前から見る急な石段

(鐘楼門付近の紅葉)


こちらも美しい


アップで見ると葉の形がくっきり見えます。


モミジが折り重なる、まるで京都の有名な寺院に来たようです。


鐘楼門から見る紅葉。実に絵になります。

(賞心庭・対岸の紅葉)


池に降りかかるようです。


一枚一枚がとても美しい


高校生のグループが記念撮影をしていました。重量が大丈夫か心配でした。


国際禅道場の正門。


橋の上から見る含空院方面

(多宝塔周辺 寒桜と絶景)


寒桜が咲いていました。


高台から見る絶景。やっと青空が見えてきました。


多宝塔です。

(洸庭)


洸庭に続く陸橋


総門が眼下に見えます。なかなかの眺望です。


洸庭を下から見たところです。日本の伝統的建築のこけら葺きの技法で作られています。


入り口への橋が見えます。


真下から見たところです。


巨大な建物はまるでUFOのようです。


正面から見たところ


寒桜とモミジの競演


パビリオンへの入り口です


建物越しに見る紅葉


最後の一枚です。

最後までご覧いただきありがとうございました。










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城崎温泉街と極楽寺の枯山水庭園「清閑庭」を訪ねて 兵庫県豊岡市城崎町

2020-11-09 11:31:58 | 温泉
訪問日:令和2年(2020)10月5日


Gotoトラベルを利用した山陰の旅’のつづきです。
出石の人気そば店・近又でおいしい出石皿そばを堪能したあと、目的地の湯村温泉に行く前に、城崎に立ち寄り日中の温泉街を散策してみようと思いました。
ここで苦労したのが、駐車場でした。たまたま空いていた観光バス対応の大型駐車場に入れましたが、いきなり3時間1,000円との宣告。少々高いと思いつつ、また探すのも面倒なのでそのまま停めることにしました。なかには値段を聞いて引き返す車もありました。



城崎といえばこの景観、大谿川の柳並木


夜は雰囲気がガラリと変わる (撮影日:2018.10.28)


城崎温泉といえばやはり外湯。駅通りを突き当たったところにある地蔵湯

時刻は、午後2時ごろでしたが、この時間でもそぞろ歩く観光客の姿がありました。それにしてもこの城崎、いつ来ても若者のグループやカップルの多いことに気が付きます。
しだれ柳が揺れる大谿川に沿って、旅館や外湯、土産物や懐かしい遊技場などが賑やかに並び、この町の華やかさが若者の心を引き付けるのでしょうか。



駅通り


派手な看板もある、まるで道頓堀のようです


人力車、乗って自由に写真を撮ることもできる


一の湯


夜はこんな感じです(撮影日:2018.10.28)


玉橋あたりが最も風情のあるところ

「高瀬川のような浅い流れが町の真ん中を貫いている。その両側に細い千本格子のはまった、二階、三階の湯宿が軒をならべ、眺めはむしろ曲輪の趣きに近かった。また温泉場としては珍しく清潔な感じも彼を喜ばした」志賀直哉の「暗夜行路」の一節です。
現在の旅館は、三木屋、ゆとうや旅館、つたや旅館などかつて文人墨客が愛した老舗旅館もありますが、約80軒と言われる旅館の多くが今風のカジュアルなスタイルです。大正14年、城崎の町は北但大地震で壊滅的な被害を受けました。町並みは、昔の風情を残しながらハイカラな温泉街として復興し、さらに発展して現在に至っています。



昼間の通り


夜になるとぐっとにぎやかになります(撮影日:2018.10.28)




遊技場もこの通り(撮影日:2018.10.28)


木屋町通りで見た石像


重厚な土蔵の扉


外湯 まんだら湯


ヤマハギが花をつけていました


スイレンを見つけました


大きなカエルもいました

(極楽寺 枯山水庭園「清閑庭」)

山門 極楽寺は臨済宗大徳寺派の寺院

今回、一番興味があったのが、未だ訪ねたことのない極楽寺の枯山水の石庭「清閑庭」です。極楽寺は、温泉街の西南の隅に位置し、川沿いの桜並木の続く木屋町通りをひたすら進むと、ロープウェイ乗り場手前の奥まったところにありました。立派な山門を潜ると、本堂の前に枯山水庭園が広がっています。白砂と黒砂が左右に配置され、その中に浮かぶ苔むした石。その幾何学模様が、とても斬新に見えました。どこか重森三玲が作庭したかのような趣があります。日本庭園大好きの私にはたまりません。いろんな角度から撮影をしました。来た甲斐があったというものです。
極楽寺は、臨済宗大徳寺派の仏教寺院、予約をすれば、住職の説教と座禅の体験もできるとか。非日常的な空間にどっぷりと浸かってみるのもいいですね。



本堂


大海に島が浮かんでいるよう


苔で覆われた島


存在感のある蹲踞


別角度から山門方面を見る


黒砂と白砂のコントラストが美しい


別角度から


庚申堂、奈良市のならまちでも同じようなものを見ました


反対側から本堂方面を見る


本当に美しい


山門前の岩肌にたくさんの地蔵


マンホールは意外にも桜と石橋のデザイン

湯の里通りにでました


志賀直哉ゆかりの宿 三木屋


出格子のある三階建ての風情ある旅館


びっくり紫陽花がまだ咲いていました


一の湯まで戻ってきました


川面に映る枝垂れ柳

このあと、本日の最終目的地湯村温泉に向かいました。時間的には少し早いのですが、早く着いて、夕食の前に温泉街をゆっくり散策してみようと思ったからです。

山陰の旅その1 但馬の小京都・城下町出石(いずし)皿そばの名店を訪ねて

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四国霊場88番札所大窪寺の紅葉、もう始まっていました!

2020-11-05 23:04:56 | 紅葉の名所
訪問日:令和2年(2020)10月31日

駐車場付近から見る大イチョウ

テレビの紅葉情報で、香川県さぬき市の大窪寺で見ごろが始まっているとの紹介がありました。四国八十八ヶ所霊場で結願(けちがん)の寺として有名な「第88番大窪寺」。数年前の紅葉の時期に一度訪ねたことがありますが、それは見事だった記憶があります。

ワンちゃんのいじらしい姿に感動した当時の記事はこちら!

完全な見ごろの画像はこちら 未熟なカメラマン・日帰り旅日記 


いつ頃行ったのか調べてみると、11月の下旬でした。比較すると1箇月も早いことになります。間違いかもとHPで確認すると、紅葉の見ごろは、10月末から11月末と期間がとても長いことがわかりました。
当日は、雲一つない素晴らしい天気。紅葉の見ごろも間違いなさそうなので、久しぶりに瀬戸大橋を渡って四国に出かけることにしました。(高速料金が高額なのでそう度々行けません)所要時間は、約2時間です。到着したのは、ちょうどお昼前でしたが、やはり考えることは誰しも同じ。駐車場は多くの車であふれていました。



本堂に続く参道


山門


大窪寺は真言宗大覚寺派の寺院 山門の内側には大きなわらじが鎮座している


今の時季、紅葉は概ねご覧のような具合


それでも部分的にみられる美しい紅葉


本当にきれいです

山門付近を見上げると背丈の高いカエデが部分的に紅葉していました。そして境内に入ると、一番に目に入るのが大イチョウです。その高さたるや見上げるような巨木ですが、まさに見ごろ、青い空に黄色が映えてとても鮮明でした。ここはまさに撮影スポット、大勢の人が写真を撮り合っていました。
境内での撮影を終えると、本堂でのお参りです。最後の札所だけあって、結願のお遍路さんたちが杖をおろす奉納場所が設置されていました。
お参りが終わるといよいよモミジ狩りのクライマックス。坂道を下る周辺は多くのカエデが植栽されていて、一番の場所です。見渡すと一部、紅葉したカエデも見られますが、全体的見ごろはもう少し先のようです。



境内に入ってきました。大イチョウはやはり圧倒的存在感、大きいので収まり切りません


イチョウをバックに狛犬


本殿にお参りする善男善女


イチョウをバックに石像


坂道を下ると、ごころうさまでしたと紅葉したカエデが迎えてくれる


見上げると小さな葉のもみじ


まだ青々とした緑のままのカエデとすっかり紅葉したモミジが混在している


確かに見ごろといってもいいかもしれません


すっかり堪能させていただきました


坂道を下るとご覧のような広場があり、なぜかほっとする開放感がある


この辺りから見るイチョウが一番美しい

境内を出ると門前のお店が大繁盛しています。お土産販売所なのですが、このお店、60年以上つづく老舗、その名も「八十八庵」。ここの超人気なメニューが「打ち込みうどん」です。香川県産小麦「さぬきの夢」を、大窪寺の裏山で湧くお大師様の霊水で練りあげたものだそうです。合わせみそ仕立ての汁の中で、だいこん、にんじん、里芋、ごぼう、油あげ、豚肉、ねぎと一緒に打ちたての麺を煮込んだ八十八庵秘伝の味です。やはりこの日も長い行列ができていました。麺類には目がない私ですが、さすがにこの行列には降参でした。
ということで、今回もお昼は讃岐うどんの名店「もり屋」ということになりました。



繁盛する八十八庵、コロナ対策は大丈夫なのでしょうか


なぜか水槽の中に青モミジ、用途が気になります
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高山寺のツワブキが見ごろでした! 岡山県井原市高屋町1801

2020-11-03 21:08:20 | 花の名所
訪問日 令和2年(2020)10月26日


今年もツワブキの花を見ようと、井原市高屋町の高山寺を訪ねました。当日は、青空の広がる素晴らしい天気でした。仁王門前から向かいの経ヶ丸山の頂上付近に目をやると、市の遊戯施設「わくわくドラゴンハウス」がくっきり見えます。

仁王門を潜ると頭上に、青銅製の錆びた岡山県指定重要文化財の梵鐘が下がっています。説明文によると、室町時代中期のもので、高山寺のために鋳造され、現在までこの場所にあるとか。こういう例はきわめてめずらしいそうです。

きれいに管理された境内、真正面には真新しい本堂が見えます。高山寺で有名なのは、この本堂裏にあるモッコクです。井原市の観光サイトには次のように紹介されています。
「周囲2.3m、幹は8本に分かれ、枝張りは東西17m、南北15mに広がり上空を覆う。推定樹齢は約350年といわれ、県下最大級であり、7月には白い小さな花が満開になり参拝者の目を楽しませている。井原市の天然記念物に指定されている。(指定年1959年)」



高山寺は真言宗大覚寺派の寺院 天平3年(731年)行基菩薩により開基されたと伝えられる


左右に金剛力士像を安置する梵鐘付きの仁王門


きれいに管理された境内


宝物館(2012建造) 国指定重要文化財の不動明王坐像、地蔵菩薩立像が安置されている


高山寺本堂


本堂の右手を回り込むと、モッコクがある

夏、花の咲くころに訪ねると、小さな白い花が咲き乱れ、甘い香りが辺り一面に漂い、ミツバチがブンブンと羽音を立てて飛び交います。
幹から分かれた枝の太さは、幹を上回るかと思えるほど太く、まるで筋肉隆々、ヘラクレスのようです。樹齢をさかのぼると植えられたのは江戸時代前期、梵鐘とともに長く高山寺を見守ってきたのでしょう。



井原市指定の天然記念物「モッコク」推定樹齢は350年


幹の周辺をツワブキが彩る




後ろに土塀があり、どこか和の趣き


ツワブキの群落


モッコクの幹、上部の枝の太さがすごい、まるでヘラクレスのよう


岡山県指定の重要文化財の梵鐘は、室町時代中期の鋳造 自由に突くことができる

ツワブキは、この幹の下一面に咲いています。後ろには土塀が控え、とても絵になります。
季節を感じさせてくれる秋の穏やかなひとときでした。



その後、市内散策 これは西江原町のため池・大池


のどかな山里(西江原町賀山地区)に癒される
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但馬の小京都・城下町出石(いずし) 皿そばの名店を訪ねて 兵庫県豊岡市出石町 

2020-11-01 08:16:26 | そば
訪問日 令和2年(2020)10月5日

出石は重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)に指定されている。辰鼓楼は、江戸時代、辰の刻(午前8時)に太鼓を打ち鳴らし、刻を告げたことから名付けられた。時計台となった今も出石の歴史を刻み続ける。

GOTOトラベルキャンペーンを利用して、一泊二日で山陰湯村温泉を訪ねることにしました。初日の最初の訪問地が、但馬の小京都といわれる城下町・出石でした。目的は町並み散策でしたが、出石といえば知る人ぞ知る皿そばが有名です。
中心部には、多くの店が並んでいます。出石は3回目の訪問ですが、今回は並んでも有名店のそばを食べてみたいと思いました。ネットでいろいろ情報を集めた結果、かなりの率で1位を占めていたのが、近又(きんまた)です。店の開店時間の11時ごろには、はや行列ができていました。
このお店、ホームページによりますと、ミシュランガイド兵庫2016特別版掲載店となっています。30分ほど待ってやっと順番が回ってきました。入口付近の厨房では、何人も集まって皿にそばをもっていました。



人気店・近又(きんまた)


出石手打ちそばの由来が書かれている


(近又)画像は2人前 5枚が1人前

玄そば(そばの実)を皮ごと石臼で挽いたものを使用し、そば本来のもつ香りと、手打ちならではの強いコシと確かな歯ごたえを味わうことができる。製粉は店内で行っており、「挽きたて」「打ち立て」「ゆがきたて」の「三たて」と、長い伝統の味を頑なに守り続けている。男性・女性20皿、子ども(小学生以下)15皿を食べると「皿そばの証」をもらえ、5枚集めると「そば通の証」が発行され、1年間無料になる特典も。さらに、大人男性50皿、大人女性40皿、子ども(小学生以下)30皿を10分以内で食べるとなんと永久無料(同店HPより)

(出石そばの特徴)
町を歩けば、至るところにそば屋の暖簾がゆれている。人口1万人の小さな町にそば屋がなんと50軒。出石を訪れて皿そばを食べない人はいない。ほとんどのお店で、1人前5枚のセットで提供されている。出石そばならではの薬味といえば、タマゴ・とろろ・ネギ・わさび・大根おろし。いろいろなバリエーションの味付けで、風味豊かな出石そばが味わえる。つゆはカツオと昆布の濃厚なダシが基本になっており、お店ごとの独自のアレンジで食べ比べるのも楽しい。

(つづき)
一番奥の座敷に案内されましたが、目の前に坪庭があり、ゆったりとしてとてもリラックスできます。注文するとすぐにそばが運ばれてきました。出石焼の小さな皿が5つ。生卵やとろろ、大根おろし、数種類の薬味と、とっくりに入ったそばつゆが用意され、食べ方の説明もしてくれます。
後ろのテーブルでは、短時間に何皿もそばを完食した人でしょうか、店の人から拍手を受けていました。
挽きたて、打ち立て、茹でたてで味はもちろん申し分なし、おまけに店員の明るく元気で親切丁寧な対応、これでは流行るのも当たり前ですね。
このあと、町並みを散策することにしました。おなじみの時計台・震古楼は出石のシンボルですが、曇天で逆光ぎみ、仕方ありませんね。ちょうど、テレビの番組の取材でしょうか、女優さんを先頭に町並みを歩くクルーを目にしました。
このあと、明治館、出石酒造酒蔵、資料館、家老屋敷、出石永楽館などを廻って次の目的地・城崎に向かいました。


町並み散策

古元屋は辰鼓楼近くの八百屋さん


消火栓の蓋は、やはりシンボル辰鼓楼


豊岡のゆるキャラ「玄さん」


そばの人気店 湖月堂内堀店


そばの人気店 正覚田中屋の風格ある店構え


そばの人気店 たくみや


テレビ番組の取材でしょうか


出石明治館 出石気多郡役所として明治20年に建造された木造擬洋風建物として。現在は展示館として保存整備されている


マンホールのデザインは、やはり辰鼓楼


本高寺山門


出石酒造


明治の大火にも焼け残った出石酒造の酒蔵。赤土の塀と虫籠窓が築250年の風格を感じさせる


豊岡市立出石資料館 明治時代の豪商稲富家の旧邸を資料館として改装し、出石藩ゆかりの資料を中心に展示している


庭園もある


にぎやかな通り

(家老屋敷)

出石城内にあった江戸後期の上級武士の居宅


大名行列の諸道具など出石藩に関する資料を展示


リアルな武士姿の人形


ふみ幅の狭い急な階段


天井は低い

(永楽館)

明治時代の工法で復元された近畿地方最古の芝居小屋

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