訪問日:令和2年(2020)11月11日
神勝寺 総門 京都御苑内にあった旧賀陽宮邸の門を1965年に移築したものです。
“神勝寺 禅と庭のミュージアム”、一昨年訪ねた時、カエデ類が多く秋は特別きれいだろうなとずっと思っていました。しかし、ネットで広島県の紅葉の名所を検索しても、県西部で取り上げられているのは、三景園や仏通寺など、神勝寺はまず登場しません。そこで確かめるべく期待を持って出かけることにしました。
神勝寺は、天心山神勝寺といい、1965年に建立された臨済宗建仁寺派の特例地寺院です。その神勝寺を基盤に、禅の教えを多くの人に体験してもらおうと構想されたのが、「神勝寺 禅と庭のミュージアム」です。その中核を成すのが修行道場「国際禅道場」で、国内外に広く門戸を開いています。
一方で、江戸時代中期に臨済宗を中興させた白隠禅師の禅画・墨蹟およそ200点のコレクションや、アートパビリオン《洸庭》などで、禅の世界を紹介しています。
(総門前の紅葉)
総門前の紅葉。なにやら期待できそうです。
総門から中を見たところです。特徴的なのが京都の光悦寺垣をヒントにした竹垣です。
(含空院周辺)
含空院(がんくういん)は、滋賀県の臨済宗永源寺より移築、再建したものです。煎茶や甘味、湯豆腐を堪能できます。
含空院の隣の建物。
早くもきれいなモミジに出会うことができました。
(賞心庭全景)
左の丘の上に見えるのが多宝塔
池に紅葉の赤が映り込んでいます。
(慈正庵の紅葉)
慈正庵に続く遊歩道沿いの紅葉は見事です。
季節の花、ツワブキ。逸る心を落ち着かせてくれます。
ため息が出るほどの美しさ。絶好の被写体です。
強烈、鮮明な赤のモミジ。燃えるようです。
人懐こいジョウビタキが出迎えてくれました。
この季節ならではのモミジのトンネルです。
ドウダンツツジの赤も負けてはいません。
慈正庵が見えてきました。
この黄色がとてもきれいに見えました。
ほんとに見ごろでよかったです。期待以上でした。
(龍背橋から見る紅葉)
橋から見る紅葉の慈正庵。実に絵になります。
橋のたもとにあったハート形の黄葉した葉っぱ。
一輪のツバキ。またしても逸る心をリセットです。
(五観堂の紅葉)
黄色いカエデ類に覆われた五観堂。
黄色、オレンジ系の紅葉です。
緑から黄色、オレンジ、赤と紅葉の過程をみるようです。
ため息が出るほどの美しさでした。
水車小屋がありました。この日は廻っていませんでした。
何でもない熊笹です。
建物の前にあった水鉢です。モミジが一枝沈めてありました。意図的か偶然かわかりません。
名物、神勝寺うどんは、雲水にとっての一番のごちそうである湯だめのうどんです。食べ方の作法を教えてくれます。
(花紅苑の紅葉)
パンフレットを見ると、花紅苑に唯一、モミジマークが入っています。神勝寺内でも紅葉が一番美しいところです。
オレンジと黄色の紅葉が折り重なる
まさに錦秋です。
アオシダレもきれいに紅葉し、わき役となって苑内を彩っています。
ここまで来る人は少ないようで、素晴らしい景観を独り占めです。
正面の建物が供養塔です。
もう何枚撮ったかわかりません。
強烈な赤のモミジです。
弥勒菩薩の穏やかなお顔です。
ニシキギの赤も、ここでは目立ちません。
ユーモラスなお顔の石像がありました
まさに錦秋。クライマックスと言えるでしょう。
花紅苑の最後の一枚。
(秀路軒から一来亭)
秀路軒前の紅葉。
これはこれで美しいのですが、花紅苑を見た後では、何とも。
何でもないナンテンの実ですが、どこか癒される感じがします。
無明院に通じる緩い坂道が続きます。
茶室・一来亭 数寄屋研究の第一人者、故中村昌生氏の監修により復元された千利休の一畳台目の茶室です。
(無明院の石庭)
見事な石庭です。
ほんとに美しい。癒されます。
本堂から見る鐘楼
大きな建物です。
(荘厳堂の白隠コレクション)
神勝寺は、白隠のおよそ200点の作品を収蔵しています。撮影は自由ですが、フラッシュは厳禁です。
ユーモラスな禅画、墨跡のコレクションです。随時展示替えを行っています。
ギャラリーショップから見る石庭、眺望抜群です。
(鐘楼)
鐘楼前の庭園
鐘楼の鐘。自由に突くことができます。柱が曲がって見えますが、広角で撮ったためです。
無明院の門前から見る急な石段
(鐘楼門付近の紅葉)
こちらも美しい
アップで見ると葉の形がくっきり見えます。
モミジが折り重なる、まるで京都の有名な寺院に来たようです。
鐘楼門から見る紅葉。実に絵になります。
(賞心庭・対岸の紅葉)
池に降りかかるようです。
一枚一枚がとても美しい
高校生のグループが記念撮影をしていました。重量が大丈夫か心配でした。
国際禅道場の正門。
橋の上から見る含空院方面
(多宝塔周辺 寒桜と絶景)
寒桜が咲いていました。
高台から見る絶景。やっと青空が見えてきました。
多宝塔です。
(洸庭)
洸庭に続く陸橋
総門が眼下に見えます。なかなかの眺望です。
洸庭を下から見たところです。日本の伝統的建築のこけら葺きの技法で作られています。
入り口への橋が見えます。
真下から見たところです。
巨大な建物はまるでUFOのようです。
正面から見たところ
寒桜とモミジの競演
パビリオンへの入り口です
建物越しに見る紅葉
最後の一枚です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
神勝寺 総門 京都御苑内にあった旧賀陽宮邸の門を1965年に移築したものです。
“神勝寺 禅と庭のミュージアム”、一昨年訪ねた時、カエデ類が多く秋は特別きれいだろうなとずっと思っていました。しかし、ネットで広島県の紅葉の名所を検索しても、県西部で取り上げられているのは、三景園や仏通寺など、神勝寺はまず登場しません。そこで確かめるべく期待を持って出かけることにしました。
神勝寺は、天心山神勝寺といい、1965年に建立された臨済宗建仁寺派の特例地寺院です。その神勝寺を基盤に、禅の教えを多くの人に体験してもらおうと構想されたのが、「神勝寺 禅と庭のミュージアム」です。その中核を成すのが修行道場「国際禅道場」で、国内外に広く門戸を開いています。
一方で、江戸時代中期に臨済宗を中興させた白隠禅師の禅画・墨蹟およそ200点のコレクションや、アートパビリオン《洸庭》などで、禅の世界を紹介しています。
(総門前の紅葉)
総門前の紅葉。なにやら期待できそうです。
総門から中を見たところです。特徴的なのが京都の光悦寺垣をヒントにした竹垣です。
(含空院周辺)
含空院(がんくういん)は、滋賀県の臨済宗永源寺より移築、再建したものです。煎茶や甘味、湯豆腐を堪能できます。
含空院の隣の建物。
早くもきれいなモミジに出会うことができました。
(賞心庭全景)
左の丘の上に見えるのが多宝塔
池に紅葉の赤が映り込んでいます。
(慈正庵の紅葉)
慈正庵に続く遊歩道沿いの紅葉は見事です。
季節の花、ツワブキ。逸る心を落ち着かせてくれます。
ため息が出るほどの美しさ。絶好の被写体です。
強烈、鮮明な赤のモミジ。燃えるようです。
人懐こいジョウビタキが出迎えてくれました。
この季節ならではのモミジのトンネルです。
ドウダンツツジの赤も負けてはいません。
慈正庵が見えてきました。
この黄色がとてもきれいに見えました。
ほんとに見ごろでよかったです。期待以上でした。
(龍背橋から見る紅葉)
橋から見る紅葉の慈正庵。実に絵になります。
橋のたもとにあったハート形の黄葉した葉っぱ。
一輪のツバキ。またしても逸る心をリセットです。
(五観堂の紅葉)
黄色いカエデ類に覆われた五観堂。
黄色、オレンジ系の紅葉です。
緑から黄色、オレンジ、赤と紅葉の過程をみるようです。
ため息が出るほどの美しさでした。
水車小屋がありました。この日は廻っていませんでした。
何でもない熊笹です。
建物の前にあった水鉢です。モミジが一枝沈めてありました。意図的か偶然かわかりません。
名物、神勝寺うどんは、雲水にとっての一番のごちそうである湯だめのうどんです。食べ方の作法を教えてくれます。
(花紅苑の紅葉)
パンフレットを見ると、花紅苑に唯一、モミジマークが入っています。神勝寺内でも紅葉が一番美しいところです。
オレンジと黄色の紅葉が折り重なる
まさに錦秋です。
アオシダレもきれいに紅葉し、わき役となって苑内を彩っています。
ここまで来る人は少ないようで、素晴らしい景観を独り占めです。
正面の建物が供養塔です。
もう何枚撮ったかわかりません。
強烈な赤のモミジです。
弥勒菩薩の穏やかなお顔です。
ニシキギの赤も、ここでは目立ちません。
ユーモラスなお顔の石像がありました
まさに錦秋。クライマックスと言えるでしょう。
花紅苑の最後の一枚。
(秀路軒から一来亭)
秀路軒前の紅葉。
これはこれで美しいのですが、花紅苑を見た後では、何とも。
何でもないナンテンの実ですが、どこか癒される感じがします。
無明院に通じる緩い坂道が続きます。
茶室・一来亭 数寄屋研究の第一人者、故中村昌生氏の監修により復元された千利休の一畳台目の茶室です。
(無明院の石庭)
見事な石庭です。
ほんとに美しい。癒されます。
本堂から見る鐘楼
大きな建物です。
(荘厳堂の白隠コレクション)
神勝寺は、白隠のおよそ200点の作品を収蔵しています。撮影は自由ですが、フラッシュは厳禁です。
ユーモラスな禅画、墨跡のコレクションです。随時展示替えを行っています。
ギャラリーショップから見る石庭、眺望抜群です。
(鐘楼)
鐘楼前の庭園
鐘楼の鐘。自由に突くことができます。柱が曲がって見えますが、広角で撮ったためです。
無明院の門前から見る急な石段
(鐘楼門付近の紅葉)
こちらも美しい
アップで見ると葉の形がくっきり見えます。
モミジが折り重なる、まるで京都の有名な寺院に来たようです。
鐘楼門から見る紅葉。実に絵になります。
(賞心庭・対岸の紅葉)
池に降りかかるようです。
一枚一枚がとても美しい
高校生のグループが記念撮影をしていました。重量が大丈夫か心配でした。
国際禅道場の正門。
橋の上から見る含空院方面
(多宝塔周辺 寒桜と絶景)
寒桜が咲いていました。
高台から見る絶景。やっと青空が見えてきました。
多宝塔です。
(洸庭)
洸庭に続く陸橋
総門が眼下に見えます。なかなかの眺望です。
洸庭を下から見たところです。日本の伝統的建築のこけら葺きの技法で作られています。
入り口への橋が見えます。
真下から見たところです。
巨大な建物はまるでUFOのようです。
正面から見たところ
寒桜とモミジの競演
パビリオンへの入り口です
建物越しに見る紅葉
最後の一枚です。
最後までご覧いただきありがとうございました。