未熟なカメラマン さてものひとりごと

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神戸布引ハーブ園 今が旬の季節です! 平成27年6月28日(日) 

2015-06-30 23:54:44 | 公園

ゴンドラと神戸の街並み

日曜日、いつもの調子でどこかカメラを持って訪ねたいと思いましたが、アジサイは三景園などすでに数箇所を訪ねたので意欲がわかず、他にどこか近場でと、地図やネットで検索してもこれはというところが、なかなか見つかりません。

それではと、少し遠出になりますが、以前から気になっていた神戸の布引ハーブ園を訪ねることにしました。自宅から片道2時間半ですが、ひとつの不安材料がありました。都会の雑踏の中、無事に駐車場に車を入れることができるのだろうかということですが、あとはナビだけが頼りです。

駐車場は、タイムズ新神戸オリエンタルシティに決め、何とか無事に駐車することができました。駐車場を出ると、すぐに布引ハーブ園への遊歩道が設置してありました。布引ハーブ園へはロープウエイを利用するしかありません。山麓駅では切符を買い求めるひとで幾重もの列ができていました。ゴンドラは6人乗りで、相乗りをお願いされました。近年新しくなったようで、まるで遊園地の乗り物のようです。



展望プラザのウエルカムガーデン 中世のヨーロッパの趣きがあります。


グリーンのパラソルがとても印象的です。

往復1400円と少々高めですが、入園料込みなので仕方ありません。動き出してからすぐ眼下に神戸の街並みと海が見えてきます。素晴らしい眺望です。想像以上の傾斜で、ゴンドラからは布引の滝や、重要文化財の五本松堰堤なども望むことができます。相乗りとなった中年の女性二人の内1人が、怖くて目を開けていられないと、ずっと話をしているのが面白く感じられました。途中、風の丘中間駅があり、ここから乗ることもできます。所要時間10分ほどでハーブ園山頂駅に到着です。

到着すると、ヨーロッパ中世の城をデザインした建物があり、デッキからの眺めは素晴らしいものでした。空は晴れ間も見えて日が差し、まるであたりは中世のヨーロッパの趣です。展望プラザにはいくつものグリーンのパラソルが開き、まさにハーブの旬の季節なのでしょう。大勢の入園客で賑わっていました。せっかくなのでハーブマルシェの野外フードコートで、イベリコ豚のグリルとハーブパンを注文し、ベンチで小休止です。車の運転がないならドイツビールでもいただきたいところですが、そうはいきません。



イングリッシュガーデンで香りを楽しむ人々

このあと、森のホールのローズシンフォニーガーデンで散策。少し高地のためでしょうか、イングリッシュローズを主としたバラは見ごろとなっていました。周辺ではベンチに座って休憩をする人や、熱心にバラの写真を撮る人、カップルで仲良く散策する人の姿がありました。麓からハイキングコースを歩いてきた人たちでしょうか、リュックを背負ったグループもたくさん見かけました。(つづく)
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岡山県美咲町を訪ねて! ラベンダーと棚田の町 平成27年6月22日(月)

2015-06-27 00:06:02 | 公園

東屋前のラベンダー畑

代休の月曜日、まきばの館の早咲きのラベンダーが見ごろとの情報を得て、美咲町を訪ねました。自宅から吉備中央町経由で、所用時間は2時間半ほど。一般道を走るこのコースは、途中、狭い山道を走りますが、とにかく信号が少なくて、快適なドライブコースです。

ラベンダー=7月と思いますが、いろんな種類があって、今回の品種は、その名も「早咲3号」といいます。当日は曇天で被写体としては今ひとつですが、散策にはちょうどよい感じでした。平日ですし、本格的シーズンにはまだ早く、観光客はほとんどいないだろうと思ったら、第1駐車場は3分の2以上埋まっていました。レストランもランチをとる人でいっぱいでした。

広い園内、東屋前のラベンダーは見事に満開でした。甘い香りが周辺に漂い、ハチやチョウたちがせっせと蜜を集めています。ブーンというハチの羽音が鳴り響いています。撮影の楽しみは、これらハチやチョウの撮影です。排水をよくするためでしょうか、ラベンダーは土を盛り上げた畝に植栽され、土は白いカバーで覆われています。30分ほどラベンダー畑の周りを歩いて撮影したあと、お隣のハーブ園を見て帰ることにしました。


ラベンダーにとまるチョウ

この、まきばの館、ありがたいことに駐車場と入園料、どちらも無料です。シーズンには県外から多くの観光バスがやってきます。ツアー会社にとってはとてもありがたい存在なのでしょう。

まきばの館を出て、次に向かったのが、大垪和西(おおはがにし)の棚田です。日本百選に選定され、田んぼの数は850枚もあります。保全活動がしっかりされているようで、そのほとんどの水田に稲が植えられ、とてもきれいに管理されています。すり鉢状の谷を囲むように棚田が広がる様は、ほんとに美しいものです。

このあと、お気に入りの麺処、すぎ茶屋本店で遅い昼食をとり帰路に就きました。


(まきばの館)
岡山県農林水産総合センター畜産研究所内にあるテーマパーク。ラベンダー畑やハーブガーデン、ふぃれあい動物広場、芝生広場、レストラン、ハーブショップ、アスレチック広場などがあり、シーズンには多くのファミリーで賑わう、岡山県を代表する花の名所。



この時期、水田が美しい大垪和西の棚田
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あの亀、本物ですか? 出雲大社 平成27年5月30日(土)

2015-06-04 00:31:52 | 神社・仏閣

日本最大級といわれる神楽殿の大注連縄

尾道自動車道が完成して松江自動車道と1本でつながり、待ちに待った‘やまなみ街道’が全線開通しました。
出雲大社も平成の大遷宮という大行事の中で一昨年本殿遷座祭を終え、少し落ち着いたところで久しぶりに出雲を訪ねてみたいと思いました。所用時間は自宅から約2時間半。これは、四国高知に行くのと変わらない時間です。
但し、ほぼ全線1車線区間で渋滞気味のところもあり多少ストレスを感じましたが、ほぼ快適なドライブでした。
出雲大社駐車場に車を入れ、最初に向かったのが神楽殿です。すぐ正面に日本最大級といわれる大注連縄(おおしめなわ)が見えてきました。以前は垂れ下がった房の部分にお金を挿し入れてうまくささったら運がいいと、よくやったものですが、現在は金網で覆われできないようになっていました。

参拝者のやけに拍手(かしわで)のパンパンという音が響くと思ったら、そうでした。出雲大社は2礼(拝)2拍手1礼(拝)ではなく、2礼4拍手1礼で、拍手が二つも多いのです。この神楽殿の横には、鏡の池といって、春には池のそばの藤がきれいに咲く小さな池があります。池では勢いよく錦鯉が泳ぎまわっており、外人さんも興味深そうに眺めていました。そして池の向こう側には、すぐにそれとわかる作り物の小さな鶴が2羽、中央の島には親子の亀が見えました。この亀の親子、小さい子どもの亀が親と同じ方向を向き、まったく動きません。



春には淵の藤棚が見事に咲く鏡の池

鶴と亀、あまりにも出来すぎと思い、ひょっとしたらこれも作り物ではと、神楽殿隅の受付で書き物をしていた係りの若い女性に、尋ねてみることにしました。
「すみません!隣の池の亀、あれは本物ですか?」
おそらく、同じような質問を何度も受けるためか、あるいは、あまりにも意外な質問に驚いたのかどちらかでしょう。
その女性は満面の笑みを浮かべ、「本物ですよ!」と答えてくれました。

もう一度、亀を観察してみると、確かに親亀の首の向きがさきほどとは少し違っているようにみえました。

次に、拝殿にお参りし、本殿の周りを一周してみようと一番奥側にさしかかったとき、大正年間に建てられたという古風な木造の建物「彰古館」が目にとまりました。いつもは素通りしている建物ですが、何か新しい発見があるかもと、今回初めて入ってみることにしました。入館料200円を払い館内に入ると、そこには大小の大黒様や恵比寿様が、いくつも並んでいるではありませんか。(つづく)



子亀が何ともかわいい
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