訪問日:令和3(2021)年11月1日(月)
天気が曇りのち晴れになっていたこの日、久しぶりに出雲大社にお参りしようと思い立ちました。山陽自動車道・笠岡ICから、尾道自動車道、松江自動車道、山陰道・出雲ICを経由し所要時間はちょうど3時間でした。
平日にもかかわらず広い第一駐車場はほぼ満車。車の登録№を見ると、熊本、奈良、神奈川など全国からの参拝者があることがわかります。
まず、駐車場から近い神楽殿に向かいます。順番としては、大鳥居から参道を歩いて本殿に向かうのが正式だと思うのですが、気づけばいつもこの逆のコースになっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/08/2381ac3cb42959d2cc424fc71114566a.jpg)
大きな大きな案内板
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/e9/af0e37592d0e14ccaf1b21d15a5461a6.jpg)
旗の大きさ、縦9m×横13.6m(畳75畳分)掲揚塔の高さ47m。旗布の重さが49㎏もある日本一の日の丸
頭上を見上げると、日本一大きいという日の丸が風にたなびき、見ているだけで爽快です。
そして、神楽殿、日本最大級のしめ縄です。以前は、下から五円玉を房に投げ入れてうまくとまれば、運がいいと恒例のようにやっていましたが、近年、細い金網で覆われそのような粗野?なことはできないようになっています。
こちらでは、柏手を打つ音がやけに響きますが、これには理由があります。というのも、こちらでの正式なお参りの仕方は、「2礼、4拍手、1礼」となっており柏手が二つ多いのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/b9/6039ebde1505c0f561d91fd6eda5d92a.jpg)
日本最大級の神楽殿の注連縄
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/1e/4ff702290a1432675d9127f2e8e336df.jpg)
長さ13.6m、重さ5.2tと日本最大級
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/23/b7e003567e1ec5174e4aae4b18246ce6.jpg)
以前は、下からお金を投げ入れて挟まると縁起がいい、とやっていましたが、「神聖な注連縄にお賽銭を投げ入れるという行為は、神様に対して失礼にあたる」ということで、現在はできないようになっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/99/50beb369ffdf4f5e797930f4a4821f69.jpg)
神楽殿横の池「鏡の池」は神秘的
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/69/45afb17209b1a38c7d159424b2859aa8.jpg)
池のほとりのカエル、その表情が何とも言えない
境内に入ると、小学生の修学旅行の団体をいくつも目にしました。コロナが収まり、ここにきて一気に増えたのでしょう。「間に合ってよかった!」と思いました。一生に一度の思い出ができたのですから。
国宝の本殿の周囲をいつものように巡ります。分社がいくつもあり、欠かさずお参りしている、信心深い人の姿が目立ちます。
常に国宝の本殿を意識し、どの角度が「美しく撮れるか」を考えながら歩きました。
そして最後に、もう一つの出雲国造家・北島家の出雲教を訪ね、出雲大社を後にしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/f7/17892fd8b233be51f5b02fa0913ad2cc.jpg)
小学生の団体が目につきました。修学旅行でしょうか。間に合ってなによりです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/84/767ebd8bf2ccf442cbbbbe497fc2ccdb.jpg)
八足門(やつあしもん) 重要文化財
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/31/be5d75f18e18e87abea86f37e980e819.jpg)
観祭楼(かんさいろう) 重要文化財
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/75/6800225723b719652438d8ad0abd5b32.jpg)
素鵞の社(そがのやしろ) 出雲大社の隠れたパワースポット
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/5d/7ec0dabb157d6f14186986b66004204e.jpg)
彰古館(しょうこかん)登録有形文化財 1914年に出雲大社の宝物館として造営
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/b7/22f4aa6616d26f9daa0dc2086d97a156.jpg)
因幡の素兎(いなばのしろうさぎ)がモチーフ 出雲大社境内では現在46羽のウサギたちがいます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/75/4d27e739bcc1a7925d8979264c3c9fcb.jpg)
国宝の本殿 大社造りと呼ばれる日本最古の神社建築様式
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/34/9d8e77c736b1068f41c2f10b953f4575.jpg)
おみくじは当たる確率が高いといわれています ただし一般の神社のように「大吉」や「凶」のような概念はありません
(北島国造家)
出雲大社の祭祀を司っていた出雲氏は、千家氏と北島氏の両家で携わっていましたが、明治時代に千家家が任命され、北島家は現在は出雲教として、その教義の普及活動をされています。神殿では結婚式や祈祷なども行っています。
出雲大社とは対照的に、こちらは人も少なくゆっくり参拝もでき、境内を散歩することができます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/84/1961afbc351d23e100309e3be36f48eb.jpg)
亀の尾の滝 静寂の中に清らかな滝が流れていました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/8f/d4540fe57edf12dff71186c20ccd20e2.jpg)
心字池のカメの甲羅干し
(出雲大社に戻りました)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/3c/5eaa2e89c1844ecf6bc8cb62084e2aec.jpg)
拝殿 1959年に総ヒノキ造りで再建
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/53/eef7849579316d4817b76bf507af0c10.jpg)
ムスビの御神像 神話の一場面を再現
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/a5/02d31e9670426fe5a27a236e7a5f4b3b.jpg)
参道の松にキノコが生えていました これぞマツタケ??
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/74/88d1fdb2d3a250f724e36be2ce801f10.jpg)
こちらにもウサギ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/9b/48fd0228938e116acc3b54e250968087.jpg)
松の参道 この松は寛永年間(1630年頃)に奉納されたものです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/04/940d9711d8b83806f0c750c89cd22030.jpg)
長い起伏のある石畳の参道は、下り参道といわれとてもめずらしいとか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/4e/95a1f367de515bd8eae3985d28f1d8b9.jpg)
お馴染みの大鳥居
あとはお楽しみの、出雲そばです。ネットで検索すると、多くの名店がいろいろありますが、結局今回も行きつけの「荒木屋」にしました。ちょうどお昼過ぎ、平日だというのに、お店の前には順番を待つ多くの人の姿がありました。しかし回転率がいいのか15分ほどで、名前を呼ばれ中に入ることに。
ごく細麺のしっかりしたコシ、揚げたての天ぷらは塩でいただきます。申し分のない味です。
一口に出雲そばと言っても、太さや色、硬さはいろいろですが、やはり一番重要なのはゆで立てということではないでしょうか?
。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/cc/e590488727072521e2968500bfc08859.jpg)
「荒木屋」店の外で順番を待つ人
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/6d/cda39bf76f798a06b5104e16355e5907.jpg)
縁結び天セット1380円 そば二段に、なめこおろし、うずら入り。ぜんざい ご縁袋 おみくじ付き。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/49/62f6b761a3ddff57dfceee6cb8f6390b.jpg)
街で見かけた竹の花入れに旬の花
いつもなら、このあと、日御碕神社を訪ねるのですが、日も短いこの頃、すぐに家路につきました。
次回は、「山乗渓谷と不動滝の紅葉」を予定しています。
天気が曇りのち晴れになっていたこの日、久しぶりに出雲大社にお参りしようと思い立ちました。山陽自動車道・笠岡ICから、尾道自動車道、松江自動車道、山陰道・出雲ICを経由し所要時間はちょうど3時間でした。
平日にもかかわらず広い第一駐車場はほぼ満車。車の登録№を見ると、熊本、奈良、神奈川など全国からの参拝者があることがわかります。
まず、駐車場から近い神楽殿に向かいます。順番としては、大鳥居から参道を歩いて本殿に向かうのが正式だと思うのですが、気づけばいつもこの逆のコースになっています。
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大きな大きな案内板
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旗の大きさ、縦9m×横13.6m(畳75畳分)掲揚塔の高さ47m。旗布の重さが49㎏もある日本一の日の丸
頭上を見上げると、日本一大きいという日の丸が風にたなびき、見ているだけで爽快です。
そして、神楽殿、日本最大級のしめ縄です。以前は、下から五円玉を房に投げ入れてうまくとまれば、運がいいと恒例のようにやっていましたが、近年、細い金網で覆われそのような粗野?なことはできないようになっています。
こちらでは、柏手を打つ音がやけに響きますが、これには理由があります。というのも、こちらでの正式なお参りの仕方は、「2礼、4拍手、1礼」となっており柏手が二つ多いのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/b9/6039ebde1505c0f561d91fd6eda5d92a.jpg)
日本最大級の神楽殿の注連縄
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長さ13.6m、重さ5.2tと日本最大級
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/23/b7e003567e1ec5174e4aae4b18246ce6.jpg)
以前は、下からお金を投げ入れて挟まると縁起がいい、とやっていましたが、「神聖な注連縄にお賽銭を投げ入れるという行為は、神様に対して失礼にあたる」ということで、現在はできないようになっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/99/50beb369ffdf4f5e797930f4a4821f69.jpg)
神楽殿横の池「鏡の池」は神秘的
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池のほとりのカエル、その表情が何とも言えない
境内に入ると、小学生の修学旅行の団体をいくつも目にしました。コロナが収まり、ここにきて一気に増えたのでしょう。「間に合ってよかった!」と思いました。一生に一度の思い出ができたのですから。
国宝の本殿の周囲をいつものように巡ります。分社がいくつもあり、欠かさずお参りしている、信心深い人の姿が目立ちます。
常に国宝の本殿を意識し、どの角度が「美しく撮れるか」を考えながら歩きました。
そして最後に、もう一つの出雲国造家・北島家の出雲教を訪ね、出雲大社を後にしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/f7/17892fd8b233be51f5b02fa0913ad2cc.jpg)
小学生の団体が目につきました。修学旅行でしょうか。間に合ってなによりです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/84/767ebd8bf2ccf442cbbbbe497fc2ccdb.jpg)
八足門(やつあしもん) 重要文化財
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/31/be5d75f18e18e87abea86f37e980e819.jpg)
観祭楼(かんさいろう) 重要文化財
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/75/6800225723b719652438d8ad0abd5b32.jpg)
素鵞の社(そがのやしろ) 出雲大社の隠れたパワースポット
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/5d/7ec0dabb157d6f14186986b66004204e.jpg)
彰古館(しょうこかん)登録有形文化財 1914年に出雲大社の宝物館として造営
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/b7/22f4aa6616d26f9daa0dc2086d97a156.jpg)
因幡の素兎(いなばのしろうさぎ)がモチーフ 出雲大社境内では現在46羽のウサギたちがいます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/75/4d27e739bcc1a7925d8979264c3c9fcb.jpg)
国宝の本殿 大社造りと呼ばれる日本最古の神社建築様式
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/34/9d8e77c736b1068f41c2f10b953f4575.jpg)
おみくじは当たる確率が高いといわれています ただし一般の神社のように「大吉」や「凶」のような概念はありません
(北島国造家)
出雲大社の祭祀を司っていた出雲氏は、千家氏と北島氏の両家で携わっていましたが、明治時代に千家家が任命され、北島家は現在は出雲教として、その教義の普及活動をされています。神殿では結婚式や祈祷なども行っています。
出雲大社とは対照的に、こちらは人も少なくゆっくり参拝もでき、境内を散歩することができます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/84/1961afbc351d23e100309e3be36f48eb.jpg)
亀の尾の滝 静寂の中に清らかな滝が流れていました
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心字池のカメの甲羅干し
(出雲大社に戻りました)
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拝殿 1959年に総ヒノキ造りで再建
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ムスビの御神像 神話の一場面を再現
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参道の松にキノコが生えていました これぞマツタケ??
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/74/88d1fdb2d3a250f724e36be2ce801f10.jpg)
こちらにもウサギ
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松の参道 この松は寛永年間(1630年頃)に奉納されたものです
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長い起伏のある石畳の参道は、下り参道といわれとてもめずらしいとか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/4e/95a1f367de515bd8eae3985d28f1d8b9.jpg)
お馴染みの大鳥居
あとはお楽しみの、出雲そばです。ネットで検索すると、多くの名店がいろいろありますが、結局今回も行きつけの「荒木屋」にしました。ちょうどお昼過ぎ、平日だというのに、お店の前には順番を待つ多くの人の姿がありました。しかし回転率がいいのか15分ほどで、名前を呼ばれ中に入ることに。
ごく細麺のしっかりしたコシ、揚げたての天ぷらは塩でいただきます。申し分のない味です。
一口に出雲そばと言っても、太さや色、硬さはいろいろですが、やはり一番重要なのはゆで立てということではないでしょうか?
。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/cc/e590488727072521e2968500bfc08859.jpg)
「荒木屋」店の外で順番を待つ人
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縁結び天セット1380円 そば二段に、なめこおろし、うずら入り。ぜんざい ご縁袋 おみくじ付き。
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街で見かけた竹の花入れに旬の花
いつもなら、このあと、日御碕神社を訪ねるのですが、日も短いこの頃、すぐに家路につきました。
次回は、「山乗渓谷と不動滝の紅葉」を予定しています。