未熟なカメラマン さてものひとりごと

ようこそ、おいでくださいました。

ストリートピアノ ご老人の見事な演奏に聞きほれました 倉敷アイビースクエア

2024-10-15 15:58:08 | 観光名所
訪問日:令和6(2024)年10月9日(水)

前日までの雨模様と打って変わって朝から良い天気でした。そこで久しぶりに被写体を求めて倉敷の美観地区を訪ねることにしました。アイビースクエアの広場を抜けて通りに出ると、そこは、多くの観光客で溢れていました。
外国の方も多く目にしました。さすがは県内一の観光名所だけのことはあります。
一番、私的に好印象だったのは、10月だというのに青葉が美しく感じたしだれ柳です。少しの風でもやさしく揺れて、柳と倉敷川を挟んだ対岸の白い土蔵とのコントラストは、実に絵になります。


倉敷アイビースクエア


倉敷アイビースクエア正門


人工池の看板 カメが逃げ出して散歩に行かないよう木の板を設置しています


こちらがそのカメ ほかにもたくさんいます


ホテルの窓を覆いつくすツタ(アイビー)


モネのスイレンです。大原美術館が株分けしてもらい、その後アイビースクエアへ


有名アーティストの依頼を受けて制作したようです


アイビー学館では、井原デニム、倉敷デニムの販売が行われていました


内部の様子です


とても大きな一本の木 


アートの制作風景が公開されていました


大きなカイズカイブキ

倉敷珈琲館でまずは一休み

まずは、倉敷珈琲館で、おいしいコーヒーをいただいてから町巡りをすることにしました。老舗のこのお店は私のお気に入りです。レトロな看板は、知る人ぞ知る絶好の被写体。
この日はマタリ・モカのストレートにしました。いつも満席ですがこの日のこの時間は意外なほど空いていました。
おいしいコーヒーを頂いたあと、倉敷川では初の川舟体験をしようと意を決し、チケット売り場の倉敷館に向かいましたが、何と4時間待ちでした。すごい人気なんですね。午後から予定があったので止む無くこの日は断念することにしました。
それにしても町並みを散策して気付くのは、お店がどんどん変わっていくことです。新しいお店を何店も目にしました。こんなに人通りは多いのに採算が合わないということもあるのでしょうか。
それから、さすがデニムの街、倉敷です。デニムショップが多いところに特色があります。どれも高級品で、いいと思っても高価格なのでなかなか手が出せません。



柳越しに見る倉敷館(観光案内所)


倉敷珈琲館のレトロな看板

川舟乗船場付近の風情ある町並み


常夜灯と川舟 


中橋を潜る川舟


反対側から見る

美観地区を散策


倉敷考古館の、これぞなまこ壁


倉敷民芸館は、美観地区で古民家再生1番目だそうです


新しくできた、倉敷宵待ちGARDEN


中に進むと竹林がありました。青葉が鮮烈なシダ


竹林越しに見るミュージアムの小窓


きび美ミュージアム


日常の風景 犬のお散歩


妻入りの商家が並ぶ


広い通りです 修学旅行とみられる生徒たちが目立ちました


倉敷デニムストリート


柳の剪定 景観を守るため、市が6.9.12月の年3回、高所作業者を使い行います


とても穏やかな倉敷川


風が吹くとご覧のようにやさしくなびきます

本町通りに向かう


路地 白壁の土蔵が続きます


レトロな看板を見つけました 土屋内科醫院とあります。病院だったんですね。


こちらは国の重要文化財 井上家住宅 美観地区で一番古い建物です


カーブした本町通り 趣きがあります


とても落ち着いた佇まいです


新しいお店が目立ちます

最後にもう一度倉敷川に戻ってきました


料理旅館 鶴形前付近


路地も趣きがあります


くらしき桃子総本店


語らい座 大原本邸


独特の存在感 有隣荘


今橋から見る倉敷川


大原美術館 エンタシスの正門


やっぱり絵になる倉敷館

ストリートピアノ

ひととおり、町並みを散策したあと、駐車場に向かうためアイビースクエアを抜けようとしたとき、ストリートピアノの音色が聞こえてきました。弾いているのは白髪のご老人です。
曲は、やわらかいタッチのクラシックです。一曲目は、随分長く10分ほどがあったでしょうか。曲目はわかりません。終わるとベンチなど近くで聞いている10人ほどの人から拍手が起きました。



男性の見事な演奏

それに応えて軽く頭をさげる高齢の男性。つづいて2曲目を語るようにやさしく引き始めました。これは私も知っているショパンのノクターンです。ピアノはカラフルに彩色されていますが、音響装置でもついているのかと思うほど、そこは素晴らしい響きでした。
それにしても、この男性、ただ者ではありません。元ピアニスト?それともピアノ教師?
年齢を重ねても、このように人を引き付ける高貴な趣味をお持ちで、少しうらやましく感じました。



会話しながら実はしっかり聴いている人たち
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひばの里・さとやま屋敷で癒されてみませんか! 国営備北丘陵公園 広島県庄原市

2024-10-08 07:57:09 | 公園
訪問日:令和6(2024)年9月29日

29日の日曜日、久しぶりに国営備北丘陵公園を訪ねました。一番の目的は、花の広場のコスモスですが、こちらに来たらまず立ち寄るのが、ひばの里・さとやま屋敷です。
長屋門を潜り、玄関に入ると土間がつづき、懐かしい香りがします。土と木、そしてかまどの薪をくべるときの匂いでしょうか
お茶は、お接待用に特大のやかんが置かれ、湯呑もたくさん用意されています。少し辛めでおいしい漬物も自由に小皿にとることができます。
柏餅とみたらし団子を買って、一番奥の間に陣取ります。幸い、早い時間だったので、他には誰もいません。
いつものように、一度ごろんと横になって、リラックス。手をいっぱい伸ばして背伸びをして寛ぎます。屋敷内は、とても掃除が行き届いていてきれいです。横に目をやると、小さな池のそばに早くもピンクのシュウメイギクが花を咲かせていました。ムラサキシキブも青い実を付けて穂先を垂れています。
障子の上部には組子細工が施されアクセントになっています。この建物は昔の豪農の家を再現したもので、畳の部屋がいくつも並び、リラックスしていると時間が経つのを忘れてしまいそうになります。



ひばの里入り口にある火の見櫓


さとやま屋敷オリジナルのマンホール


ひばの里の田んぼ 国営の公園内とは思えません


上り口から見る広い連続した畳の部屋 中央の階段で2階に上がることもできます


縁側がきっちりと取られゆったりと感じます


レトロなテレビと暖炉 昭和時代にタイムスリップしたようです


龍のわら細工 とても精巧でびっくりしました


障子に組み込まれた組子細工


反対側から見るとこんな感じです


縁側脇の手水鉢


中を覗くとご覧のようにカエデの葉がありました


離れから見る庭園


離れも広い 


ムラサキシキブが紫色の実を付けていました


シュウメイギクはまさに旬の花

しばらく休憩した後、さとやま屋敷を出ると、そこには田畑が広がり、まさに里山の景色をみることができます。稲は収穫を終え、天日干しされています。
小さな池にはスイレン、そして季節の花・彼岸花が畔に咲き、アクセントにもなっています。小さな赤とんぼが、停まっていました。水車や小さな小川もあって、季節感を十分に感じることができます。
園内は、ペットの同伴自由で、かわいい愛犬を連れて散策している人がたくさんいます。
「かわいいですね!」と声を掛けると、とてもうれしそうに「ありがとうございます!」と笑顔で返事が返って来ます。とにかく自慢のワンちゃんに声を掛けてもらうのがとてもうれしいようでした。



マルチーズ かわいいですね


犬種はわかりませんが、大きな目がやさしそうです


懐かしい昔の遊びもできます


茅葺きの農家 おこわ作りのワークショップが開かれていました


小さなスイレンの池


清楚な白色のスイレン


ピンクもかわいい


イチョウも色づいていました


赤トンボを見つけました。 ハッチョウトンボかと思いましたがもう少し大きいので違うようです


田んぼの畦に咲いていた彼岸花のアップ


昔ながらの方法で稲刈りが行われ、天日干しされています

花の広場へ

次に、一番の目的地、花の広場に向かいましたが、残念ながらコスモスはまだ2~3分咲き、
それに今年は猛暑のためか、生育がよくないように感じました。
それにしても、広い丘陵公園、いまだに一部分しか見ていなくて、未知のエリアもぜひ機会があれば、訪ねてみたいと、いつものように思いながら公園をあとにしました。



定期的に運行する機関車風バス ロードトレイン


花の広場への入り口 目立つBIHOKUの文字


ジニアの花壇


赤いケイトウは鮮烈




コスモス


コスモスと青空 季節を感じます


見ごろはもう少し先のようでした


はずれにあるタヌキのオブジェ


塀に整然と配置されたハンギングプランターの花


レストハウス前のケイトウ

大型複合遊具 きゅうの丘


こんな大きな遊具は他で見たことがありません


相当に広い芝生の広場です


裏側から見る


大きな滑り台


芝風の大きな滑り台 ボードに乗って滑ります


こちらでも赤トンボを見つけました


ボリュームのあるペチュニアが美しい


午後2時頃の第一駐車場の様子 だいぶ詰んできました

七塚原高原のポプラ並木

備北丘陵公園のすぐ近く、車で5分ほどのところにあるのが、七塚原高原のポプラ並木です。異国情緒で牧歌的、日本では北海道大学のププラ並木が有名ですね。少しだけその気分を味わうことができます。


見上げるような高さ


秋の空が似合います

最後までご覧いただき、ありがとうございます。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする