訪問日 令和2年(2020)8月29日
(満奇洞)岡山県新見市豊永
昨年の秋にNHK・BSプレミアムで放送された「八つ墓村」の重要な鍾乳洞のシーンのロケ地となった、新見市の満奇洞(まきどう)を訪ねました。かなり以前に一度だけ訪ねたことがありますが、殆ど記憶に残っていませんでした。
井原から高梁市を経由し国道313線を北上、途中から県道に入り細い道を進みますが、あとはナビ任せ。近くまで来ると第3駐車場の看板がありましたが駐車している車が一台もないため、案内板に従い鍾乳洞直下の第1駐車場へ、余裕で停めることができました。まず駐車場脇のトイレを利用させてもらいましたが、きれいに管理されおり感心しました。これで準備万端、しかし、ここで気になっていたことが1つ。それは三脚の持ち込みです。ダメもとで持参し入洞口に向かいます。急な坂道の途中に、自動販売機のチケット売り場がありました。
そして、入洞口受付へ、あえて尋ねませんでしたが、三脚の持込は指摘されませんでした。
駐車場から坂道を上る
鍾乳洞入り口 意外と小さい
満奇洞の名称は、ここを訪れた与謝野晶子の歌によるものとか。近年ではLED照明を利用して幻想的な雰囲気を演出し、入洞者数を増やしているようです。パンフレットではコスプレ大会も開催しているとのことでした。さて肝心の三脚での撮影ですが、メインとなる赤い橋付近で数枚撮影したのみで、かえって邪魔になりました。
通路で、天井が低いところも何箇所かあり、注意が必要です。昨秋NHKで放映された「八つ墓村」のロケシーンはどこか探しましたが、簡単にはわかりません。再度録画を見て確認したいと思いました。
入り口を入ったところにある洞内休憩所
低い通路
両側に壁が迫りいかにも鍾乳洞というイメージ
千枚田
LED照明で幻想的な’泉水’
象の足
LED照明で彩られた洞内
赤い橋
奥の院
赤い橋と大きな空間
恋人の聖地に選定された’恋人の泉’
LED照明で彩られた洞内
乙姫の寝殿
ケルンの寺院
鍾乳石の岩肌
外に出て駐車場の脇に咲いていたコスモス
ゆっくり散策したあと出口に向かいますが、ここで、お年寄りの団体さんと遭遇しました。
他のお客さんも随分増えてきているようです。もう少し遅かったら、撮影どころではありませんでしたが、いいタイミングでした。外に出ると、カメラのレンズがあっという間に曇ります。外の高い湿度のためでしょう。またまた猛暑の夏に帰還です。
(満奇洞 説明)
満奇洞(まきどう)は、江戸時代末期、猟師が狸を追っているとき発見したといわれ、古くから知られていました。昭和4年に情熱の歌人与謝野鉄幹・晶子夫婦はこの地を訪れ、槇(まき)という地名から「槇の穴」と呼ばれていた名称を地名にちなんで、奇に満ちた洞くつーー満奇洞ーーと命名しました。
満奇の洞 千畳敷(せんじょうじき)の蝋(ろう)の火のあかりに見たる顔を忘れじ ー晶子ー
洞くつは迷路に富む閉塞型の平面に発達した横穴で、総延長は約450m、最大幅は約25mあります。入口のホールをくぐり、鍾乳石の発達した狭いあたりを抜けると、日本屈指のリムストーン「千枚田」が広がり、巨大なホール「龍宮」には無数のストロー(鐘乳管)や、つらら石・流れ石・石筍・石柱がよく発達しています。「夢の宮殿」は断層が2本交錯した場所であり、断層の鏡肌や断層角礫(だんそうかくれき)をはっきりと確認することができます。
満奇洞は昭和52年渥美 清、平成8年豊川悦司、平成16年稲垣吾郎、2019年吉岡秀隆が金田一耕助役をした「八つ墓村」のロケ地にもなったところです。
2014年3月にはLED照明を設置したため、より一層、幻想的な雰囲気になっています!
2019年10月には、満奇洞「恋人の泉」が恋人の聖地に選定されました!
(新見市公式観光サイト えーとこ新見より)
(備中鐘乳穴)真庭市上水田
こうして、この日一番の目的を終え、次の目的地、真庭市「備中鐘乳穴(びっちゅうかなちあな)」に向かいました、車での所要時間は30分ほどです。鐘乳穴は、山陽道北房ICに近いためアクセス抜群ですが、駐車場からの急な坂道を歩かなければなりません。行きはよいのですが、帰りは息が切れそうになります。巨大な石の割れ目が入り口となっています。こちらでは、三脚は持参しませんでした。ご他聞にもれず、天井からぽつり、ぽつりと雫が落ちて地面が濡れています。洞内は、満奇洞以上に天井が高く、金属製の階段も設置していて、高いところから俯瞰できるようになっています。
古い歴史資料にも早くから登場し、地域では有名であったようです。またこのあたりには、7月10日前後に、5000匹の金ボタルが乱舞するとか。一度訪ねてみたいですね。
駐車場から坂道を下る
巨大な入り口が見えてきた
アップで見る
いよいよ探索
巨大な空間 手前の石筍は洞内富士
22階層の鍾乳石
満奇洞を上回る大空間
石筍
大黒柱
(備中鐘乳穴 説明)
平安時代に書かれた『日本三大実録』に記された、文献に残る日本最古の鍾乳洞として知られる鍾乳洞です。駐車場から杉林の谷間を100m下ると高さ20m、幅3mの入り口があります。全長約800mのうち、現在は約300mが観光洞として公開されています。日本一とも言われる22階層の鍾乳石からなる「五重の塔」や、高さ3m、直径5mの大石筍「洞内富士」などのダイナミックな景観に圧倒されます。洞内は一年を通して気温が9度と夏は涼しく冬は暖かいスポットです。6月下旬~7月上旬頃には神秘的なヒメボタル(金ボタル)が乱舞する風景が楽しめます。(岡山観光WEBより)
(満奇洞)岡山県新見市豊永
昨年の秋にNHK・BSプレミアムで放送された「八つ墓村」の重要な鍾乳洞のシーンのロケ地となった、新見市の満奇洞(まきどう)を訪ねました。かなり以前に一度だけ訪ねたことがありますが、殆ど記憶に残っていませんでした。
井原から高梁市を経由し国道313線を北上、途中から県道に入り細い道を進みますが、あとはナビ任せ。近くまで来ると第3駐車場の看板がありましたが駐車している車が一台もないため、案内板に従い鍾乳洞直下の第1駐車場へ、余裕で停めることができました。まず駐車場脇のトイレを利用させてもらいましたが、きれいに管理されおり感心しました。これで準備万端、しかし、ここで気になっていたことが1つ。それは三脚の持ち込みです。ダメもとで持参し入洞口に向かいます。急な坂道の途中に、自動販売機のチケット売り場がありました。
そして、入洞口受付へ、あえて尋ねませんでしたが、三脚の持込は指摘されませんでした。
駐車場から坂道を上る
鍾乳洞入り口 意外と小さい
満奇洞の名称は、ここを訪れた与謝野晶子の歌によるものとか。近年ではLED照明を利用して幻想的な雰囲気を演出し、入洞者数を増やしているようです。パンフレットではコスプレ大会も開催しているとのことでした。さて肝心の三脚での撮影ですが、メインとなる赤い橋付近で数枚撮影したのみで、かえって邪魔になりました。
通路で、天井が低いところも何箇所かあり、注意が必要です。昨秋NHKで放映された「八つ墓村」のロケシーンはどこか探しましたが、簡単にはわかりません。再度録画を見て確認したいと思いました。
入り口を入ったところにある洞内休憩所
低い通路
両側に壁が迫りいかにも鍾乳洞というイメージ
千枚田
LED照明で幻想的な’泉水’
象の足
LED照明で彩られた洞内
赤い橋
奥の院
赤い橋と大きな空間
恋人の聖地に選定された’恋人の泉’
LED照明で彩られた洞内
乙姫の寝殿
ケルンの寺院
鍾乳石の岩肌
外に出て駐車場の脇に咲いていたコスモス
ゆっくり散策したあと出口に向かいますが、ここで、お年寄りの団体さんと遭遇しました。
他のお客さんも随分増えてきているようです。もう少し遅かったら、撮影どころではありませんでしたが、いいタイミングでした。外に出ると、カメラのレンズがあっという間に曇ります。外の高い湿度のためでしょう。またまた猛暑の夏に帰還です。
(満奇洞 説明)
満奇洞(まきどう)は、江戸時代末期、猟師が狸を追っているとき発見したといわれ、古くから知られていました。昭和4年に情熱の歌人与謝野鉄幹・晶子夫婦はこの地を訪れ、槇(まき)という地名から「槇の穴」と呼ばれていた名称を地名にちなんで、奇に満ちた洞くつーー満奇洞ーーと命名しました。
満奇の洞 千畳敷(せんじょうじき)の蝋(ろう)の火のあかりに見たる顔を忘れじ ー晶子ー
洞くつは迷路に富む閉塞型の平面に発達した横穴で、総延長は約450m、最大幅は約25mあります。入口のホールをくぐり、鍾乳石の発達した狭いあたりを抜けると、日本屈指のリムストーン「千枚田」が広がり、巨大なホール「龍宮」には無数のストロー(鐘乳管)や、つらら石・流れ石・石筍・石柱がよく発達しています。「夢の宮殿」は断層が2本交錯した場所であり、断層の鏡肌や断層角礫(だんそうかくれき)をはっきりと確認することができます。
満奇洞は昭和52年渥美 清、平成8年豊川悦司、平成16年稲垣吾郎、2019年吉岡秀隆が金田一耕助役をした「八つ墓村」のロケ地にもなったところです。
2014年3月にはLED照明を設置したため、より一層、幻想的な雰囲気になっています!
2019年10月には、満奇洞「恋人の泉」が恋人の聖地に選定されました!
(新見市公式観光サイト えーとこ新見より)
(備中鐘乳穴)真庭市上水田
こうして、この日一番の目的を終え、次の目的地、真庭市「備中鐘乳穴(びっちゅうかなちあな)」に向かいました、車での所要時間は30分ほどです。鐘乳穴は、山陽道北房ICに近いためアクセス抜群ですが、駐車場からの急な坂道を歩かなければなりません。行きはよいのですが、帰りは息が切れそうになります。巨大な石の割れ目が入り口となっています。こちらでは、三脚は持参しませんでした。ご他聞にもれず、天井からぽつり、ぽつりと雫が落ちて地面が濡れています。洞内は、満奇洞以上に天井が高く、金属製の階段も設置していて、高いところから俯瞰できるようになっています。
古い歴史資料にも早くから登場し、地域では有名であったようです。またこのあたりには、7月10日前後に、5000匹の金ボタルが乱舞するとか。一度訪ねてみたいですね。
駐車場から坂道を下る
巨大な入り口が見えてきた
アップで見る
いよいよ探索
巨大な空間 手前の石筍は洞内富士
22階層の鍾乳石
満奇洞を上回る大空間
石筍
大黒柱
(備中鐘乳穴 説明)
平安時代に書かれた『日本三大実録』に記された、文献に残る日本最古の鍾乳洞として知られる鍾乳洞です。駐車場から杉林の谷間を100m下ると高さ20m、幅3mの入り口があります。全長約800mのうち、現在は約300mが観光洞として公開されています。日本一とも言われる22階層の鍾乳石からなる「五重の塔」や、高さ3m、直径5mの大石筍「洞内富士」などのダイナミックな景観に圧倒されます。洞内は一年を通して気温が9度と夏は涼しく冬は暖かいスポットです。6月下旬~7月上旬頃には神秘的なヒメボタル(金ボタル)が乱舞する風景が楽しめます。(岡山観光WEBより)