釣りをする人々 兵庫県室津港
いよいよ明日に迫った2017高校女子駅伝全国大会、前評判の高い、薫英女学院(大阪)、西脇工業(兵庫)、仙台育英(宮城)に続くのはどの高校でしょうか。長野県の長野東ををデータにより分析してみたいと思います。例によって敬称略、過去の駅伝記事はカテゴリーから‘駅伝’をご覧ください。
正式名称:長野県長野東高等学校
学校紹介:昭和49年開校。 文武両道の気風の中で、運動系・文化系部活動共に、全国大会レベルで成果を上げている生徒も多数おり、学校は活気にあふれています。
校是:「己を拓こう 眉を上げて」
学校重点目標:①確かな学力の保障 ②自立(律)した個の育成
所在地:長野県長野市大豆島2743-1
11年連続11回目の出場です。
3000m平均タイム:9分17秒は、薫英女学院、仙台育英、西脇工業に続き4番目です。
(月刊陸上競技よりデータ拝借 エントリー候補選手の上位5人で算出)
監督:玉城良二 56歳 部員数17人
県立なので、選手の出身中学は、全員が長野県です。
チームの目標:3位入賞
最近の成績
28回(2016)06位 1.08.54
27回(2015)15位 1.09.53
26回(2014)09位 1.09.20
25回(2013)10位 1.09.09
24回(2012)10位 1.09.11
23回(2011)08位 1.09.12
22回(2010)14位 1.10.54
次に1500m、3000mの記録を見てみましょう。
上位100位までの成績です。
1500m 右側の数字は昨年同時期のタイムです。
05位 和田 有菜(3)4.17.77 ←4.18.77
44位 荻谷 楓(2)4.27.55 ←4.24.25
85位 高松いずみ(1)4.29.99
90位 高安 結衣(2)4.30.28
3000m
09位 和田 有菜(3)9.01.53 ←9.11.55
27位 高松いずみ(1)9.15.80
60位 小林 成美(2)9.23.52
64位 松沢 綾音(3)9.24.84 ←9.16.06
95位 高安 結衣(2)9.30.12
それでは、都道府県予選会の結果をみていきましょう。
長野県大会 11月5日 大町コース 16チーム参加
予選タイム 1.09.24 大会新記録
1区 和田 有菜(3)1位 19.47
2区 松澤 綾音(3)1位 13.37
3区 高松いずみ(1)1位 09.40
4区 高安 結衣(2)1位 9.38
5区 小林 成美(2)1位 16.42
2位、諏訪二葉との差は、実に7分39秒、圧倒的な強さでした。
参考までに昨年の大会は、こうでした。
長野県大会 10月30日 大町コース 16チーム参加
予選タイム 1.09.53
1区 和田 有菜(2)1位 19.37 区間新
2区 岡村 未歩(3)1位 13.49
3区 村上 愛華(3)1位 9.52
4区 高安 結衣(2)1位 9.41
5区 松澤 綾音(2)1位 16.54
昨年全国大会の成績は、こうでした。
記録 1.09.53 第15位
1区 和田 有菜(2)1位 19.14
2区 松澤 綾音(2)6位 13.20
3区 高安 結衣(2)5位 09.45
4区 村上 愛華(3)6位 09.30
5区 岡村 未歩(3)28位 17.05
エースが集う花の1区、和田有菜は素晴らしい走りで、1位で通過、以降、2区、3区、4区と2位をキープしていましたが、最終5区が区間28位の記録で、順位を6位まで落としてしまいました。
明日の都大路、和田有菜の1区の出来が、レースを大きく左右します。3000mの今季ベストは、過去最速。高安結衣、松澤綾音、小林成美も力がついてきたようです。過去最高の前回6位を上回る力は、十分にあるようです。メダルに手が届くのか、結果を見守りたいと思います。頑張れ、長野東!
この他にも、表彰台候補として、神村学園(鹿児島)、筑紫女学園(福岡)、光ヶ丘女(愛知)が続きますが、時間切れで紹介できませんでした。
次は、大会の結果から、ドラマを検証してみたいと思います。