未熟なカメラマン さてものひとりごと

ようこそ、おいでくださいました。

おたより54号

2013-05-27 22:44:39 | ほのぼの

Mygarden バラ・クリーミーエデン 本文とは関係ありません。

最近、週末が忙しくてなかなか出かけられません。
というところで、何かネタがないかな、と思っていたところ、会社でお世話になっているお隣の
ガソリンスタンドの奥さんの手書きのお便りが、請求書に添えられていました。
日常の何でもないことが、書きつづられているのですが、どこかほのぼのとした気持ちになりました。
(以下、原文のまま)

昨日までの竹ぼうきの先っちょのような枯れ枝だと
思っていた木々が、いっせいに芽を吹いて山を萌え黄色に
染める季節になりました。
家族二人の生活になって、かれこれ10ヶ月余り・・・・
人間っておおちゃくに成るのすぐですね。
以前は、少しづつ昼と夜にご飯を炊いていましたが
最近はお昼にまとめ炊きしています。
2.5号が13分で炊き上がり、15分蒸らし、30分以内で
ふっくらご飯が食べられます。残りはラップにくるんで
持って帰り「チン」します。
以前娘が「土鍋のご飯は冷えてからチンした方が
香りがいい」って言ってました。確かに!こおばしい香りが
します。食欲はしっかりあるのに、作るのがおっくう、
私だけじゃないですよね・・・・

毎日同じような物ばかりだと飽きがくるので月に一度の
お楽しみに郵便局のふるさと便(通販)を取ってます。
4月は名古屋コーチンの焼鳥、普段はタレ付きで
「チン」するだけのを買っていますが「これは生です」
上手く焼けるかな?・・・大丈夫!!
ガスコンロのグリルメニューにも焼鳥があります。
温度計が2つと湿度計が1つ付いた優れものです。
肉を網に並べてメニューを選びスイッチ「ON」
「つくね」はこんがりきつね色「ネギま」はふっくら
ジューシーに焼け、塩と七味で食べました。
魚はもちろん、毎朝のパンを焼くのもトースター代わりに使って
います。おかげで電気オーブンも、電気炊飯ジャーもキッチンに置く
必要がありません。「スッキリです」

簡単にカンタンにでついつい電気製品を選びがちですが、
ごはんもふっくら、パンもふっくら、肉も魚も全~んぶ
「ふっくら、いいかおり」ガスならではです。
今までの生活変えるのって大変ですけど
私の生活ってめんどうくさそうですか?
本人は気に入ってやってます。 ハイ!
(主人が見つけた27回サラリーマン川柳より)
「何気ない暮らしが何より宝物」



ホームセンターで買った68円のバーベナです。アップで見るととても美しく思えました。本文とは関係ありません。
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ジオラマに見る昭和の幻風景

2013-05-20 23:48:56 | 美術館・博物館

残念ながら館内は撮影禁止でした。撮影はこちらで、とあった梅ちゃん先生のポスター

5月18日(土)新見美術館で開催されている、「山本高樹・昭和幻風景ジオラマ展」に行ってきました。会期は5月16日から、6月30日までで、5月18日は最初の土曜日のためか、11時頃、すでに駐車場は満杯でした。この新見美術館、第一駐車場から正面入口に行こうとすると急こう配の石段を登らなくてはなりません。お年寄りには特に堪えるでしょう。現に、途中で座り込み、大きな息を吐いて休憩しているご老人を見ました。実は、ゆるい勾配の坂道もあるのですが、距離が長いので、誰もがこの急こう配の石段を登るのです。さて、駐車ですが、しかたがないので、正面玄関に続く車道の広いところに停めさせてもらいました。しかし、観賞中「駐車場が空きましたので、「倉敷500そ××××」のお客様は、お車の移動をお願いします」と館内アナウンスがありました。移動のお願いをされたのは生まれて初めてのことです。

JAFカードで値引きがあるかと思いましたが、こちらでは取扱いをしていないということで、入場料は、700円のままでした。この山本高樹さんのジオラマ展、京都、大阪、福岡など日本各地で開催されているようです。一番の楽しみは、NHKの朝の番組に使用された梅ちゃん先生の実物のセットです。カメラ撮影は、まずだめだとうと予測していましたが、まさしくその通りで、館内に入ったところで、大きなポスターがあり、撮影はこのポスターでお願いします、と書かれたお願い文が掲示されていました。
照明をかなり落とした館内にずらりと並ぶ昭和のジオラマ、あまりにも細かくできているので、ついついそばに寄ってしまいますが、あまり、近づくと係の方の注意を受けることになります。白熱灯の照明を模した灯り、おそらくLED、発光ダイオードを使用しているのでしょうが、障子越しやガラス戸越しのオレンジがかった灯りは、どこか郷愁を感じさせます。視覚に入るところはすべて中の中まで手を抜くことなく作られています。本当に詳しく見ようと思うと、双眼鏡が必要だと思いました。ついそのことを口に出すと、隣にいた女性が、ほんとね、とうなずきました。ジオラマの各作品の横には、説明と部分的に撮ったアップの写真がありましたが、背景が少しぼけて実物より、本物らしく思えました。
酒場の行灯型照明がずらりと並ぶ路地の飲み屋街が、私の一番のお気に入りでした。懐かしい銭湯では、男風呂と女風呂の様子が克明に作られています。まだ映画館の掲示板のポスターはそのまま小さく縮小されて再現されています。

部屋は3つに分かれ、階段を下りた部屋に梅ちゃん先生のジオラマがありました。NHKの依頼により作成されたものですが、展示中の作品では一番大きいものでした。小さな大人の人形は8センチほど。梅ちゃん先生は何体かありましたが、すべての作品に多く登場する、メガネを掛け帽子をかぶった中年の男性(おそらく荷風先生)、それとちょこんと座っている愛らしいねこもよく見かけました。この製作費はいったいどのくらいかかったのだろうと、つい尋ねてみたくなります。
ジオラマを堪能したあと、折角なのでご当地・千屋牛(ちやぎゅう)のお肉でも食べて帰ろうと、美術館の受付で千屋牛食べ歩きMAPをもらいました。予算のこともあり、これにしようか、それともこちらにしようかと迷いましたが、結局、この地を代表する観光施設、新見千屋温泉・いぶきの里のレストランでいただくことにしました。車はさらに180号線を30キロ北上し、もう数キロ先は鳥取県というところです。期待通りのおいしい食事でお腹が膨れた後、せっかくなので温泉に入って帰ることにしました。日帰り温泉は、もう何年も経験がありません。ジャグジーや、サウナ、露天風呂もある豪華な施設でした。この時間の利用者は少なく、ゆっくり贅沢な時間を過ごすことができました。
思えば、今日一日、被写体には恵まれませんでしたが、ゆっくりできた新見の旅でした。



新見千屋温泉・いぶきの里。数キロ、北に進むともう鳥取県です。
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庄原さとやまオープンガーデンに行ってきました。

2013-05-14 22:45:18 | 庭園

おうちカフェ・ノラの家 広島県庄原市比和町

昨年の秋ごろ、備北丘陵公園を出て4・5分のところで、遠目に個人宅のきれいなお庭が見えました。車も何台か停まり人の姿もちらほら見えました。そうだ、あれは、備北丘陵公園でもらったパンフレットにあった、「庄原さとやまオープンガーデン」だと思いました。個人宅のお庭、どのようにされているのだろう、ぜひ参考にしたいと思っていました。非常に興味があったのです。
それから、今年の春、地元の情報誌の「日帰りドライブ」に、この「庄原さとやまオープンガーデン」の特集記事が掲載されていました。よし、それならこの機会に一度訪ねてみよう、と思ったわけです。まず訪ねたのが、一番大きく紹介されていた「おうちカフェ・ノラの家」でした。井原を出て、国道182号線を北上、東城ICから庄原ICまで高速、そこから北上すること、20分で到着です。自宅から1時間40分ほどでした。
ノラの家の周辺の様子ですが、隣は田植えの準備でしょうか。文字通り水田になっていました。ぐるっと山々に囲まれ、いかにも県北の農村地帯という感じです。時刻はお昼の1時過ぎ、先客でしょうか、駐車場に車が1台停まっていました。先にお庭を拝見します。それほど広いスペースではありませんが、テーマ別に旬の花が丁寧に寄せ植えされて見事でした。何も植えていないところには、「考え中」と札が立ってご愛嬌です。すべてご夫婦の手作りとのことですから、驚きです。

さて、次は気になるおうちカフェです。おうちですから個人宅なのです。ドアを開けて入ると、一呼吸おいて熟年のダンディなご主人から「いらっしゃいませ」と声がかかります。玄関先で靴を脱いであがると、右側に大きなテーブルがひとつと、カウンター、小さなテーブルがふたつ。カウンターの奥に厨房があります。そして左の窓際にひとつ小さなテーブルがありました。愛想のいいお手伝いさんに案内されて左側の窓際に陣取りました。メニューはケーキセットのみですが、手づくりの日替わりスイーツがセットで600円と、とても安価です。これでは商売にならないな、と思いましたが、とある情報によると、以前は500円だったそうですからビックリです。
お手伝いさんが、ざっと紹介をしてくれました。こちらのコーヒーは自家焙煎なので、とてもおいしいですよ。壁にずらりと架けてある絵は、すべてご主人が描き上げたもの。このミニチュアのドールハウスは、奥さまが作られたもの、あの蓄音機は現役だということ、などなど。客の注文により、奥さん(この方がノラさん?)が快くレコードをセットし、手巻きの蓄音機が鳴り始めます。何とレトロな!、おいしいコーヒーをいただき、懐かしい音色を聴きながら過ごす時間は、とても贅沢に思えました。

今から6.7年前に県北に引っ越されて始められた新しい人生。私の好きな番組に「人生の楽園」がありますが、この番組に取り上げられても不思議ではない気もします。そうこうしているうちに、次々とお客さんがやってきました。常連客のようでした。あまり長居をしてもいけないので、このあたりで腰を上げることにしました。お手伝いさんが床に座って「ありがとうございました。お気を付けて」と見送ってくれます。カフェでこのように送ってもらうことはないので、不思議な感じがし、どこか知り合いのお宅を訪問したあとのような錯覚を覚えました。この「おうちカフェ・ノラの家」、カフェは土・日の午後1時から5時だけの営業で、オープンガーデンは午前9時から午後4時までです。

この「庄原さとやまオープンガーデン」、一昨年から年に初と秋2回開催され自宅のお庭を開放しているお宅は30軒もあります。今では年間一万人以上の観光客が訪れる町の一大イベントとして成長しています。このあと二つ目のオープンガーデン「三村庭」を訪ねました。ちょうどご夫婦が、御家族を病院につれていくところだったようで、「どうぞ!ゆっくり見て行ってくださいね!」と声を掛けていただきました。こちらは、うってかわって、メルヘン調、個人宅にしては広いお庭で、裏山もきれいに整備されていました。このあと折角なので備北丘陵公園を訪ね、庄原をあとにしました。


こちらもご夫婦の手作り 三村庭 テーマはおとぎの国
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四国カルストを訪ねました。

2013-05-09 22:29:11 | 自然

四国カルストの草原で草を食む牛たちと、四国連山の大パノマラ

GW後半の初日(5月3日)、かねてから興味のあった、四国カルストを訪ねました。日本三大カルストというのがあって、最大規模の山口県秋吉台には、今年の三月に行ったばかりですが、他の二つ、四国カルスト、福岡県の平尾台には行ったことがありません。四国カルストには、牛が放牧され、牧歌的風景が広がっているときいていたので、期待も膨らみます。

ナビをセットすると、推奨コースは、瀬戸大橋から高知ルートでした。距離は271キロ。地図からすると、しまなみ海道から愛媛松山ルート241キロの方だと思うのですが、時間が相当にかかるようでした。それでも、こちらの方がきっと早いのではと、無謀にもこのルートで行くことにしました。笠岡ICから少し走ると、福山西IC付近が渋滞と出ました。そして、渋滞はすぐに福山東IC、福山西IC間5キロに変わりました。自然渋滞のようでしたが、福山西ICまで抜けるのに30分以上かかってしまいました。しまなみ海道は順調に進み、今治市内は信号にはかかりましたが、特に渋滞もなく松山自動車道へ。しかし松山ICに降りる車でまたしても渋滞にかかりました。そして30分以上経って出口に出るところで、右車線から急に割り込む車がありました。こういうマナー違反を平気でする運転手に、何か罰則が適用できないのかと思います。松山ICを出たところで、四国カルストまで2時間との表示ありました。自宅を8時に出発し、すでに3時間を要しているので、このままいくと、目的地には午後1時頃になります。

松山の市街地を抜けると、久万高原に向かう山道となります。高度はぐんぐん上がり、眼下には山並みが広がります。それにしても山の若葉が何と美しいことか、「目に青葉、山ほととぎす、初鰹」という句が自然と口に出てしまいます。

ナビに従って進むと、細い急な山道にかかりました。ぐんぐん登っていきますが対向車がくると大変です。幸いにも前に5台ほど走っていたので、ひたすら後を付いていきました。眼下に見える山並みは、青葉に染まり、一昨年訪ねた阿蘇を思い出させました。こんな高いところにカルスト台地があるのかと、不思議な感じがしました。細い山道を何とか登りきると、急に目の前が開けてきました。まるで別世界です。まっすぐ伸びる道路には車が並び、山荘のような小屋もあります。遠くに大きな白い風車が見え、一段低いところには草原が広がり、一帯が秋吉台で見た、白い石灰岩がごろごろころがるあの風景です。黒い牛が草を食んでいます。一番びっくりしたのが、バスが停まっていたことでした。きっと高知県側は道が広いのだ、と思いました。遠くに見える東屋まで歩いて行くとさらに視界が広がります。草原に車を乗り入れて、お弁当を広げている人や、テントを設営し、折りたたみ椅子で景色に見入っている人、草原に寝転がって空を見ているカップル、家族でボール遊びをしている人など様々です。

ここは姫鶴平(めずるだいら)といい、標高は1200~1400mあります。四国カルストは西の大野ヶ原から東は鳥形山まで東西25㎞にわたっています。まるで愛媛県と高知県の県境にあるといってもいいほどで、姫鶴荘の空き地には、ロープが張られ、右側高知県、左側愛媛県と県境を示していました。さて、帰りのこともあるので、滞在を1時間ほどで切り上げ帰途につきました。県道383号線を、五段高原、天狗高原(標高1485m)と進み四国カルストをあとにしました。

帰りは、行きと違い道幅は十分でした。これならバスも通行可能でしょう。車は一路、高知自動車須崎ICに向かいます。もうすぐ5月5日の子どもの日、津野町でおもしろい鯉のぼりを見ました。鯉のぼりごとに、男の子の名前の旗が揚がっているのです。3人の男の子のお家は、豪華で3本の鯉のぼりが揚がっているということです。またミニサイズの鯉のぼりが横に張られた綱にいっぱいぶら下がっているというのもありました。まず岡山ではこのような光景を見ることはできません。
高知自動車道南国SAではせっかくなので、名物カツオのたたき定食をいただきました。帰りは3時間半ほどかかりました。やはりナビ推奨のこのルートで行けばよかったと素直に反省です。瀬戸大橋を渡る頃、夕日が海に沈む美しい景色を観ることができました。長い一日でした。やはり日帰りは少し無理がありますね。 



瀬戸内海に沈む夕日(与島PAにて)
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三万輪の池泉牡丹

2013-05-07 23:10:07 | 庭園

牡丹庭園 4月13日~5月6日までの期間限定 250品種のボタンが観賞できます。期間中の入園者は5万人です。

由志園 三万輪の池泉牡丹(ちせんぼたん)  4月29日 島根県松江市

日本庭園の池に三万輪のボタンが浮かぶというので、島根県大根島の由志園(ゆうしえん)に行ってきました。ボタンも今年はご多分にもれず開花が早いようでした。この池泉牡丹(ちせんぼたん)、当初の予定ではもう少しあとのようでしたが、開花に合わせ前倒しして29日から行われたようです。由志園には4・5回来ていますが、この池泉牡丹は初めてでした。
賀陽ICから米子まで快調に進みましたが、米子市内で渋滞、大根島まではやはり3時間を要しました。由志園付近で駐車場に入る車でこれまた渋滞。さらに20分ほどかかりました。
入園口の前付近は、ボタンを売る仮設のお店が並び、まるで門前町のような賑わいです。当然、ボタンが並んでいるわけですが、1000円ちょっとのお手軽のものから、5000円、6000円の高級品まで、色や形、大きさも様々で、どれを選ぼうかと迷ってしまいますが、これはあとのお楽しみ。入園券500円(JAF会員・通常600円)を購入し、散策スタートです。この由志園、広さ1万坪あるとそうですが、順路にしたがって進むと、まず丹精込めて管理されている日本庭園を周遊することから始まります。カエデの目の覚めるような若葉、ピンク、朱、赤が、とてもきれいなツツジ、その美しさには感動さえ覚えます。

そして、「牡丹の館」へ。こちらでは、室温を調整して、1年中、ボタンの花を見ることができるようになっています。そして、いよいよ牡丹園です。こちらの牡丹園には、約250品種のボタンがあるそうです。どれも美しく、いったい何枚写真に撮ったのかわかりません。そして立派なフジが一本あります。いつも挑戦するのが、このフジを背景にボタンを撮ることです。ボタンは、ほぼ見ごろでしたが、フジの見ごろはもう少し先のようでした。ボタンを堪能し、牡丹園を出るところで販売コーナーがありました。美しいピンクの濃淡のボタンに目が留まりました。「八千代椿」という品種でした。じっと見入っていると、店の人から、「3,600円だけど、3,000円にしときますよ」と声がかかります。庭園散策は、まだまだ先があり、ここで買っては荷物になると思いましたが、これも何かの縁、肥料も合わせ購入しました。
そして、池を巡る日本庭園です。この池に今年は3万輪のボタンが浮かべられています。白やピンクの大輪のボタンが池に浮かび、今までみたことのない世界が広がっていました。個人的には、浮かんでいるボタンの色彩が鮮烈すぎて、庭園全体の調和からすると、少し違和感がありました。でも確かに他にない手法、よくもこれだけ集めたものだと、そちらの方に感心します。この池に浮かぶボタンを手入れする人がいますが、そのスタイルがよく景色にマッチしているように思いました。

大根島のボタンですが、資料によりますと、今から300年前に波入地区の全隆寺というお寺に植えられたのが始まりといわれています。初めはほんの数種類でしたが、明治以降の品種改良と、昭和30年頃の、芍薬の苗にボタンの芽を継ぐという新しい技術が開発されてからは飛躍的に生産量がアップしました。現在、品種は、300品種(一説には、500品種)を超え、年間150万本が生産されて、海外にも輸出されているそうです。また、雲州人参と合わせ、町の基幹作物にもなっています。
そろそろいい時間になったので、由志園を出て、次の訪問地、松江イングリッシュガーデンに向かいました。島のあちこちにボタン畑が広がり、独特の景観を作り上げていました。



三万輪の池泉牡丹

詳細な画像はこちらで→未熟なカメラマン・日帰り旅日記
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