未熟なカメラマン さてものひとりごと

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蒜山高原から大山周辺の絶景スポットを巡る日帰り旅 岡山県真庭市、鳥取県江府町他

2023-10-14 07:16:17 | 絶景
訪問日:令和5年(2023)10月2日(月)

午前中、天気が良かったので、久しぶりに県北へ遠出をすることにしました。一番の目的は、ひるぜんジャージーランドで放牧されているかわいいジャージー牛の瞳に癒されることです。
平日で、高速道路はガラガラの状態でした。何と言っても天気が素晴らしい、視界が良くこんな日は年に何度あるかどうかと思うほどです。蒜山IC近くから眺める大山南壁は、それは完璧に美しいものでした。

まず向かったのが、ひるぜんジャージーランド。放牧地に一番近い上の駐車場に車を停めて歩きましたが、牛たちがいるのはずっとずっと先。坂道の砂利道を歩くのは大変でしたが、ここまで来たら、歩くしかありません。

それにしても県北、さすがに気温が低く半袖では寒く感じました。
牛たちはだんご状態で、おまけに白馬2頭も混じり常にしっぽを振って、じっとしていません。おそらくハエを追い払っているのでしょう。

こうして第一の目的を終え、次に向かったのが、鬼面台展望台、鳥取県に入り、鏡ヶ成・奥大山休暇村、御机の茅葺小屋、大山の絶景スポット・鍵掛峠、大山まきばみるくの里と訪ねました。いくら時間があっても足りない感じでした。

以下、画像をご覧ください。


ジャージー牛の大きな瞳に癒されたい ひるぜんジャージーランド
岡山県真庭市蒜山中福田956-222


大きなトラクターが行ったり来たり。蒜山の土地は 火山灰が降り積もってできた火山灰土でとにかく黒い。蒜山は大根の栽培が盛んですが、こちらは牛たちの牧草地で5月下旬から始まり秋までに3回刈り取りをして、ロールサイレージにし、年中、牛に与えられる様に貯蔵します。



育成牧場のジャージー牛。4月末頃に放牧を開始し、初雪が舞うころの11月初旬まで行います。この期間の放牧で、ジャージー牛たちは足腰の強い健康な牛に育つのです。


見ているだけで幸せな気分になります。蒜山地域では、昭和30年頃よりジャージー牛の飼育に取り組み、今では日本最大規模のジャージー牛飼育地域となっています

鬼女台展望休憩所
鬼女台(きめんだい)岡山県真庭市蒜山下徳山1109


展望所から望む、烏ヶ山(からすがせん)とその向こうに大山。烏ケ山(1448m)は人気の登山ルート。下の道路は国道482号(蒜山・大山スカイライン)


大山を望遠で見る。鬼女台からこのようにはっきり捉えることができるのはまれ。


木製イーゼルで絵を描いている人がいました。

休暇村奥大山は標高920mに広がる大自然の宝庫
鳥取県日野郡江府町御机字鏡ヶ成709-1


ひろい草原に休暇村の白い建物。この季節、マツムシソウが色どりを添えます。


私のお気に入り 草原に針葉樹。リクライニングのイスでのんびり時間を過ごすのもいいかも、といつも思いながら眺めています。


この季節、どこでも見られるマツムシソウは、スイカズラ科の2年草。

撮影スポット 御机の茅葺小屋
鳥取県日野郡江府町大字御机


水田の時季と、黄金色にこうべを垂れるこの時季が撮影シーズンでしょうか。私も年に2~3度訪ねています。


定番の構図。地元のカメラマンがの目に留まり、今や町を代表する撮影スポットとして定着。


どこを見ても絵になります。


石塔と大山もいい感じです

大山南壁の大展望 鍵掛峠
鳥取県日野郡江府町大字大河原字鍵掛1531-29


江府町側、南壁を眺める一番の絶景ポイントが標高約910mに位置する「鍵掛峠」。

手前にブナ林が広がり、その奥に壁のように立ちはだかる南壁。露出する山肌と中腹から続く新緑や紅葉とのコントラストは大山でも屈指の絶景ポイントになっています。


駐車場、紅葉のシーズンになると混み合います。


ややアップで

大山駐車場から見る北壁
鳥取県西伯郡大山町大山40-33(駐車場)


あいにく逆光でした。


正面の建物は、大山ナショナルパークセンター

大山まきば みるくの里で日本海を眺める
鳥取県西伯郡伯耆町小林2-11


芝生の向こうに見えるのは、米子、境港と美保関 そして日本海です。


とても印象的な1本の木 「ケンとメリーの木」のような、例えがちょっと古かったですね。


素晴らしい秋の空 


みるくの里は、白バラ牛乳で有名な大山乳業農業組合が運営しています。


迫る大山


大山山麓に放牧されているホルスタイン種の牛たち 

最後までご覧いただきありがとうございました。
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初夏の蒜山・大山 絶景ポイントを巡る 岡山県真庭市、鳥取県江府町

2022-06-02 23:44:04 | 絶景
訪問日:令和4(2022)年5月23日(月)

天気予報が久しぶりの「晴れ」だったので、初夏の森の新緑と、ひるぜんジャージーランドの牛たちに癒されたいと思い、急遽出かけることにしました。
平日の午前の早い時間帯だったので、岡山道、中国道、米子道いずれも車は少なく、快適なドライブとなりました。蒜山ICには、2時間弱で到着、最初に訪ねたのは、ラベンダーで知られる蒜山ハービルです。


蒜山ハービル:岡山県真庭市蒜山西茅部1480-64)

 ハンギングバスケットや寄せ植えのプランター、イングリッシュローズやつるばらが咲き乱れる様子を期待していたのですが、気候が冷涼なせいか、ほとんどつぼみの状態でがっかりしました。
徳島県から県民割を利用してきたという老夫婦の旅行者と出会いました。おとなしい中型犬のワンちゃんと一緒でした。ラベンダーや紫陽花は6月に入ってからだとはわかっていましたが、まことに残念でしたが仕方ありません。斜面のラベンダー畑の一番上からの眺望は素晴らしく、蒜山三座がよく見渡せる素晴らしい景観です。
ガーデンショップのバラ苗を眺めていたら、欲しくなり、初めてイングリッシュロースを衝動買いしてしまいました。


レストランの屋外コート


白樺とデッキ


ミント系の花が咲いていました。ラベンダーではありません。


雑草かも。フリルがどこかゴッホの絵に似ていると思いました。


ネギ坊主のような花、虫が一匹停まっていました。

ひるぜんミュージアム:岡山県真庭市蒜山上福田1205-220)

真庭市蒜山の新しい観光施設GREENABLEが気になっていました。ひるぜん高原センターの真向かいにあり、場所もわかりやすい立地です。被写体としておもしろいのが隈研吾氏作の集成材を使用した建物。中はイベント広場になっているようです。
後方に、ひるぜん高原センターが控えているので、セットで撮影が楽しめます。
つづいて美術館へ。集成材を多用した2階建ての建物です。入り口を入るとショップになっていました。
左側に「蒜山ミュージアム」の受付があります。いきなり砲弾の実物、その昔、蒜山には演習場があったとか。この日の展示は、2000年後の地下に埋没したいろんなもの、すべてが腐食した生活雑貨類などがいろいろ展示してありました。ポンペイの遺跡を見て感化れたという作者の想いが表現されていました。



新しい観光スポット グリーナブルヒルゼン


建物の中から見上げてみた


手前はサイクリングセンター


マンホール


ひるぜんミュージアムの内部


エントランス


美術館全体

ひるぜんジャージーランド:岡山県真庭市蒜山中福田)
一番楽しみにしていたジャージー牛との対面ですが、随分遠くに放牧されていました。望遠レンズでもはっきり捉えることはできません。口笛や大きな声で反応を見ましたが、聞こえていないようです。よくみると、中に柵があってその向こうにいるようでした。これなら来ようにも来れないな、とあきらめることにしました。


遠くに白馬や牛の姿が見えるような


望遠レンズで追ってもこの大きさ


ジャージーランド建物


いかにも夏らしいさわやかな空

鬼女台展望所:岡山県真庭市蒜山下徳山)

次に向かったのが鬼女台展望所です。ここからは、急峰の烏ヶ山(からずがせん)と大山(だいせん)をセットで臨むことができます。春夏秋冬、過去何度もこの地に寄りましたが、完全な快晴の状態でお目にかかったことがありません。
この日も、雲がかかっていました。その雲が、山々の峰に影を落とします。反対側の蒜山方面を伺うと、完全な曇天の状態でした。これから訪ねる、御机の茅葺小屋や、鍵掛峠大山南壁に雲がかからないか心配になり、すぐに向かうことにしました。



鏡ヶ成 休暇村 奥大山:鳥取県日野郡江府町御机字鏡ヶ成)


蒜山・大山スカイラインを走るとき、かならず寄り道するのがこの鏡ヶ成です。広々とした草原にところどころにある針葉樹、この対比が何とも言えないのです。そして休暇村奥大山の白い建物。すべてがどこかヨーロッパの風景に似ている気がして、とても絵になると思うのです。


鏡ヶ成


休暇村 奥大山 一度は泊まってみたい


広い草原

茅葺小屋と大山南壁:鳥取県日野郡江府町御机)

続いてやってきたのが、有名な撮影スポット茅葺小屋です。心配していた大山も雲に隠れることなく全体を見せてくれています。ここは鳥取県江府町御机(みづくえ)、一般に「奥大山」と呼ばれています。日本の有名な飲料水メーカー「サントリー」の“奥大山の水”もここの地下からくみ上げられています。
ちょうど、田植えが終わったところでしょうか。手前の田んぼに植えられたばかりの稲の苗が見え隠れしています。田んぼの脇を流れる水路の水の勢いにびっくりします。



田植えが終わった直後のようです


茅葺小屋と大山南壁 知られた撮影スポットです


びっくりするような勢いの水路


御机から見る大山南壁

鍵掛峠: 鳥取県日野郡江府町大字大河原字鍵掛)

本日の最終目的地の鍵掛峠駐車場にやってきました。紅葉の時季には満車で渋滞する大山南壁を仰ぎ見ることのできる一番の観光スポットです。この時間、駐車場には数台のみでした。手前には大山のシンボル・ブナ林が広がり壮大なスケールです。新緑の緑と濃い針葉樹の緑とのコントラストがとても新鮮に感じます。
こうして、本日の予定を終え帰途につきました。



圧倒的な新緑のブナ林、針葉樹の濃い緑との対比が印象的


鍵掛峠から見る大山のアップ


駐車場は空いていました


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