未熟なカメラマン さてものひとりごと

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福山でアサギマダラに出会った!  広島県福山市津之郷町

2021-11-01 23:45:16 | 昆虫
訪問日:令和3(2021)年10月10日(日)
蝶の世界のスーパースター・アサギマダラ(*1)が福山市内でも見ることができるという記事を見かけ、早速出かけました。訪問先は、福山市津之郷町の俄山(にわきやま)の広場ですが、場所に関する情報はこれしかなく少々不安でした。
グーグルマップで検索すると、俄山弘法太子堂(*2)という寺院を見つけることができました。
この近くに違いないと見当をつけ、とりあえずこのお寺を目指し、わからなければ現地の人に訪ねようと思いました。
ナビの案内のまま進みましたが、1台がやっと通れる狭い山手町の町なかの道を何か所が通過し、不安になりました。そしてやっと比較的広い道に出ましたが、進むにつれて前方はまったくの山道、すれ違う車もなく、これで合っているのか不安は続きます。そのうち「アサギマダラ飛来地」との看板を目にすることができ、ほっとしました。


駐車スペースの向こう側の山の斜面にフジバカマが植えられている


フジバカマ 右と左のかたまり

そして右手眼下には、広場(草原)があり、そこを目指し細い急な坂道を下って停車。初老の男性二人の姿が見えたので、「フジバカマ(*3)はどこですか?」と尋ねたところ、目の前を指して「ココですよ」と返事が返ってきました。
よく見ると斜面に背丈の低いピンクのフジバカマが、何か所かに分けて植えられていました。このお二人は、ここを管理されている「山手・津之郷里山里地を守る会」のメンバーとのことでした。
肝心のアサギマダラはというと、いました。たったの2匹ですが飛んでいました。個人的には、数年前の大山・桝水原で見て以来です。本当に感動的でした。
アサギマダラは比較的大きなチョウでひらひらと優雅に舞います。写真を撮るため近づいてもそれほど動じません。
お二人に、長野でマーキングされたアサギマダラの写真を見せてもらいました。単純に計算しても、その距離おおよそ600㎞以上、よくぞ飛んできた、と感動するばかりですが、一体そのエネルギーはどのように生成されるのでしょう?
この2匹は、ここ一週間見られるとのことでしたので、その間にしっかり栄養を蓄えて、目的地に向かいまたどこかで休憩するのでしょう。
多い日には、20匹以上も飛んでいるとか。先日の地元新聞にも、この場所で何匹も飛ぶチョウの写真(撮影日9月21日)が掲載されていました。
でも出会えただけでもよかったと満足して、広場をあとにしました。



フジバカマに停まるアサギマダラ


ほんとに美しい


こちらはもう一匹


近くに寄ってもさほど動じません


アサギマダラを追い掛け回す黄色い小さなチョウ


湿地に小さな赤トンボが停まっていました。ハッチョウトンボかと思いましたが違うようです

帰りにせっかくなので、俄山弘法大師堂と、明王院に寄って帰りました。
俄山弘法大師堂


石段と山門


山門に奇妙な面がありました


本堂


霊水が販売されています

明王院 広島県福山市草戸町

愛宕山中腹近くにあり、眼下に草戸千軒町遺跡を見渡す明王院は、中道山円光寺明王院と称し、国宝の「本堂」「五重塔」を有する真言宗大覚寺派の古刹として知られています。


急な石段の向こうに山門 山門は広島県指定の重要文化財


山門から境内を望む


国宝 明王院五重塔 建立は1348年の南北朝時代


国宝 明王院本堂 鎌倉時代の元応3年(1321)の建立

*1 アサギマダラ
アサギマダラは羽を広げると10cmほどの大きさになる美しい蝶で、名前のアサギ部分は「浅葱色(あさぎいろ)」を意味しています。
日本で唯一知られている長距離の「渡り」をするチョウとして有名です。春から夏にかけて南方や低地で羽化したアサギマダラは北東や高地に渡り、そこで繁殖します。夏の間は暑さを避けて冷涼な地で過ごし、秋になると越冬のため南西諸島や台湾まで渡っていくのも確認されています。基本的にはふわふわとゆっくりと飛びますが、風に乗るとかなり速いスピードで飛ぶ事ができます。渡りの移動距離は千キロを超え、最長で2千キロを超えた記録もあります。

*2 俄山弘法大師堂
807年(大同2年)、弘法大師(空海)が明王院を開くときに俄谷を訪れ、病に悩む地域住民の救済のために加持祈祷(かじきとう)を行い、錫の杖で俄山の斜面の岩を突くと、そこから霊水が噴出するようになったと伝えられています。霊水は「温泉水弘法水」として近隣住民が数多く集まり利用するようになりました。「温泉水弘法水」の御利益を求める民のために、お堂や水くみ場、お籠り堂(休憩所・宿泊所)が整備されています。

*3 フジバカマ
フジバカマは「秋の七草」の一つで、万葉の時代から人々に親しまれてきた植物です。夏の終わりから秋の初め、茎の先端に直径5mmほどの小さな花を、長さ10cm前後の房状に多数咲かせます。川沿いの湿った草原やまばらな林に見られ、まっすぐに伸びる茎に、3裂する葉が対になってつきます。地下茎が大量に伸びて猛烈な勢いで広がるため、自生地では密生した群落になるのが普通ですが、現在の日本には自生に適した環境が少なくなったため激減し、絶滅危惧種となっています。

次回は、重伝建の町 岡山県高梁市吹屋地区 「田舎そばの味は守られていた」を予定しています。
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何とタマムシを使って製作された茶道具が現代にあった!!

2020-07-28 00:08:40 | 昆虫
投稿日:令和2年(2020)7月27日(月)
(生きたタマムシを発見!)
勤務先近くの歩道で、一匹の昆虫を発見しました。よく見ると、タマムシ(ヤマトタマムシ)でした。
死んでいるのかと思って、触ってみると、何と生きているではありませんか。




足をしきりに動かしていたので、早めに写真に撮っておこうと、カメラを準備し急ぎ会社に戻りました。
受付カウンターの上に置き、何枚か撮影しましたが、今にも飛び立ちそうでした。
そしてついに飛翔、玄関の自動ドア付近に落ちてしまいました。
そのとき、突然、同僚が帰ってきて思わず踏みそうになり、「うわ!」と顔を背けましたが、何とタマムシは無事だったようです。
やれやれと、玄関先の植え込みに離してやりました。



今にも飛びそうなタマムシ

過去のブログで、ご紹介した、「タマムシの死骸を発見!」前回見つけたタマムシはもう7年前になります。
タマムシの羽は、ご存知のとおり独特のグリーンと赤の金属色。見る角度によって微妙に色を変えます。まったく劣化しないので、いつまでもきれいなままです。飛鳥時代の玉虫厨司に用いられたのもわかりますね。
私も前回のタマムシ(死骸)を大事に保管しています。

このタマムシ、我・田舎の街中でもほとんど見かける機会がなく、私の人生で記憶にあるのはたった数回です。
情報によりますと、タマムシが成虫として活動するのは、7月の後半。おもにエノキやケヤキの上の方で飛び回っているとか。

会社の玄関先にも何本かのケヤキが植栽されていて、先日業者が剪定したばかりでしたが、その匂いに誘われてやってきたのでしょうか。
タマムシの成虫での寿命は、1~2ヶ月、その間に相手を見つけて子孫を残さなくてはなりません。
全国的にも絶滅危惧種に指定されるケースも多いようですが、果樹園では害虫として疎まれていることもあるようです。何とかうまく共存できるといいですね。


(何とタマムシを使って製作された茶道具が現代にあった!!

ネットで、いろいろ調べているうちに、とある美術館に、タマムシ(以下、玉虫)を使った茶道具があるとの情報を得てびっくり。
この茶道具が展示されているのは、飛騨高山にある、茶の湯美術館です。


館のホームページによりますと、1300年前(飛鳥時代)に作られた法隆寺の国宝「玉虫の厨子」に魅せられ、その輝きを現代に再現しようと考えたのがきっかけとなり、中田館長が石川県輪島市の職人に製作を依頼したそうです。
そして、輪島の伝統工芸士ら約数十名が、産卵後死んだ玉虫の羽を利用し2年の歳月を費やして完成、玉虫を使った日本で唯一の漆芸作品が完成したのでした。

もちろん輪島では初めての素材であり試行錯誤の末、小振りで円形の物が多い茶道具に玉虫の羽を隙間なく貼り詰める方法を考案したそうです。
はじめに羽裏を薄く削り色ごとに選別したものを2ミリ角にカットし、輪島塗の漆器の表面に一片ずつ貼り付けて仕上げていくという、気の遠くなるような作業工程です。
まさに輪島の職人の技と根気強さが結集した作品です。
私も、茶道を習う一人として、いつの日か、その茶道具を拝見したいと思いました。

宮城県仙台市に似たような呼び名の工芸品・玉虫塗があります。こちらは、実際に玉虫を使うのではなく、塗りを重ねることによって、光の加減で色合いが微妙に変わり、玉虫の羽の輝きと似ていることから、玉虫塗と名づけられたそうです。


(ご参考と宣伝)
タマムシに興味を持たれる方も多いようで、私の関連記事には、多くの方にお越しいただいているようです。
このタマムシを含め、このブログでの人気記事をご紹介させていただきます。
興味をお持ちになりましたら、是非覘いてみてください。

ブログ名:未熟なカメラマン さてものひとりごと 人気記事・最近3か月のベスト5
第1位 遊女たちの悲しい物語があった。(2009.9.27投稿)780PV
第2位 そば打ちの基本を学ぶ そばが切れる原因(2020.2.17投稿)760PV
第3位 タマムシの死骸を発見(2013.9.9投稿)611PV
第4位 悠久の時を越えて1000年 醍醐桜 (2017.4.17投稿)439PV
第5位 NHK BSプレミアム『八つ墓村』ロケ地を訪ねて その2矢掛編(2019.11.25投稿)357PV

当ブログで使用した画像のご紹介
画像は、主にストックフォットサイト・PIXTAでご覧いただけます。
最初の検索画面で、satemo と入力、右側の写真・イラストから‘クリエーター’を選択、一旦画像が出て来たら、 ‘もっと見る’をクリックすると約1000枚をご覧いただけます。

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アサギマダラに再び出会った! 鳥取県大山 その2 平成26年10月25日(土)

2014-10-28 21:30:28 | 昆虫

桝水高原天空リフト 

鍵掛峠の絶景を堪能したあと、次に向かったのが桝水原です。途中の大山環状道路はヘアピンカーブが連続するところもあり、運転には細心の注意が必要です。駐車場に車を入れて、すぐに大山桝水高原天空リフト乗り場に向かいました。料金は往復700円、所要時間は片道8分ほどです。とにかく暖かくて気持ちがよかったので、衝動的に乗ってみたい気分になったのです。今日は天気も良いし上に行くと、いい写真が撮れるかもしれないという期待もありました。

リフトは二人乗りで裾野に沿って緩やかに登っていきます。高さは、足が地面につくほど低くて安心です。足元にはマツムシソウのブルーのお花畑がつづき、両側にはススキの美しい原野も見えます。終点に着くと、まず眼下に広がる眺望を楽しみます。美保湾や遠く隠岐の島も見えるそうですが、遠くになるほど白く霞んでいて、はっきりとはわかりませんでした。 



遠くは隠岐の島まで見える展望台

一段落すると、さらに階段を登って横手道(大山古道)まで出ました。思えば数年前、大山寺までウオークを楽しんだこともありました。今日あたりは、黄葉も進み、さぞかし気持ちのよいことでしょう。ここからは、樹木に阻まれてなかなか頂上付近の様子はうかがい知ることはできませんが、実は一角だけ、見渡せる場所がありました。そして15分ほど滞在の後、降りることにしました。

下る途中で、マツムシソウに停まる蝶たちを観察していましたが、終点付近で大型の一匹の蝶が目に留まりました。リフトから降り、急いで近づくと、何とその蝶はアサギマダラでした。ここで会えるとは、まさに感動でした。リフトの係の人が「この蝶のこと、ご存知ですか?」と訊ねたので、「はい!渡りをする蝶ですよね!」ということで、少しだけ話をしていただきました。なかなか羽を開かないので、苦労しましたが、一度だけ開いた瞬間がありました。この蝶は人間を怖がらず、飛び方も優雅。体の色もアサギ色でとても美しい蝶です。

私がこのアサギマダラに出会うのは人生で2度目です。最初は数年前の9月の終わり頃、広島県世羅町の世羅高原農場でダリアを撮影していたときでした。動作がゆっくりしているので撮影は比較的容易でした。帰って種類を調べていくうちに、渡りをする蝶だと知りました。記録では2000キロ以上移動した例もあるそうです。どこにそのようなエネルギーがあるのか不思議でなりません。フジバカマの蜜を好むそうなので、一時、自宅に植えようかと思ったほどです。
さきほどの親切な係の人によると、ここ数日この付近で姿を見せているとのことでしたが、早く飛び立たないと、冬が来てしまうと、そのことが心配になりました。とにかく憧れた蝶に出会うことが出来て、最高にうれしい一日となりました。



アサギマダラ その美しさと優雅さに魅了されます。
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アサギマダラに再び出会った! その1 鳥取県大山 平成26年10月25日(土)

2014-10-26 22:00:35 | 昆虫

岡山県の鬼面台展望休憩所から見る烏ヶ山と大山

25日の土曜日、久しぶりに県北・山陰方面に出かけることにしました。最終目的地は、足立美術館でしたが、せっかくなので、蒜山まで行き、そのあと、蒜山大山スカイラインを通って鬼面台展望休憩所へ。眺望を楽しんだあと、鏡ヶ成から大山環状道路に出て、大山の一番のビュースポット鍵掛峠から桝水原へ出て小休止。その後、山陰道の安来ICで降りて足立美術館で日本一の日本庭園を鑑賞したあと、一般道を通り、帰りに奥出雲町の八川で出雲そばを食べて帰るという欲張りのルートです。 

井原の自宅を出たのが、午前9時15分ごろ。高梁まで例によって一般道を通り、賀陽ICから高速に乗って、蒜山ICで降り、最初に向かったのが、道の駅「風の家」です。一番の目的は名産、蒜山大根を買うためです。1本100円から130円ほどの大根がずらり並び、大勢の買い物客でごったがえしていました。知り合いへのおみやげとして4本と、蒜山おこわを2パック買って、次に向かったのが蒜山ジャージーランドです。

ここでジャージー牛の優しい瞳に癒されたいと思いましたが、放牧された牛たちは草原の遠くにいて、なかなかこちらにやってくる様子はありません。しかたなくあきらめて次に向かったのが、鬼面台です。到着すると展望台休憩所駐車場には約10台の待ちの車が並んでいました。
せっかくなのでここは我慢して待つことに。10分ほどするとなんとか駐車することができました。今日は素晴らしい天気で、展望所からは、烏ヶ山(からずがせん)と、その向こうの大山を一望できます。ここはススキの名所としても知られています。
鬼面台から車を走らせること10分ほどで、休暇村奥大山のある鏡ヶ成に到着です。広い草原と針葉樹がどこか西欧的な趣きがあります。国民休暇村の白い建物もあたりの景色にマッチしてなんともいい感じです。こちらでのお目当ては。この時季に咲くマツムシシウでした。



鏡ヶ成から日本のマッターホルンといわれる烏ヶ山(からすがせん)を望む

そして次に向かったのが、大山一番のビュースポット鍵掛峠です。大山環状道路の周辺にはブナの林が広がり、木々は一様に黄葉しています。どこかに車を停めて撮影したい気分に駆られますが、ほとんど駐車できるような場所はなく、交通量も多いので、美しさに感嘆するのみで、しかたなく通り過ぎていきます。

鍵掛峠に到着すると、駐車場は当然満車状態、空きを待つ車が何台も並んでいます。やっと停めることができて、眺めるその美しさ。そこには、春夏秋冬、いつの時季も決して裏切らない大山南壁の素晴らしい姿があります。雪はまだいただいていないものの、荒々しく岩肌見せる大山と、なだなかに広がる黄葉したブナの樹海はまさに絶景です。(つづく)



鍵掛峠から見る大山と樹海


一部分を切り取ってみました。
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タマムシの死骸を発見

2013-09-09 23:07:51 | 昆虫

こちらは生きたタマムシ 9月9日

先日の朝、会社の玄関先をほうきで掃いていたら、小さな昆虫の死骸が目に留まりました。金色と緑の独特の金属製の光沢。見る角度で微妙に色を変えます。裏は特に金色が目立ちとてもきれいです。あまりの美しさに、捨てる前に一度調べてみようと思いました。記憶のかたすみに、このようなきれいな虫は、ハンミョウかタマムシではないかと思いましたが、帰宅後ネットで調べると、タマムシ(ヤマトタマムシ)とわかりました。体つきは、ゲンジボタルの大型のようであり、小型のゴキブリといった感じです。大きさは約4センチ。このようにきれいな造形物を造る自然の力に感心します。いずれにしても私は初めてのご対面でした。

タマムシですぐ思い出すのが、むかし日本史で習った、法隆寺の国宝「玉虫厨司(たまむしのずし)」です。私の日本史の参考書「第一学習社・最新日本史図表」には次のような説明がありました。
小型の仏像を安置する厨子(仏像などを納める箱型の仏具)で屋根は入母屋造りの様式で、宮殿部には雲斗、雲形肘木、屋根の両端には金色のしびがみられる。玉虫の羽が伏せられていることからこの名がある。国宝、高さ226.6㎝。宮殿部各所に装着された透かし彫り金具の下には玉虫の羽が少なく見積もって9083枚の羽、つまり4542匹の玉虫を用いたと推定される。

残念ながら現在では、その羽はほとんど落ちてしまっているそうですが、その当時はどのようにきれいだったろうと想像をめぐらします。

そして今日の午前中、銀行の出入り口で、またまたタマムシを発見しました。今度は仰向けになって足をしきりに動かしている生きたタマムシです。早速、つかまえて会社に帰り、写真を撮ったあと逃がしてやりました。同僚が言うのに、昔はよくイチジクの木で見た、とのことです。先週末と今日、2度見て、さらに昔、よく見たというのを聞いて、だんだんその希少価値が無くなってきたような気がしました。
ネットで調べると、次のような説明がありました。

タマムシ(ヤマトタマムシ)は北海道には生息しません。細長い米型の甲虫で、全体に緑色の金属光沢があり、背中に虹のような赤と緑の縦じまが入るとても美しい昆虫として好まれています。天敵である鳥は、「色が変わる物」を怖がる性質があるため、この虫が持つ金属光沢は鳥を寄せ付けません。どのようにも解釈ができ、はっきりとしないものの例えを玉虫色というのはこの虫に因んでいます(ウイキペディアより)
ネットオークションにも出品されていて、高いもので一匹1800円、別の種類のアオタマムシには、4200円の値段がついていました。すごいですね。

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