未熟なカメラマン さてものひとりごと

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本州唯一のアッケシソウ自生地 岡山県浅口市寄島町アッケシランドを訪ねる

2022-10-28 23:09:11 | アッケシソウ
訪問日:令和4(2022)年10月16日(日)

地元・山陽新聞に寄島町のアッケシソウが見ごろとの記事が掲載されていました。写真で見る限りとてもきれいに紅葉していました。ほぼ毎年出かけているアッケシランドですが、今年も出かけることにしました。

朝10時頃でしたが、観光客は、6~7名ほど。紅葉はしていますが、新聞で見たほどではなく、見ごろはもう少し先のようでした。
以前なら、地区の人がテントを張って、各種パンフレットの掲示や、地元特産品の販売、またA~C地区の移動に自転車を無料で貸し出すなどとても活発でしたが、今年はその設えはなく、展望台にパンフレットが置かれているのみでした。



アッケシランド 広いA地区 雑草はきれいに刈り取られている


小さな展望台 床にパンフレットが置かれている


紅葉したアッケシソウ アッケシソウは1891年に北海道厚岸町(あっけしちょう)の牡蠣島で発見され、その町名をとり命名された。別名:サンゴソウ、ヤチサンゴ、クラブグラス


海水の流入する塩湿地に生育する


北半球に広く分布し日本では北海道、岡山県、香川県で生育が確認されている

この日は天気も良く、三ツ山や瀬戸大橋を望む西方面に目をやると、ぎらぎらと光る海面がとても印象的でした。
網の手入れをする、漁師の姿もありました、とてものどかな光景です。
A地区での鑑賞を楽しんだ後、勝手知ったる何とやらで、堤防を歩きながらC地区に向かいました。C地区はA地区から100m以上離れており、ここまで来る観光客はほとんどいません。木道が整備されており身近に撮影できるのですが、入り口に立入禁止の看板があるではありませんか。しかし、その奥に木道の上をお歩きください、との看板もありました。



遠くに三ツ山が見える 逆光で海面がギラギラと光る穏やかな瀬戸内海


堤防は、絶好のウオーキングコース 正面に見えるのは青佐山


漁師が網の手入れをしている


C地区の看板 道路の向こうがA地区


木道が整備されている


望遠で見るアッケシソウ

進んでいいのかどうか思案していると、後ろから「ここは立ち入り禁止ですよ!」との声がかかりました。アッケシランドを管理するパトロール隊員の方でした。監視の目が届かないので、立ち入り禁止にしているようです。もったいないと思いました。近くで観察できる木道は、アッケシランド一番の撮影スポットに違いありません。
許可を得て、入口付近から望遠で数枚撮影させてもらいました。



三郎島海岸付近から見る青佐鼻方面


三ツ山を左側方面から見たところ


三郎島海岸 とてもきれいな砂浜が続く


寄島園地展望台下の坂道から三ツ山を望む


漁船と、光る海面

このあと、三郎山の坂道をのぼり、中腹から三ツ山を撮影してアッケシランドをあとにしました。
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