2019年10月10日(木)久しぶりに足守の古い町並みを訪ねました。観光駐車場に車を入れると、朝から何も食べていないことを思い出し、急にお腹が減ってきました。
すると、ちょうど道の斜め向かい側に、‘商い中’と書かれた木札の下がる古民家のお店「お茶処ねね」を発見。時刻は8時過ぎでしたが、人通りの少ない平日のこの時間に客はあるのかと、疑問に思いながら戸を開けると、老夫婦の客がいて、なぜかほっとしました。
モーニングを注文し待っていると、すぐあとにまたしても二人の老婦人が別々に来店。
固定客で繁盛しているお店のようでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/6b/2192caaedd6ccb62b1440adfb75dff1d.jpg)
お茶処ねね ℡086-295-0080 ボリューム満点のモーニングがおすすめ
足守の町並み
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/bd/5e47fbf0dd574ce75a3028f1b9171fde.jpg)
美しい町並みです。車の通行量も多いので注意が必要です。
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備中足守まちなみ館
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内部の様子です。
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味わいのある土塀
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洪庵茶屋の店先のディスプレイ
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足守プラザ前の巨木
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足守の情報発信の中心。木工や陶芸などの体験もできます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/ea/c03029dc2cf36d81bd36cad115170f8c.jpg)
味わいのある小路
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その先に大きなお屋敷がありました。
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江戸時代の伝統的家屋の姿を留める
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/f4/cee22c79332a64938e21046ad599c332.jpg)
通りのはずれ、道幅は狭くなります。
藤田千年治邸
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/98/7c5dc2b6bdce4e7d16c1c64bdeaa98e4.jpg)
旧足守商家 藤田千年治邸
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戦前まで醤油醸造が行われていました。
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古い資料が並べられていました。
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当時の醤油醸造の様子が再現されていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/4b/0e3c3c6b3b1058e571e7d699982dc912.jpg)
中庭の様子です。
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風情のある暖簾
このあと、いよいよ町並みを散策です。備中足守まちなみ館、旧足守商家藤田千年治邸を訪ねた後、足守プラザへ。雰囲気のよい路地があり、その奥の右手に格子戸がありました。中を覗くと、立派なお庭がある豪邸です。すると、横から「どうぞ、中に入ってご覧いただいてもいいですよ!」と声を掛ける御仁がいました。足守プラザの関係者のようでしたが、この住宅は、中鉄バス創業者のお宅のようで、現在は岡山市に寄付され、庭の一角にある米蔵をギャラリーとして使用しているとのことでした。
足守藩侍屋敷
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白壁の長屋門と土塀に囲まれた家老杉原家旧邸宅
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/4c/e494979c258303fa2c7e09bbd4d46089.jpg)
中ほどに大きな柿の木があり、熟柿の落下に注意と書かれていました。
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唐破風の玄関の母屋、江戸中期の建築です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/fb/66be04b754751a5ecd06cc64d517d2ff.jpg)
花頭窓が美しい
次に町並みを離れ、足守藩侍屋敷に向かいました。茅葺の屋根にとても風情を感じました。おもしろかったのが、玄関を入ってすぐのところにある大きな柿の木です。「熟柿の落下に注意」と札が下がっていました。
係りの人に、「この枯山水のお庭は、小堀遠州の作と以前に聞いたことがあったのですが、間違いありませんか?」と尋ねてみました。アルバイト待遇の方で、「詳しいことはわかりませんが、遠州と関わりはあったようです」との返事でした。
昨年7月の西日本豪雨の最は、大変だったそうです。現在は、岡山市教育委員会の管理下にあり、相応の予算がなかなかつかないのだそうです。
近水園
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木下利玄生家
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遠州流池泉回遊式庭園
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数寄屋造りの吟風閣が美しい
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吟風閣からみる園内、手前が亀島です。
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近くで見る吟風閣
最後に、一番の目的地である、近水園(おみずえん)に向かいました。道のところどころに案内板があるので迷うことはありません、この頃、空は快晴。風も無く池の水はまるで鏡面のよう、悠々と泳ぐ池のコイに木々が映り込んでいます。数寄屋造りの吟風閣がとても絵になっています。
このときの時刻は、9時半過ぎ、一人のご老人がせっせと竹箒で庭を掃いていました。「一人なので、なかなか大したこともできません」と、麦藁帽子をかぶり、とても真面目そうな方でした。
亀島、鶴島と説明していただき、ちょうど周辺の彼岸花が咲き終わったあとで残念でしたね、と被写体のことも気にかけてくださいました。井原には立派な桜並木がありますが、こちらの土手沿いに咲く桜も、きれいですよ、とのことでした。
また、違う季節に訪れてみたい足守でした。
すると、ちょうど道の斜め向かい側に、‘商い中’と書かれた木札の下がる古民家のお店「お茶処ねね」を発見。時刻は8時過ぎでしたが、人通りの少ない平日のこの時間に客はあるのかと、疑問に思いながら戸を開けると、老夫婦の客がいて、なぜかほっとしました。
モーニングを注文し待っていると、すぐあとにまたしても二人の老婦人が別々に来店。
固定客で繁盛しているお店のようでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/6b/2192caaedd6ccb62b1440adfb75dff1d.jpg)
お茶処ねね ℡086-295-0080 ボリューム満点のモーニングがおすすめ
足守の町並み
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/bd/5e47fbf0dd574ce75a3028f1b9171fde.jpg)
美しい町並みです。車の通行量も多いので注意が必要です。
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備中足守まちなみ館
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/07/84ef3a228b9df2563d417b9a567885dd.jpg)
内部の様子です。
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味わいのある土塀
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洪庵茶屋の店先のディスプレイ
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足守プラザ前の巨木
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/b6/6718f63a4f0df8bde4eccc627f23b380.jpg)
足守の情報発信の中心。木工や陶芸などの体験もできます。
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味わいのある小路
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その先に大きなお屋敷がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/cd/67ef22e931954d2e63ca2907e21d2108.jpg)
江戸時代の伝統的家屋の姿を留める
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/f4/cee22c79332a64938e21046ad599c332.jpg)
通りのはずれ、道幅は狭くなります。
藤田千年治邸
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旧足守商家 藤田千年治邸
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戦前まで醤油醸造が行われていました。
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古い資料が並べられていました。
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当時の醤油醸造の様子が再現されていました。
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中庭の様子です。
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風情のある暖簾
このあと、いよいよ町並みを散策です。備中足守まちなみ館、旧足守商家藤田千年治邸を訪ねた後、足守プラザへ。雰囲気のよい路地があり、その奥の右手に格子戸がありました。中を覗くと、立派なお庭がある豪邸です。すると、横から「どうぞ、中に入ってご覧いただいてもいいですよ!」と声を掛ける御仁がいました。足守プラザの関係者のようでしたが、この住宅は、中鉄バス創業者のお宅のようで、現在は岡山市に寄付され、庭の一角にある米蔵をギャラリーとして使用しているとのことでした。
足守藩侍屋敷
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白壁の長屋門と土塀に囲まれた家老杉原家旧邸宅
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中ほどに大きな柿の木があり、熟柿の落下に注意と書かれていました。
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唐破風の玄関の母屋、江戸中期の建築です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/fb/66be04b754751a5ecd06cc64d517d2ff.jpg)
花頭窓が美しい
次に町並みを離れ、足守藩侍屋敷に向かいました。茅葺の屋根にとても風情を感じました。おもしろかったのが、玄関を入ってすぐのところにある大きな柿の木です。「熟柿の落下に注意」と札が下がっていました。
係りの人に、「この枯山水のお庭は、小堀遠州の作と以前に聞いたことがあったのですが、間違いありませんか?」と尋ねてみました。アルバイト待遇の方で、「詳しいことはわかりませんが、遠州と関わりはあったようです」との返事でした。
昨年7月の西日本豪雨の最は、大変だったそうです。現在は、岡山市教育委員会の管理下にあり、相応の予算がなかなかつかないのだそうです。
近水園
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/70/12d9e2d4dc8b83366f4a9d2ed7d6da18.jpg)
木下利玄生家
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遠州流池泉回遊式庭園
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数寄屋造りの吟風閣が美しい
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吟風閣からみる園内、手前が亀島です。
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近くで見る吟風閣
最後に、一番の目的地である、近水園(おみずえん)に向かいました。道のところどころに案内板があるので迷うことはありません、この頃、空は快晴。風も無く池の水はまるで鏡面のよう、悠々と泳ぐ池のコイに木々が映り込んでいます。数寄屋造りの吟風閣がとても絵になっています。
このときの時刻は、9時半過ぎ、一人のご老人がせっせと竹箒で庭を掃いていました。「一人なので、なかなか大したこともできません」と、麦藁帽子をかぶり、とても真面目そうな方でした。
亀島、鶴島と説明していただき、ちょうど周辺の彼岸花が咲き終わったあとで残念でしたね、と被写体のことも気にかけてくださいました。井原には立派な桜並木がありますが、こちらの土手沿いに咲く桜も、きれいですよ、とのことでした。
また、違う季節に訪れてみたい足守でした。