未熟なカメラマン さてものひとりごと

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王子が岳と渋川動物園その1 岡山県玉野市 絶景といとおしいワンちゃん

2014-02-27 00:20:04 | 自然

頂上から見る瀬戸内海。まさに絶景です。

2月23日(日)家族で、玉野市の王子が岳に行って見ることにしました。朝から青空が広がり王子が岳から望む瀬戸内海はとても絵になると思ったからです。まだ子どもが小さい頃、初めて王子が岳を訪ねた時のことです。国民宿舎前の海岸縁に駐車場があり、国民宿舎の横に「登山道」と書かれた案内板を見つけました。気軽にちっと登ってみようかと思ったわけです。しかしこの登山道がなかなかの急こう配で、休み休み、息も絶え絶えでやっと頂上に着くと、何とそこには広い駐車場があるではありませんか。クルマで来れるんだと、ショックを受けたことを思いだします。記憶に残っているのが、広い芝生があって、その眼下に広がる瀬戸内海でした。このような素晴らしいところがあるんだと、感動したことをよく覚えています。

あの感動を再びということで、この日はしっかり車道を走りました。途中にも何か所か駐車場がありましたが、目的地はひとつ。パークセンターの駐車場です。駐車場に着くと、周辺で猫の姿を何匹も見つけました。餌をやる人がいるのでしょう。さて、ここから10分ほど歩くと頂上です。芝はまだ新芽が出ていなくてグリーンとはいきませんが、あいかわらず素晴らしい眺望です。空は青く、遠くに瀬戸大橋も見えました。風が吹くと、少し膚寒い感じがしましたが、もう少し暖かくなるころ、ここで食べるお弁当は最高でしょう。

ここで一匹の柴犬に遭いました。口にゴム製のボールを咥え、ゆっくり上ってきます。何とかわいいことか、柴犬でも人間と同じようにいろんな顔があるものですね。とにかくかわいいのです。かなりの肥満気味で歩くのも大変なようです。駐車場付近に降りたところに、再びあったのでご主人に話を伺ってみました。

「柴犬ですよね?何歳ですか?」 
「そうです!雄の7歳です」
「名前は何というのですか?」
「どん松五郎といいます。(笑) 長い名前ですね」
「室内犬ですか?」
「そうなんです。まったく吠えないので番犬にもなりません」
「こんなかわいい柴犬見たことありませんよ」
というと、ご主人(中年の女性)とてもうれしそうに、背中を撫でていました。

どんちゃん、話を聞きながらお腹がつかえるのか、横座りで、おとなしくしていました。
この日は、他にもとてもきれいなゴールデンレトリバーも見かけましたが、散歩にはもってこいの場所だと思います。
この王子が岳、標高、たったの235mですが、巨岩と春には、コバノミツバツツジが咲くそうですので、その頃、お弁当持参でまた来て見たいと思いました。(つづく)



芝のどんちゃん。とても愛らしいワンちゃんです。
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深山公園の水鳥と岡山市サウスビレッジ その2

2014-02-21 23:44:05 | 公園

餌を求めて集まってきた渡り鳥

岡山市サウスビレッジを後にして次に向かったのが、深山公園(みやまこうえん)です。まず、公園内にある“道の駅深山公園”で本日の目的のひとつ、焼きあなごを買うことにしました。魚屋さんのいつもの場所には、“地もの”と書かれたシールが張られたものとそうでないものが、パックで並べられていました。
値段を聞くと、地ものが1000円、そうでないものが1200円とのことでした。どうして地ものの方が安いのか訊ねると、地ものは小振りで、そうでないものは身が大きいとのことでした。たしかにふっくらしているように見えます。「これは、どちらの産ですか?」と訊くと、韓国産とのことでした。少し迷いましたが、結局、両方1パックずつ買うことにしました。

過去、焼きあなごで一番おいしいと思ったのが、昨年の暮れに行った日生(ひなせ)の五味の市駐車場前にある、焼きあなご専門店です。時季がよかったのかどうかわかりませんが、そのおいしさは天下一品。日生に行かれたら是非、訪ねてみてください。
さて買うものが買えたので、赤松池の水鳥を見て帰ることにしました。池の駐車場に車を移動するとたくさんの水鳥が遠目に見えてきました。「すごい!」いったい何羽いることでしょう。ほとんどが、アイガモ、オナガガモ、ヒドリガモなどのカモ類で、その中に交じって、白い1羽のアヒルと、1羽のコブハクチョウが、ひときわ目立って見えます。

案内板によりますと、ユーラシア大陸から越冬のため毎年やってきて、10月上旬から3月下旬頃まで見ることができるようです。近くで見るとその数、ゆうに1000羽は超えるでしょう。小さな子ども連れのファミリーが何組かいて、パンを与えていました。私も家から持ってきた食パンを細かくちぎって投げ与えましたが、あっという間にたくさんの水鳥がやってきて、目の前は、水鳥でいっぱいになります。これは、まさに池の鯉に餌を与えると群れで集まってくる様子とよく似ています。

また多くの水鳥が陸に上がって、餌をねだっていました。水鳥の飛来数が多いのは、毎年、餌をきちんと与えてくれるからだと思いますが、ビニール袋にいっぱいのパンの耳を持参していた老夫婦を見ていると、与える方も癒されているんだなと思いました。

このあと、車を移動してドッグランに寄ってみました。たくさんのワンちゃんがいましたが、やはり一番多いのはプードルのようです。愛犬も連れてくればよかったと思いましたが、臆病な犬ですから、喜んでくれるかどうか。元気に走り回るワンちゃんを見ながら、ふとそのようなことを思いました。



ドッグラン ふと振り返ると大きな犬が顔を出していました。
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深山公園の水鳥と岡山市サウスビレッジ

2014-02-17 23:55:37 | 公園

青空に映える岡山市サウスビレッジの塔

2月16日の日曜日、久しぶりの小春日和で、どこかに出かけたい気分でした。しかし梅の花は季節的にまだ早いし、そのあとのこともあって、どこに行こうかとしばし思案しました。少し早めに帰ってバラ園のバラの冬剪定をし、そのあとまたまた、そばでも打ちたいと思っていたからです。そば打ちは、このところ回数をこなしていて、自分でいうのもなんですが、随分さまになってきたように思います。

結局、岡山市サウスビレッジで新鮮な地の物を買い、そのあと深山公園(みやまこうえん)の水鳥を見て、ドッグランに寄って帰る、プランにしました。しかし深山公園での一番の目的は、道の駅・深山公園でおいしい焼キアナゴを買うことでした。骨とう市でもやっていれば、最高なのですが、どうでしょうか。
さて、ナビを深山公園にセットして、自宅を10時過ぎに出発。笠岡ICから高速に乗り瀬戸自動車道の水島ICで一般道に降りて、まず向かったのが岡山市サウスビレッジです。
なんと駐車場は満車状態でした。大々的に駐車場のスペースを使ってフリーマーケットが行われていたからです。地元の特産市(ロードサイドマーケット)もお目当てなのですが、ふと、ここに観賞用の梅の木があったことを思いだし、先に向かったのが北側の梅林です。残念ながらまだほとんど開花していませんでした。予想はしていたものの、これには少々がっかり。でも白梅に少しだけ開花した枝があったのがせめての救いでしょうか。このあたりから見る農園の円錐形の塔と建物は実に様になります。

ロードサイドマーケットにも人がいっぱいでした。特にレンコンのコロッケコーナーは人気で、行列ができていました。このあとフリーマーケットに立ち寄ると、その奥に、最近できたのでしょうか「カキ小屋」がありました。いい匂いが漂い、軍手をしてカキを焼く人がビニール越しに見えました。おいしそうで、どうしようかと迷いましたが、あとの予定があるのでここは我慢し、深山公園に向かいました。(つづく)



梅園の白梅 まだ一部咲きにもなっていません。
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ビニール袋を利用した簡単そば打ち

2014-02-14 00:30:26 | そば

岡山も近年にない大雪となりました。

(土曜日の朝のこと)
未明から雪が降っていたようで、朝起きると近年まれにみる銀世界となっていました。最初に思ったのが、「今日が土曜日で良かった」ということでした。これで出勤日だと大変です。このように雪が積もることはめったにないので、どうしたものかと混乱します。粉雪が降りしきる中、サシでポストの上の積もった雪を測ると9.5㎝でした。10㎝以上積もることは間違いありません。敷地内の玄関につづくコンクリート道の雪かきをしました、雪かき用の道具がないので、スコップなどを用いますが、なかなかの重労働です。その後、雪かきして積み上げた部分がいつまでも残っていて、何もしない方が早く溶けたのではと思いました。

有線放送で「井原警察署です。自動車事故が多発しています。ノーマルタイヤの方は不用意に外出することを控えましょう!」と何度か放送がありました。昼ごろから気温があがったため、屋根の雪が解けて、しずくがあちこちからポタポタと落ち、足元が悪く大変でした。ということでせっかくの週末でしたが、外出を控えることにしました。
後日、市内を車で走ると、大雪がよほどうれしかったのか、あちこちに雪だるまを見ることができました。しかし、どれも今一つの出来栄えです。これも慣れなのでしょうか。

(ビニール袋によるそば打ち)
さて、話は変わりますが、先日私が参加している、蕎麦オーナー倶楽部「いでたに風の家」の年度最後のイベント「そば打ち体験」の案内が届き参加しました。
3年目ともなりますと、手順は何とか理解できたように思いますが、それでもなかなか思い通りにはいきません。毎年、オーナーとして年末にひとりあたり2キロのそばをいただきます。早速、年越しそばを自宅でも打ち、親戚や知り合いに配っていますが、なかなか消化できません。また旅行先でついついそば粉を見つけると買ってしまうものですから、相当量のそば粉が冷蔵庫に眠っています。

当日、吉岡代表から、「今日は簡単なビニール袋によるそば打ちを体験してもらいます。」とお知らせがありました。「え?ビニール袋」と思いましたが、これがなかなかのものでした。200gから300g程度の量であれば、簡単にそば打ちができるようです。いつも講師でお世話になっている池宗さんが、実技でお手本を見せてくれます。まず、つなぎの小麦粉2割を含んだそば粉200g(約二人前)をビニール袋に入れます。つづいて約50%の水を入れたあと、ビニール袋に空気を吹き込み大きく膨らませます。口をしっかり押えて、袋を5分ほど縦に横に振り続けます。この方法だと、そば粉が手につくこともなく衛生的です。そのうち、そば粉がねっとりとしてきます。袋の上から練り込むように抑えて固めます。最初袋に付いていたそば粉もきれいにとれます。ビニール袋から塊を取り出して練り、まるく固めます。ここからは、いつもと一緒です。しかし、道具も今日はエコでした。
麺棒は、ラップの芯を利用し、こま板は、お菓子か何かの紙箱のフタを利用します。ラップを2枚程度貼り付けた台の上に打ち粉を撒いて、塊を芯でていねいにのし、最後に包丁で切ります。この方法だと、大きなスペースを必要とすることもなく、そば粉も飛び散りません。そばを打つとなると、道具の用意や、それなりのスペース、あとの掃除もあって、それなりの覚悟と気合が必要ですが、ちょっとお蕎麦が食べてきたくなった時、食卓のわずかなスペースを利用して気軽にできるそば打ち、この方法は重宝しますね。

ただ、講師の池宗さんが、その道の先輩諸氏にこの方法の話をしたところ、「邪道、だと言われた」と笑いながら話していました。
私が思うに、手軽にできるこのビニール袋によるそば打ちですが、ポイントが二つあります。まず一つ目、最初に袋に入れる水の分量です。基本的に一発で決める必要があるので、使用するそば粉の乾燥度などにより分量は正確でないと、一番難しいと言われる水廻しは完成しません。
それと、必要な道具として麺切り包丁はやはり欠かせません。刃がまっすぐでないと麺を切ることはなかなか難しいと思います。

この日は、このあと、池宗さんによる通常のそば打ちが披露されたあと、それぞれがビニール袋で打ったそばをいただきました。キンピラとおろしが入った代表の奥さんの出汁はいつもながら最高。まさに至福のひとときです。



どう、これなら簡単でしょう!
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