未熟なカメラマン さてものひとりごと

ようこそ、おいでくださいました。

社員手作りの庭園

2009-04-29 00:31:57 | 庭園


広島県安芸高田市の湧永庭園を久しぶりに訪ねました。この湧永満之(わくながまんじ)記念庭園は、医薬品キョーレオピンで知られる湧永製薬株式会社が広島事業所近くの丘陵地に1993年に開園したものです。当時の社長、湧永儀助氏が発案・設計し、施工はすべて社員によって行われた文字どおり手づくりの庭園です。入園料はなんと無料。実はこの庭園、私がカメラに興味を持つきっかけを作ってくれたとてもありがたい庭園なのです。というのも、5年程前、コンパクトデジカメで撮った画像をメールで送ったところ、とても美しい画像と評価しHPに取り上げていただいたからです。それからあたかもその方面に才能があるかと都合よく錯覚した私は、一眼レフのデジカメを購入し、一番の趣味となり、ついにはHPを立ち上げ自己満足に浸る毎日となりました。
今時の数万単位で数を売り物にして入場料を取るところが多い昨今、要所要所に花壇を配置しただけで、芝生と奇麗に刈り込まれた木々と花との絶妙なハーモニーにはほんとに心を癒され感動すら覚えます。皆さんも機会があればぜひ訪れてみてください。


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そこまでしなくても!

2009-04-27 00:33:36 | 植物


 先日、笠岡の藤花苑にフジの花を今年も見に行ってきました。こちらでは県道沿いの山の斜面を利用して、ぶどうとフジの花を併用した多段式の棚が敷地内をぐるぐる取り囲んでいます。ご主人の話によると約20年かけてホームセンターから部材を購入し文字通り手造りでこつこつ継ぎ足してきたそうです。総延長、なんと1.5キロ、個人の藤棚としては日本でも有数なのだそうです。
 それにしても、ご覧のように2階の物干し場の廻りもぐるぐると棚が伸びています。ここまでしなくてもと思いますが、何か執念に似たようなものを感じました。
ご主人は、先代の後を継いで、このフルーツガーデン藤花苑を拡張されてきましたが、もとは学校の教師にして、著名な童謡作家でもあります。お歳は72歳と聞いていますが、とてもお元気でもともっと若く見えます。いつもでもこの花を咲かせて私たちの眼を楽しませてもらいたいと思いました。

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こんな世界が!!!!

2009-04-20 20:39:56 | ナンセンス


 少し古い話で恐縮ですが、先々週の日曜日、茶道上田宗箇流の本家広島の和風堂が特別公開されるというので、文化教室の方と二人で井原から参加しました。
 当日は高速道が初めて1000円という最初の日曜日でしたので、相当混雑し、渋滞もあろうかと随分早めに出発しました。
 すると意外にもさしたる混雑もなく、早や1時間前に着いてしまいました。
 さて、この1時間をどうするか思案したところ、喫茶店でも入って心を落ち着けて、お茶会に臨むことにしようということになりました。しかし探せども探せども、その喫茶店がみつかりません。途中にカラオケカフェなるものを目にしていましたが、最終的に他にないのでやむなくそこにしたわけです。
 昼間からカラオケをする人はいないだろう!と安易に思い込み、ビルの2階のドアを開けると、なんとほぼ満席の状態でした。中高年の男女の皆さんが壁を背にぐるっと馬蹄の形に舞台を取り囲むように座っていました。
 「これは場違いなところに来てしまった」と思うのもつかの間、なんと空いている席が舞台に一番近いところで、やむなくそこに座りました「早くここを立ち去りたい」と思いましたが、コーヒーがなかなか来ません。すぐ前で順番に曲を予約した人が熱唱します。当然ながら唄が終わると拍手するのが礼儀。さすがに唄うつもりはありませんでしたが、しばらくするとそこには拍手する私たちの姿がありました。お隣の女性の方が、にこっとして「唄われないんですか!」と声をかけてきました。「えー、今日はコーヒーだけ」と答えましたが、昼間でもこのような世界があったのか、何と皆さんの生き生きとした表情、正直小さな驚きを感じました。

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久しぶりの潮干狩り

2009-04-13 23:11:08 | インポート

(H21.4.12撮影)

昨日は、ほんとに久しぶりに笠岡方面に潮干狩りに行ってきました。
どうせ、獲れないものと、ダメもとで臨んだ姿勢が控え目でよかったのでしょうか!
思った以上の収穫でした。
しかし、もうこの時季になりますと、おおかたのところは掘り返されていますので、まだ誰もとっていないところを探して獲ることになります。
まさに人の心理の裏を読むことが必要となります。

海岸線のここはと思うところには、たくさんの車があふれんばかりに停まっていました。
干潮時刻の18時15分頃引き揚げましたが、たまには潮風にあたりながら、夕暮れの静かな時間を過ごすのもいいものですね。
画像は、西の空が少し赤く色づく、穏やかな瀬戸内の様子です。

今日はもう結構というぐらい、酒蒸しやお味噌汁でいただいたことは言うまでもありません。

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自然のままがいい!

2009-04-06 22:42:56 | 観光名所


土曜日、雨でしたが、落下する椿の真っ赤な花弁が地面を染めることで有名な、矢掛町の圀勝寺に行ってきました。先日の新聞で紹介写真を見たとき、まさか?と思いましたが、まさしく事実でした。
なんと今年は、地面に落ちた花弁の周りをぐるりと囲いで仕切ってあるではありませんか!何と趣のない!と少々、落胆してしまいました。できれば自然のままにしてもらいたかった。
まさにお笑い芸人のクールポコ風に言うと「やっちまったな!」という感じです。
それでも写真を撮っていると、今年から町おこしの一つの行事ということでしょうか!椿まつりの係りの人がそばに来て、よかったら感想を書いてください、とのことでしたので、あの囲いは、ほんとに残念、無い方がいい!というようなことをしっかり書いておきました。
係りの人から、飲み物を用意していますので、遠慮なく飲んで帰ってください、とのこと。折角ですのでコーヒーをいただき、さらに今朝撮ったという写真をいただいて帰りました。
さて、来年はどのようになっているでしょうか。
圀勝寺の椿の画像はこちら
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