台風一過、天気が回復したので、近場でどこかいいところはないか思案したところ、因島の白滝山(しらたきやま)五百羅漢をまだ訪ねていないことを思い出し、出かけることにしました。
山陽自動車道笠岡ICから、しまなみ海道因島北ICで下車、残念ながらナビで位置の特定ができなかったため、標識を頼りに車を進めましたが、白滝山はあっても五百羅漢の文字はどこにもありません。
かすかな記憶に、因島フラワーセンター近くだったことを思い出し、とりあえずナビをフラワーセンターにセットし進むと白滝山の案内板を見つけました。急な勾配を進むとペンション白滝山荘があり、さらに進むと駐車場がありましたが、その先は白滝山頂上までの登山道になっていました。実はこれが表参道で、この駐車場から山頂まで618m.徒歩30分
かかるようです。
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ペンション白滝荘 アメリカ人宣教師の住居としてヴォーリスが設計
やむを得ず引き返し元の道に戻って、フラワーセンターを通過しさらに進むと、白滝フラワーラインの案内板を目にしました。ここでも五百羅漢という文字を目にすることはありませんでしたが、直感的にこれだと思いました。
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山門に到着
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高さ6mの自然石の上に多宝塔
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天狗三種
無事に八合目駐車場に到着すると、7台ほどの駐車場は満車状態、おまけにこれから出ようとしている大型バスもあってびっくりです。
ここから五百羅漢のある白滝山頂上まで218メートル、徒歩8分とありました。しかし急な坂道で歩くと息が切れます。まもなくして観音堂に到着。五百羅漢と頂上展望台へはもう少し歩かなくてはなりません。
そして頂上に到着です。想像以上の360度の大パノラマが広がっていました。因島大橋も眼下に見ることができます。さわやかな秋風が吹きぬけ、身が洗われるような最高の気分です。頂上の展望台下にある鐘楼でつく鐘は何とも爽快です。
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釈迦三尊像、逆光のため、後ろから
このような瀬戸内海を望む絶景、隣りの向島(むかいしま)にも高見山という絶景ポイントがありますが、考えてみれば、瀬戸内海の島々、一番高い山の頂上に立てば、どこも360度の眺望を見ることができるはずです。あとは、頂上まで道がしっかり整備されているかどうかですね。
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阿弥陀三尊像と海
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因島大橋を眼下に、大パノラマ
この白滝山はけわしい岩山で、もともと修験道の修行の場であったそうです。
資料によりますと、永禄12年(1569年)因島水軍6代当主が青木城を築城した際、見張りどころとして観音堂を建てたと伝えられています。その後、柏原伝六(1780年~1828年)という人が、神道、儒教、仏教、基督教の四大宗教の共通理念を基礎に「一観教」を開き、白滝参山上に清浄世界をあらわそうと弟子とともに五百羅漢を刻んだそうです。
この五百羅漢、近年、観光用に作られたものかと思っていましたが、このように歴史あるものとは知りませんでした。
潮風に当たって少し表面が劣化した石の観音さま、その表情に親しみと味わいが感じられました。
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尾道ラーメンの人気店には長蛇の列
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千光寺付近を行きかうロープウエイ
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尾道浪漫珈琲
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さすが広島です
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天寧寺の五重塔付近から見る尾道市街
こうして眺望を楽しんだ後、尾道商店街のカフェで休憩して帰ることにしました。今日の尾道の商店街付近、いつもにも増して観光客の姿が目立ちました。それも若い人が断然多いようです。いつものお店「尾道浪漫珈琲」で、ピザとアイスコーヒーを注文し一息入れます。
お隣のお土産屋さん「尾道ええもんや」では、尾道のいろんなおみやげを販売していますが、私の一番のおすすめは、「壱番館」の尾道ラーメンですね。自宅でも気軽に本場の尾道ラーメンを味わうことができます。
さて、このまま帰ろうかと思いましたが、せっかくなので、天寧寺の五重塔を見下ろすところまで坂道をのぼり、公園でかわいい猫を撮影して尾道を後にしました。
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公園付近で見たネコちゃん
山陽自動車道笠岡ICから、しまなみ海道因島北ICで下車、残念ながらナビで位置の特定ができなかったため、標識を頼りに車を進めましたが、白滝山はあっても五百羅漢の文字はどこにもありません。
かすかな記憶に、因島フラワーセンター近くだったことを思い出し、とりあえずナビをフラワーセンターにセットし進むと白滝山の案内板を見つけました。急な勾配を進むとペンション白滝山荘があり、さらに進むと駐車場がありましたが、その先は白滝山頂上までの登山道になっていました。実はこれが表参道で、この駐車場から山頂まで618m.徒歩30分
かかるようです。
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ペンション白滝荘 アメリカ人宣教師の住居としてヴォーリスが設計
やむを得ず引き返し元の道に戻って、フラワーセンターを通過しさらに進むと、白滝フラワーラインの案内板を目にしました。ここでも五百羅漢という文字を目にすることはありませんでしたが、直感的にこれだと思いました。
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山門に到着
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高さ6mの自然石の上に多宝塔
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天狗三種
無事に八合目駐車場に到着すると、7台ほどの駐車場は満車状態、おまけにこれから出ようとしている大型バスもあってびっくりです。
ここから五百羅漢のある白滝山頂上まで218メートル、徒歩8分とありました。しかし急な坂道で歩くと息が切れます。まもなくして観音堂に到着。五百羅漢と頂上展望台へはもう少し歩かなくてはなりません。
そして頂上に到着です。想像以上の360度の大パノラマが広がっていました。因島大橋も眼下に見ることができます。さわやかな秋風が吹きぬけ、身が洗われるような最高の気分です。頂上の展望台下にある鐘楼でつく鐘は何とも爽快です。
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釈迦三尊像、逆光のため、後ろから
このような瀬戸内海を望む絶景、隣りの向島(むかいしま)にも高見山という絶景ポイントがありますが、考えてみれば、瀬戸内海の島々、一番高い山の頂上に立てば、どこも360度の眺望を見ることができるはずです。あとは、頂上まで道がしっかり整備されているかどうかですね。
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阿弥陀三尊像と海
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因島大橋を眼下に、大パノラマ
この白滝山はけわしい岩山で、もともと修験道の修行の場であったそうです。
資料によりますと、永禄12年(1569年)因島水軍6代当主が青木城を築城した際、見張りどころとして観音堂を建てたと伝えられています。その後、柏原伝六(1780年~1828年)という人が、神道、儒教、仏教、基督教の四大宗教の共通理念を基礎に「一観教」を開き、白滝参山上に清浄世界をあらわそうと弟子とともに五百羅漢を刻んだそうです。
この五百羅漢、近年、観光用に作られたものかと思っていましたが、このように歴史あるものとは知りませんでした。
潮風に当たって少し表面が劣化した石の観音さま、その表情に親しみと味わいが感じられました。
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尾道ラーメンの人気店には長蛇の列
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千光寺付近を行きかうロープウエイ
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尾道浪漫珈琲
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さすが広島です
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天寧寺の五重塔付近から見る尾道市街
こうして眺望を楽しんだ後、尾道商店街のカフェで休憩して帰ることにしました。今日の尾道の商店街付近、いつもにも増して観光客の姿が目立ちました。それも若い人が断然多いようです。いつものお店「尾道浪漫珈琲」で、ピザとアイスコーヒーを注文し一息入れます。
お隣のお土産屋さん「尾道ええもんや」では、尾道のいろんなおみやげを販売していますが、私の一番のおすすめは、「壱番館」の尾道ラーメンですね。自宅でも気軽に本場の尾道ラーメンを味わうことができます。
さて、このまま帰ろうかと思いましたが、せっかくなので、天寧寺の五重塔を見下ろすところまで坂道をのぼり、公園でかわいい猫を撮影して尾道を後にしました。
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公園付近で見たネコちゃん