ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

琵琶湖を眺めながら頂くランチ。「びわ湖大津館」のレストラン「ベル ヴァン ブルージュ」

2025-03-23 | 滋賀県
「なんかいつもよりゆったりした気分のランチだね~」と、窓際のテーブルで寛ぐミモロ。


お友達のアーティストの山口カーラさんの「縄文スピリッツ」の写真展を拝見し、かつて迎賓館だった「旧琵琶湖ホテル」の館内を見学したミモロは、いつものように「お腹が空いた~」ということで、1階のレストラン「ベル ヴァン ブルージュ」へ。
 
ケーキなどのスイーツのほか、カレーなどの食事もできます。

でも、この日は、平日だったので、「カレーならご用意できます」とのこと。「はい、それでいいです」と答え奥へと進みます。

レストランには、オープンテラス席も…「でも、今日は、寒いから、館内にしようよ~」

初夏は、きっととても気持ちがよさそうな場所です。

「旧琵琶湖ホテル」の面影を留めるレストラン。

夜は、夜景を眺めながらのディナーが楽しめるよう。ただシーズンによって夜の営業がないことも…。

ノーチョイスのランチで、カレーセット(1100円)がミモロの前に。

「ホテルのカレー食べるの久しぶり…」とミモロ。最近は、インドやネパールのシェフがいるカレーショップによく行くミモロでした。「まろやかな味わいは、ホテルらしい味だよね~」と、夢中で頂くミモロには、湖の景色を見る余裕もありません。

「ごちそうさま~」と食べ終わって…口をナフキンで拭くと、「う~いい眺め~ヨットが見える」と、やっと景色を眺めます。

「建物もしっかりしてるね~」と、周囲をキョロキョロ。


「ショップも面白そうだよ~」と次は、館内のショップへ。

ここには、滋賀県産の食品や雑貨をメインに、隣接するローズガーデンにちなんだローズ雑貨なども販売されています。

農業県である滋賀県。米や小麦の生産高も高く、またさまざまな野菜や果物の収穫も多く、京都をはじめ、関西地区での需要を賄っています。
「美味しそう~」滋賀県産のいちごのジャムなど

また、清酒の蔵元も多く、さまざな銘酒が生まれています。

「あ、大津絵のビン入りのお酒だよ」

また木綿の製品もさまざま…
 
使いやすくオシャレな雑貨が揃っています。

「これ滋賀県の横断歩道でよく見るキャラクターグッズもある」

そう、「飛び出し坊や」と呼ばれるとび太くんです。昭和48年(1973)から県内各所に普及した子供の交通安全を促す看板として登場。「え~もう50才以上なんだ~」と驚くミモロです。

カーラさんの写真展を拝見してから、すでに1時間以上を過ごす「びわ湖大津館」。
最後に記念スタンプをおして…
「ブチュ~」

格調高い玄関を出て、帰路へ。


すぐそばの桟橋から、琵琶湖遊覧船にも乗れます。「もっと温かくなってから、また来たい~」というミモロです。


桜が湖岸を彩るのも間もなくです。

*「びわ湖大津館」の詳しい情報はホームページから

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海外の来賓を迎えた琵琶湖畔の迎賓館「旧琵琶湖ホテル(びわ湖大津館)」へ。

2025-03-22 | 滋賀県
「いい眺めだね~ここに泊った外国の来賓も同じ景色見たんだろうなぁ~」とミモロ。


ここは、京都から京阪電車で「近江神宮前駅」から徒歩15分。琵琶湖畔にある「びわ湖大津館」です。

かつてこの建物は、「旧琵琶湖ホテル」といって、昭和9年(1934)に外国人観光客の誘致を目的に滋賀県内初の国際観光ホテルとして開業。平成10年(1998)に運営していた「琵琶湖ホテル」が、浜大津駅前に移転。この建物は、取り壊される計画が浮上します。滋賀県の歴史を刻んだ建物の存在を多くの市民が求め、大津市が保存のため、敷地を含め建物を買い取り、大規模修繕と補強工事を施した後、平成14年(2002)に「びわ湖大津館」という市民が集う多目的文化施設へと生まれ変わりました。大津市指定文化財として、今も多くの市民に大切に愛されているのです。

現在、周囲の「柳が﨑湖畔公園」を含み一帯は、「京阪・琵琶湖汽船グループ」が管理しています。

歴史を感じさせる格調高い玄関。

ドアを開けると、赤絨毯が敷き詰められたエントランスが広がっています。

「うん、さすが迎賓館だった雰囲気あるね~」と、ミモロもちょっとすまし顔に…。

「あの~ミモロです~」とレセプションへ。

もちろん現在は、宿泊施設はありません。ここは、かつてのルームキーを置いた場所。

館内は、自由に見学可能。まずは2階へ


そこには、展望テラスがあります。

「わ~広いテラス~」

かつてはここにテーブルが並び、夜景を楽しんだり…「きっとビアガーデンやってたよね~花火も見えたと思う…」
その賑わいが想像できるスペースです。

テラスから眺める湖…その手前は、イングリッシュガーデンがあり、バラの花が5月になれば楽しめるそう。


「もっとこのホテルのこと知りたい~」とミモロ。

そこで向かったのは、ホテルの歴史を展示したスペースです。


皇室の方々の宿泊も多く、現在の上皇ご夫妻や天皇ご夫妻も宿泊なさっています。


「あ、いろんな人がたくさん宿泊してるんだ~」とミモロがいうのは、宿泊者には、川端康成、三島由紀夫、長谷川一夫、勝新太郎、美空ひばりなど、さまざまな分野の著名人が…


そして「ヘレンケラー」も宿泊。

彼女は、日本各地を旅し、箱根の「富士屋ホテル」、日光の「金谷ホテル」などにも宿泊しています。
つまり、このホテルは、営業を停止するまで、クラシックホテルとして人気だったのです。
「ママも、前に泊ったことあるって…」。そう、いつだったかは忘れましたが、宿泊したことがあります。

戦後、他のクラシックホテル同様、ここもGHQに接収され、宿泊やパーティー会場として多くの米兵が過ごした時期も…。


「いろんな時を刻んできた場所なんだよね~」


建築などに関する説明や展示も多数…それらを見学したミモロ、「お腹空いちゃった~」と言い出しました。
1階にレストランがあるので、そこでランチしましょうね~
「うん、急いで階段降りる~」と手すりに跨るミモロ。

ダメ!そういう下り方は…子供がマネしたら大変…「ネコでもダメ???」とミモロ。ネコでもダメです。

さぁ湖を眺めながらランチしましょう~

*「びわ湖大津館」の詳しい情報はホームページから

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1万年の縄文時代の平和を伝えるアーティスト 山口カーラさんの「SPIRIT OF JOMON]展。「びわ湖大津会館」にて3月23日まで開催。

2025-03-21 | イベント
「不思議な時代だよね~すごくアート感じる…」とミモロは、縄文時代の土偶に興味津々。


3月19日、ミモロは、大津市の「びわ湖大津館」にやって来ました。

ここは、かつて琵琶湖の迎賓館と言われた「旧琵琶湖ホテル」だったところ。それに関しては、また詳しくお伝えします。


現在、ここは大津市が管理し、市民のための多目的文化施設となっています。

そこの3階の市民ギャラリーに向かったミモロ。「ここだ~」


そこでは、写真家であり、デザイナーとしても活躍するアーティストの山口カーラさんの「SPIRIT OF JOMON]展が開催されています。

「ミモロちゃん、来てくれたんだ~ありがとう~」と笑顔で迎えてくれたカーラさん。ミモロも嬉しくて飛びつきます。

すでにお友達になっている二人(一人と1匹???)。京都西陣千両が辻のひな祭りのミモロのイベントにも来てくださいました。
それ以来の再会です。

オーストラリア育ちで日本とアメリカの両親というインターナショナルなカーラさん。日本文化、特に万葉集など古典文化に興味を抱き、それをテーマに衣装デザインと写真の展覧会を国内外で開催したこともあるアーティストです。

そのカーラさんが、今、強く心惹かれているのが「縄文文化」です。
日本の歴史の中で、最も長く1万年以上あったという縄文時代。学校の歴史の時間では、4月にちょこっと触れて、すぐに弥生時代へ。だからあまり知られていない時代だったのですが、近年、注目度がアップし、多くの研究家や関心を抱く人たちのグループが幅広く活動するようになっており、各地の遺跡での発掘調査が進行。でも、その歴史の長さからすれば、まだまだ未知だらけです。

1970年の大阪万博のあの太陽の塔の作者、岡本太郎も、縄文文化から多くの影響を受けているとアーティストのひとり。

さて、会場内には、日本の各地の縄文遺跡、土偶および巨石を撮影した写真が展示されています。


「縄文土器ってすごくアートでしょ!どうしてこういうデザインが作られるのか、不思議だと思わない??」とカーラさん。

「うん、弥生時代の土器に比べて、すごく装飾的…生活を楽しんいる感じがするね~」とミモロ。

本当に伸びやかな雰囲気を漂わす土器です。

「これも土器の一部?」とミモロが触るのは、カーラさんが所蔵する土器の破片。ここでは触って、その感触も味わえます。

長年い渡り、集めたカーラさんの宝物です。

1万年以上も前の人たちが、つくり、使った土器…そう思うと、不思議な感覚に…。

「土偶もすごくない?きっと宇宙人がいたんじゃないかなぁ~」と目を輝かせながら説明するカーラさん。

「う~よくわかんないけど…今の人の感覚とは違うね~」とミモロ。

カーラさんが人間の力では無理…というのが、巨石の景色です。全国各地の巨石を訪ね撮影した写真。

「確かに不思議だよね~」と大きな石の絶妙なバランスやパックリ割れた姿など、地球の力を感じる巨石ばかり。

「これ、パウンドケーキ切ったみたい…だれがカットしたんだろ?」

キレイにカットされた巨石の写真を、首をかしげながら見つめます。

また、古代の強い関心を抱くカーラさんは、神代文字にも心惹かれています。

漢字が入る前から、あったと言われる文字です。
「ミモロちゃんも好きな形の文字書いて…」と金色の小石に文字を描くミモロです。


縄文時代のデザインにインスピレーションを得て作った洋服。

「なんかモダンな感じする~」と思うミモロです。

「縄文時代は、平和な時代って言われているの。今、世界中で戦争が起きているでしょ、縄文時代の人たちのような心で平和な世界になったらって、願っているんです」とカーラさん。
「うん、そうだね~今は人口が、縄文時代よりかなり多いから、いろいろ問題生まれるね~でも、本当に心穏やかに、みんなが暮らせる世界になるといいね~」と思うミモロです。

展示室の窓からは、穏やかな琵琶湖の景色が広がります。

縄文時代の人たちも目にした琵琶湖がそこに…。


3月23日日曜日まで開催。ぜひ…

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ミモロツアー。滋賀県大津の「大津絵美術館」から「三井寺(園城寺)」へ。2日間の充実ツアー

2025-03-20 | 奈良、近畿
「わ~い!鬼の念仏大好きなの~」と、撮影用パネルで記念撮影するお友達とミモロ。


東京からのお友達を案内しているミモロは、小雨の降る2日目に、滋賀県大津を訪れました。
前日、しだれ梅の「城南宮」や千本鳥居の「伏見稲荷大社」を参拝。この日は、観光客で賑わう京都を離れ、京阪電車で30分で到着できる大津市へ。

「圓満院」のお庭などを拝見し、次は併設されている「大津絵美術館」へ。


大津絵は、江戸時代初期から近江の南、大谷や追分あたりで描き販売された民画で、東海道を通る旅人のお土産として人気でした。

初めは、人の行動を戒める意味を含む仏画としてスタートした大津絵ですが、18世紀には、約120種類のテーマで、日常を描く風俗画やユーモアあふれる画材で、独自に発展してゆきました。

明治になり、鉄道の開通で、旅人が激減した東海道…そのため、大津絵も衰退。現在、数名の絵師が存続に携わっています。

「大津絵を数年前に初めて見た時、面白い、可愛いって思って以来、興味を持っているの~」というお友達。
彼女の希望もあり、大津を訪れることに…。

昭和46年、大津絵を所蔵なさっていた「圓満院」の先代の門主が、その素晴らしさを多くの人に知って欲しいいという思いから、作品を公開するスペースを設け、さらにその思いを多くの人が支持し、全国からも大津絵の寄贈があり、この美術館が開館したのです。


有名な絵師が製作した浮世絵などとは異なり、名もなき画工たちが書き始めた素朴さを感じさせる「大津絵」。そこには、他にはない人々の思いが映し出され、温もりを感じるもの。「当時の暮らしや人々の思いが感じられるね~」というミモロです。


「鬼の念仏」「藤娘」「釣鐘弁慶」「瓢箪鯰」など…さまざまな作品が展示され、ミモロが読むその説明書を聞きながら、熱心に見学。


売店には、大津絵をモチーフにしたカードやファイルなどいろいろな品が並んでいます。

「わ~たくさんお買い物したんだね~」とミモロ。「だって大津に来ないとこれだけ大津絵の品ないもん」とお友達。

*「圓満院」の詳しい情報はホームページから

「じゃ、次は三井寺に行くよ~」とミモロ一行は、雨のなか移動。

比叡山の麓に位置する「三井寺(園城寺)」です。

天台寺門宗の総本山で、天智天皇、弘文天皇、天武天皇の勅願により、弘文天皇の皇子の大友与多王が建立。正式には「園城寺」ですが、多くの人には「三井寺」の呼び名が広まっています。天智天皇、天武天皇、持統天皇が産湯をつかったという霊泉があり、それに由来する呼び名です。


「すごく大きなお寺なのね~」とお友達。「うん、すごいよ~」とミモロ。
なんども兵火で焼失にあったお寺で、豊臣家や徳川家により再興されました。

この日は、3月11日…そう「東日本大震災」の日。お寺の受付で拝観料を納めると、「これをお寺にお供えしてください~」と渡されたのロウソク。

犠牲になられた方々に一灯を供え、ご冥福を祈ります。

ミモロ達は、山内にあるお寺を巡り、ロウソクを奉じて、冥福を祈ります。

「あの時どうしてた?」と、東京にいたミモロ達は、当時のことを思い出し、言葉も少なげに…。
それぞれの人が、いろいろな体験をしてのです。


雨が降り、体も冷えて来たミモロ達…「どこかで休みたい…」との声が…
「茶店がある…」と向かった名物の「弁慶力餅」の茶店。

ここでひと休みしたいところですが、この日は、外でしかお茶やお菓子が頂けないと…

「う~寒いから…温まりたい~」というミモロの希望で、他の場所へ行くことに…

降りやまない雨…「滑らないようにね~」と石段を歩くお友達に声を掛けるミモロです。


*「三井寺(園城寺)」の詳しい情報はホームページで

「三井寺」を参拝した後、途中の居酒屋さんでランチをしてから、ゆっくり過ごすために「琵琶湖ホテル」のティールームへ。

「う~やっと落ち着いた感じ~」と、大好きなイチゴショートを頂き、琵琶湖を眺めながら、しばし歓談。話は尽きません。

次の日、いよいよお別れの時。京都駅に見送りに…

「ミモロちゃん、すごく楽しかった~。いろいろな場所をよく知ってるミモロちゃんと一緒だったから、観光客が行かないコースも行ったしね~」と。「さすがミモロのネコ歩きね~」と。「また、京都に来たいお友達に、ミモロツアーで案内してもらうように伝えるわね~」と。「うん、どなたでも案内するよ~ミモロに連絡してね~」とミモロ。

「またね~」と新幹線の改札口で見送るミモロ。

「またね~楽しかった~」と手を振るお友達。

ミモロは、二人の姿が見えなくなるまで、改札口で手を振りました。
「わ~ん、帰っちゃった~」と寂しくて涙ぐむミモロ。またね~

これからは、桜も咲き、ますますお出かけの機会が増えます。
今年は、どんな桜の景色に出会えるか楽しみに…

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ミモロツアー。小雨の中向かったのは、滋賀県大津市。狛ウサギの「三尾神社」、名園と大津絵の「圓満院」へ。

2025-03-19 | 寺社仏閣
「ここのウサギさん、可愛いね~」とミモロがすり寄るのは、卯年の守り神と崇敬される「三尾神社」。


東京からのお友達を案内しているミモロ…しだれ梅の「城南宮」、千本鳥居の「伏見稲荷大社」を訪れた次の日に向かったのは、滋賀県大津市です。「え~滋賀県に行くの?」というお友達に、「京都から京阪京津線で、三条京阪駅から30分かからないの…。京都は、観光客で混雑してるから、大津の方が、静かでゆっくり見学できるよ」と。「え~結構近いんだ~滋賀県って…」と。「わ~大津絵、見られるの?私大好きなの~」というお友達。「それなら、「圓満院」に行こうね」と。

三条京阪駅で待ち合わせして、電車で「びわこ浜大津駅」に向い、そこでタイミングよく同じホームに到着した「京阪石山坂本線」に乗りかえて「三井寺駅」へ。そこから、琵琶湖疏水沿いを歩きます。そして途中立ち寄ったのが、狛ウサギがいる「三尾神社」です。

ここでも、まずは重要文化財の本殿に参拝。この本殿は、応永33年(1426)に再建されたもの。

「三尾神社」は、貞観元年(859)に「園城寺(三井寺)」の鎮守社として創建。神社の名は、赤尾、白尾、黒尾の三尾明神が、近くの長等山に降臨されたことから…。そのご降臨の日が、卯の年、卯の月、卯の日、卯の刻、卯の方向だったことから、ウサギを神の使いとして、境内および建物など、あちこちに見られます。ミモロが抱っこしたウサギもそのひとつ。尚、ご祭神は、縁結びや子授けなどのご神徳の伊弉諾尊(イザナギノミコト)です。

参拝の後は、記念撮影…「ミモロちゃんとウサギの組み合わせ可愛い!」と。


「なんか寒いね~急ごう~」と、まだ桜の蕾も硬い道を傘をさしながら、進みます。

「ここ…」と案内したのは、「圓満院」です。

ミモロは、すでに何度も訪れています。

お寺の資料によると…平安時代の寛和3年(987)に村上天皇の第三皇子である悟円親王により創建された天台宗の門跡寺院。開基当時は、三井三門跡のひとつで、「平等院」と呼ばれていたそう。
ちなみに、全国に、現在ある門跡寺院は、17寺で、その内、11寺が天台宗、5寺が真言宗、1寺が浄土宗です。

「ここに、大津絵美術館があるの~。でも、まずお庭や建物を拝見しようね~」と。
馴れた足取りで、建物の中を進みます。

宸殿前に広がる庭は、名勝史跡指定の「三井の名庭」(みいのめいてい)。室町時代の相阿弥の作と伝えられます。
「春は、桜がすごくキレイなの…4月になったら、また来たいなぁ~」とミモロ。

その桜をイメージしながら、庭をしばし眺めます。

「すごく静かでいいわね~」と、他に人の気配のない時を過ごします。そう、この時、お寺の参拝者は、ミモロ達だけ。観光客がいっぱいの京都とは異なる景色に、旅を実感する東京からのお友達。

ミモロ達がいる宸殿は、江戸時代、徳川秀忠の息女和子さまが、後水尾天皇に入内した時に建てられ、後に京都御所から譲りうけた建物です。

奥には、後水尾天皇をお座りなった玉座が…

「すごいね~立派!」と感激する二人。「そう、天皇がお座りなる場所だもの…」とミモロ。

さて、ここ「圓満院」では、写経、写仏、投扇興、茶道、坐禅などの日本文化の体験プランがあり、事前予約で体験できます。

お庭を臨む座敷で楽しめる投扇興…

心静かな時を過ごす坐禅も…

「今度、ぜひやってみたい…」との声も…。「うん、また今度ね~」とミモロ。

「ここのお水は、三井の名水っていうんだよ~」

天智天皇、天武天皇、持統天皇が産湯をつかったとされる湧き水があり、長寿が叶う開運の湧き水とも言われています。ペットボトルを持参すると、無料で頂けます。

「本当に、いい時間が過ごせる場所ね~」と、しみじみと…。

「さぁ、そろそろ大津絵美術館に行こう…こっちだよ~」と、併設された美術館へと向かいました。

*「圓満院」の詳しい情報はホームページから



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