ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

建築家 ヴォーリズも愛した町、今津。川魚料理の専門店「西友(にしとも)」の美味しい琵琶湖の魚たち

2014-06-26 | 旅行

京都から、週末を利用して、お友達と琵琶湖の旅を楽しんでいるミモロ。「京都から、近いのに、あんまり来たことなかったよね~」と。琵琶湖畔の町は、古くから、北陸や日本海側から京都へと物資を運搬する街道の町として発達してきたところです。

「竹生島」への船が出る今津港。ミモロは、その今津の町を散策することに…。
 
町の通りには、今も、趣ある古い町家が並んでいます。
「京都と違って、間口が広い気がする…」 昔から、大きな荷を背負った人たちが、京都を目指し、歩いた街道。今も、古い宿場町の面影を残しています。

そんな通りで目立つのが、洋館。明治・大正期に、琵琶湖畔の町をはじめ、全国各地で、約1600件以上のさまざまな建築物を設計したアメリカの建築家 ウイリアム・メレル・ヴォーリズの建物が、ここ今津にも残っています。
 
 
「ヴォーリズさんの建物、前に近江八幡でもたくさん見たよね~」とミモロ。独特の和洋折衷様式の建物は、多くの人を魅了し、また日本の建築にも影響を与えました。

湖畔から若桜街道へと続くヴォーリズの建物が多く見られる「ヴォーリズ通」を進むミモロ。「クンクン…なんかいい匂いがする~」と鼻をピクピク。「ここじゃない?いい匂いの元…」と、足を止めたのが、「川魚の西友」というお店です。

お店には、琵琶湖でとれた魚がいろいろ。ネコとして、通り過ぎるわけにはゆきません。
  
イサザ、カマカツ、ハヤなど、ミモロが聞いたことのない魚がいろいろ。「琵琶湖っていろんな種類のお魚がいるんだね~」と。東京生まれのネコにとって、アジやイワシなど海の魚はよく知っているものの、川の魚は、あまり馴染みがありません。

「いらっしゃいませ~」と笑顔で迎えてくださったのは、この店の女将阪田登志子さん。
「こんにちは~ちょっと見せてくださ~い」とミモロがご挨拶すると、「もしかして、ミモロちゃん・・・?前にテレビ出てたでしょ!見たことありますよ」と。「え~ミモロのこと知ってるの!うれしい・・・」とミモロの目が輝きます。

この「川魚の西友」は、今津に本店を持つ川魚料理の専門店。現在のご店主は2代目で、今津の町には、食事処など3店舗が、また京都や大阪の百貨店にも、商品の販売店を展開しています。

長いお付き合いのある琵琶湖の漁師さんから届く新鮮な魚を、ここでは、お造り、煮物や揚げ物、焼き魚、佃煮などに調理して、すぐに食べられる状態に…。
 
「わーいい匂い…たまらない…」と鼻をいっそうピクピク。醤油だれの香ばしい匂いが、店中にあふれ、ミモロは、今にも涎が落ちそう…。

「あ、ウナギもある~うな丼食べたいなぁ~最近、あまり食べてない…」ごめん・・・値段が高くて手がでませんでした。
「駅前のそばの本店で食べられますよー」と。「行きたい!」と目を大きく見開いてアピールするミモロでした。
(この後、本店にうなぎを食べに行ったのですが、店内にはたくさんの人が待っていて、お腹がすきすぎたミモロは、諦めることに…。「きっと大勢の人が待っているから、美味しんだよね」と後ろ髪をひかれる思いで店を出ることに…。次の機会を楽しみに…)

「いろんな川魚料理がある~どれも美味しそう…」お店に並ぶ品々をひとつひとつ見てゆくミモロ。
   

「よかったらお味見してみますか?」と阪田さんに言われたミモロ。「はい、もちろんいただきまーす」
作り立ての佃煮。
「これは、琵琶湖の小魚で作った佃煮…いろんなお魚の稚魚が入ってるんですよ…」手にのせてもらってお味見を…。
「甘辛い感じで美味しい・・・う~ご飯が欲しくなっちゃう~」と。

お店の品は、お土産や贈答品として、包装されたものの。
   

「後でおやつにするの~」と、ミモロは、小鮎の揚げ物を購入。「車の中で食べるんだもんね~」と。
ぜひ、琵琶湖の味をご自宅で…インターネットでも、商品を購入できます。

「琵琶湖って、美味しそうなお魚の宝庫なんだ~」と、湖をながめながら、舌なめずりをするミモロ。でも、簡単にお魚はとれないのでは?

*「川魚の西友」の詳しい情報はホームページで




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ちょこと湯布院旅・日本で最も美しい村のひとつ、塚原高原にある「自然食ゆうど」でランチ

2014-02-14 | 旅行

冬のある日、ミモロは、山陽新幹線に乗って、九州の大分、湯布院に出掛けました。九州は、京都から新幹線で一本。東京に行く感覚で、西に進めばいいわけです。

「温泉、料理、そして大自然…に触れ合うんだ~」と、いそいそ出かけたミモロです。

ミモロは、博多からレンタカーで、湯布院に入りました。まず、ランチに訪れたのは、湯布院町の郊外にある塚原高原。湯布院ICから車で約20分。大自然に抱かれた静かな村です。
「わー由布岳がよく見える…」
ここ塚原高原は、由布岳の麓に広がる高原。NPO法人「日本で最も美しい村」連合に加盟しているところで、昔ながらの田舎の景色に心和みます。このNPO法人は、小さくても輝くオンリーワンを持つ農山村が、誇りを持って自立し、将来にわたり美しい地域であり続けるために活動しているもの。北海道の美瑛町、岐阜の白川村、京都の伊根町なども加盟しています。「なんかのんびりするねぇー。こういう景色っていいなぁー」と。

見渡す限り広がる畑のそばに、ミモロが目指す1軒のお家…地元の野菜がふんだんに味わえる「オーガニックキッチン&カフェ 自然食ゆうど」があります。「美味しい野菜がたくさん食べられるのよ。」とお友達に勧められたお店です。
 
「こんにちはー」とドアを開け、中へ。
山荘風の建物の中には、大きな薪ストーブも。
   大きな窓の外には、のどかな農村の景色が広がります。
「いらっしゃいませー」と、笑顔で迎えてくださったのは、オーナーの冨高利弘さんと奥様。このお店を開業して5年に。地元の人との触れ合いから、生まれたオーガニックの野菜や自然食を扱うお店です。都会暮らしも経験したお二人、塚原の自然に魅了され、ここに住むことに。「由布院の町は、次々にお店ができて、昔ながらの自然を守るのがむずかしい状態です。まだここには、素朴でのどかな景色があり、それを求めて、足をのばしてくださる方も増えています」と。

インターネットが普及した今、田舎暮らしは、昔のイメージとはかなり異なっているようです。必要なものは、なんでもインターネットで注文でき、宅急便で届きます。情報も、どこにいても世界中から得ることができます。都会に住む利便性は、田舎でもある程度得ることができるようになりました。「ここに住んで、不便と感じることはありません」とおっしゃるおふたり。

「なんかすごくオシャレな感じがするー」と、お店やお二人の様子をみて、思うミモロです。

さて、ランチは、1種類のみ。その日の新鮮な野菜が、プレートにいっぱい登場します。
野菜の本来の味を活かしたシンプルなスタイル。オリーブオイルや特製のソースなどでいただきます。色とりどりの新鮮な野菜を前に、「まるでお花畑みたい…どれから食べようかなぁー」「ご近所の農家などで作られた有機栽培の野菜です。
「なんか野菜のパワーがつまっている感じ…野菜って、美味しいねぇー」いつも魚や肉が大好きなミモロも、その野菜の美味しさに感激。

「お外でも食べられるの?」とミモロ。「ちょっと寒いけれど、よかったらどうぞ」と。
大自然を眺めながらいただくランチ。その気持ちよさは格別です。

「安全で、体にいいものを、みなさんにご紹介しています」と。店内の棚には、富高さんが選んだ体にいい食品がいろいろ。なかでも調味料には、心惹かれるものが。

イタリア産の天日塩のハーブソルト、圧搾の黒ゴマ油やオリーブオイル、えごま油や、薬膳ラー油など、料理に使いたくなる品々が豊富に。
店の一角には、オーガニックの野菜も。

「このコーヒー美味しいねー」とミモロが、テラスで食後に飲んだコーヒーは、玄米だけでつくったもの。「便秘や冷え症の方におすすめで、体の中の解毒作用があるんですよ」と。「お友達にプレゼントしよう…」と、京都の冷えに悩まされているお友達へのおみやげにすることに。

九州は、食材の宝庫。大地の恵みを受けた野菜の美味しさも、訪れるたびに感激します。
「今回、何を食べれるのかなぁー」と、由布院旅を楽しみにするミモロです。


*「自然食 ゆうど」大分県由布市湯布院町塚原44の7 0977-85-5066 9:00~18:00 ランチは、11:30~14:00LO 火・水曜休み アクセス:湯布院ICから塚原方面へ約20分 湯布院町から車で約12分 *インターネットで自然食品の注文も可能


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一度は、上ってみたい…いつも目にする「京都タワー」。360度、京都中がグルリと見渡せる展望室。

2013-04-09 | 旅行

新幹線で京都駅に近づくと、目に入ってくるのが、駅前の「京都タワー」。
「あれを見ると、京都に帰ってきたなぁー」といつも思うミモロです。



展望エレベーターのリニューアル工事のために、4月1日まで、上まで行けなかったのですが、やっと営業再開。

ミモロは、さっそく「京都タワー」に出かけることに…。

「京都タワー」は、「東京タワー」や「スカイツリー」と違い、ビルを土台にして、その上に立っています。
タワーの重さ800トンは、地下3階、地上9階のビルに掛っているのです。

ビルの中には、ホテルをはじめ、大浴場、レストランなどがあり、京都駅の正面という抜群の立地から、多くの観光客が利用しています。

そのビルの一階は、昭和漂うおみやげも並ぶ、どこか懐かしい感じのフロア。


その奥の方に、タワーへの入口が。

チケットを購入して、まず、ビルのエレベーターで、展望室に上るエレベーターに乗り換えます。
「はい、いらっしゃいませー」と、受付の方にチケットを渡します。
「なんか、ドキドキしてきちゃったー。エレベーターって、上まで行くのに、すごく時間掛るのかな?どんな景色なのかな?」とミモロ。


エレベーターに乗る前に、「記念の写真いかがですか?」とカメラマンさん。

「京都タワー」のキャラクター、「たわわちゃん」との記念写真です。
「気に入ったら、帰りにご購入ください」と言われ、パチリ。
*ミモロは、購入しなかったのですが、小さな写真入りカードをお土産に頂きました。
この「たわわちゃん」は、タワー開業40周年を記念して生まれたもの。
「京都のゆるキャラのひとつなんだー。がんばってねー」と、キャラクターにやさしいミモロです。

エレベーターは、不思議な形。鋭角三角形のように、奥がとがった感じ。

「あれ、窓がない…外の景色、見えないんだー」とミモロ。
そう、「京都タワー」は、ロウソクのような形なので、その中心部を通るエレベーターには、窓がありません。
「そうだったー。忘れてたー」。

変な形なのは、中心部を、丸いケーキをカットしたような感じになっているからなのでは?と、勝手に想像するミモロです。

展望室までは、ビルの上から約100メートル。
「あ。もうすぐ到着だー」

エレベーター内のモニターには、上で見られる景色が映し出されています。
あっという間に到着。「なんか短い感じ…」、東京の高層ビルのエレベーターに乗るより、短く感じます。

「景色、楽しんでくださいね」とエレベーターのおねえさんに見送られ、待望の展望室へ。



「わー、すごーい!」展望室に一歩入れば、目の前には、パーッと景色が開けます

ミモロは、窓のところに立って、その景色にボーっと。


「京都タワー」は、昭和39年(1964)の12月に開業。つまり、東京オリンピックが開催された年で、同時に東海道新幹線が開業し、東京と京都の距離がグッと近くなった記念すべき年なのです。

本格的な観光ブームが、京都に訪れる時代の幕開けを記念すべく、京都の玄関口にシンボル的な存在として誕生したのが、このタワーです。

タワーが建った敷地は、かつて京都中央郵便局があったところ。移転に伴い、その土地の有効活用として、建設されることに。

高さ131メートル。もちろん京都で一番高い建造物で、お寺の多い京都から、ロウソクと思われがちですが、実は、海のない京都を照らす灯台をイメージしたものとか。

鉄骨を一切使わないモノコック構造という、簡単に言えば、厚い特殊鋼板を繋ぎ合わせて円筒形にしたもの。イメージとしては、エビやカニの甲羅みたいに、内部に空間がありながら、強度をもつ構造です。


「えー灯台?どう見てもロウソクじゃないのー」と、ミモロ。
でも…「ネコ?えーどう見てもクマじゃないのー」と言われるのと同じ感じなんじゃない?「そうだねー。同じ…」と、ミモロは、タワーに同情します。

展望室は、タワーをグルリと囲むようにあり、360度、まさに京都の町を眺められるようになっています。


トコトコと、まずは展望室を一周。


時折、立ち止まっては、外の景色を眺めます。
「わーみんな小さく見える…」と、眼下の町を眺めながら…。

「あ、この通り、烏丸通だねー」
タワー目がけて伸びる通りに、目を凝らすミモロ。

窓辺に並ぶ望遠鏡は、自由に使えて、周囲の景色を思う存分楽しめます。


ミモロも、さっそく…

「あ、京都国立博物館だー」。レンガの建物が、見つかりました。



「ねぇ、ミモロのおうちのある岡崎は、どこ?」
場所を変えて、眺めることに・・・・。

「あ、もしかして、あそこかも…」と、ミモロが望遠鏡をのぞきながら…

どんな景色が見えたかな?

*「京都タワー」の詳しい情報は、ホームページで。


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京都の町中から約100キロ。オバマ大統領も知る日本海の港町「小浜」。見事な仏像の宝庫の福井

2013-03-16 | 旅行

福井県の高浜町でカニを満喫したミモロ。翌日は、日本海の海岸線を東へ、再び小浜の町を目指します。

途中、ふと車を止めて、近くの地図を見ると・・・。
「エルパークおおい」の文字が。「なんだろ?公園があるのかな?」

向かい側の半島へと、長い橋が架かっています。

そう、「エルパークおおい」とは、関西電力の大飯原子力発電所内の広報施設。今は、休館のようす。

そもそも福井県は、国内でも雁視力発電所の多い県。現在、敦賀、美浜、大飯、高浜をはじめ、高速増殖原型炉もんじゅなど、全部で15基の原子炉があり、平成25年1月7日の資料によると大飯3号機、4号機だけが運転中に(でも今は、検査中のはず…)。ふげんは、廃止措置、もんじゅは性能試験中、ほかは定期検査中になっていました。

福井県内の原子力発電所で作られるのは、関西地区へ供給される電力の6割を占めていたそう。

ちなみに、ミモロは、大飯原発の入口ゲートまで行ってみました。ゲートには、物々しい装備をした警備の方が数人、怖い目をしてミモロをじっと見つめました。「あのー『エルパークおおい』ってどこですか?」と尋ねると、「今は、休館中ですから、近づけません」とキッパリ。「あ、あ、そうですか…」あまりの緊張した空気に、すごすごとその場を立ち去ります。「なんか、怖かったねぇー」とミモロは、ポツリ。昔は、発電所部分のタービン建屋の内部や中央制御室などをガラス越しに見学できたよう。


さて、大飯原子力発電所のある場所から、小浜の町へ。
地域の産品がいろいろ揃う「若狭フィシャーマンズ・ワーフ」へと向かいました。

「あ、やっぱりあったーオバマ大統領のお菓子だってー」
オバマ大統領就任以来、アメリカでも知られるようになった「小浜」。

ほかに目立つお土産は、カニ関連のもの。

クッキーやまんじゅう、パイやカワイイ土鈴など種類も豊富。

またお箸生産も小浜の産業のひとつです。


実は、ここは、「蘇洞門(そともん)めぐり遊覧船」の出航場所。

若狭湾にある断崖、奇岩などを巡る約50分のクルージングです。
でも、あいにくこの日は雨降りの悪天候。
「わーん、欠航だってー残念」とションボリするミモロです。

そこで他の見るべき場所を教えてもらうために、観光案内所へ。

「歴史小浜には、見どころがいっぱいあるんですよ」と案内所の方。
「えーとどんなものに興味がありますか?」「あのー仏像とか…」とミモロ。

「では、国宝の千手観音立像のある『妙楽寺』はいかがですか?エーと地図のここですね」と、親切に教えてくださいました。



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カニ食べ行こう・・・京都から鯖街道で、福井、高浜へ。「日本夕陽百選」の浜辺に沈む美しい夕陽。

2013-03-15 | 旅行

京都の海の幸といえば、日本海から届くものが美味しいんです。
特に、冬は、カニやフグが、日本海側の港にあがり、それが京都に届きます。
「早くしないと、カニのシーズン終わっちゃうよー」と、3月に入り、カニが気になる食いしん坊のミモロです。


そこで、京都から車で約100キロの日本海の港町へ、カニを食べに行くことに。
約100キロといえば、東京から東名高速なら箱根・御殿場付近というところでしょうか。
ミモロは、京都の大原を抜ける、通称鯖街道を北上し、福井へと向かいます。

鯖街道は、昔、日本海で獲れた鯖を塩漬けして、京都に徒歩で運んだ道。山を越え、谷を渡るコースです。
現在は、京都から、国道367号線の快適な道が、滋賀県の北部へと通じます。そこから、国道303号線で福井県へと入り、道は、日本海の小浜へといたります。


ミモロが、日本海側に到着したのは、すでに夕暮れ時。まずは、カニを食べる場所近くに行くことに。
小浜から、海岸線を走る国道27号線で、西へ20キロの高浜が目的地です。

「わー日本海だー!遠くまで砂浜が続いてるー」ミモロは、久しぶりの日本海に感激の様子。

ここは若狭湾国定公園で、8キロに渡り遠浅の白砂のビーチが続きます。そこに8つの海水浴場があり、「快水浴場百選」にも選ばれた快適なビーチで、夏には大勢の海水浴客が訪れます。
また、「日本の夕陽百選」にも選ばれただけあって、若狭冨士と呼ばれる、標高693メートルの青葉山の美しい姿と長い浜辺を照らす夕陽は、格別の美しさ。
高浜町は、ちょっと行くと京都府です。

海では、サーファーが波に浮かんでいました。

「キレイな海岸…心が洗われるようだねー」と、海をしばし見つめるミモロ。ふと足元に目をやると…。

「あ、小さな貝殻がいっぱい…」桜貝のような小さな貝殻が、まるで浜辺に花びらを散らしたよう。

ミモロは、貝殻広いに夢中です。
と、その時、大きな波がザブーン。「キャー!」とミモロの叫び声。波に足をさらわれて顔から海へ。
ミモロ、大丈夫?

「ワーン、ワーン…怖かったー波にさらわれるかと思ったーワーン、ワーン」
よほど怖かったのか、なかなか泣き止みません。「クスン・・・冷たいー」顔中を砂まみれにして泣きべそを。

顔の砂を払い、やっとひとごこち。
ミモロ、カニが待ってるわよ…。「ウン…早くカニ食べたいー」と、やっと元気になりました。

お友達に勧められた民宿でカニを頂きます。
民宿の玄関の水槽には生きたカニが。「これ食べるのかな?」
あらかじめお願いしていたお食事は、カニのスタンダードコース。
「松葉カニ」のいろいろな料理が味わえるコースです。
「カニがいっぱい食べられそう…」ミモロの目はカニに釘づけ。

お造り、焼きカニ、甲羅焼きをはじめ、カニの茶碗蒸しなども

また、天婦羅とお鍋と続きます。
そして締めくくりは…「ヨイショ!」
そう、カニの雑炊です。

「うー食った食ったーふーお腹いっぱい…もう動けない…」とミモロ。

「美味しく頂きました。どうもありがとう…」

*参考までに、ミモロが利用した民宿は、「リゾートイン キシモト」というフレンドリーな雰囲気の民宿。休日前で、ひとり1万4000円。急に予約したところでした。

*高浜町の宿情報は、「若狭たかはま観光情報」で検索できます。

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