ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

福井、若狭「天徳寺」にある「四国八十八カ所石仏」。佐渡の石工が刻んだと言われる穏やかな表情の石仏群

2024-08-06 | 歴史・史跡
「わ~ここにこんなにたくさんの石仏が並んでるんだ~」とミモロが驚くのは、若狭「天徳寺」の山にある「四国八十八カ所石仏」です。


日帰りバスツアーで福井を訪れているミモロ。涼を求めるテーマでやって来たのは「瓜割の滝」という全国名水百選の滝。
「大きな滝じゃなかったけど…清らかな水が流れる景色は素敵だったよね~」というミモロ。
正直、その滝の景色だけでは、なんとなく物足りないミモロは、滝の裏側に続く山道へ行くことに…。

「まだバスの集合時間まで20分はあるから、行けると思う…」とミモロが目指したのは、滝の前に目にした「四国八十八カ所石仏」という標示です。

山道を進むこと、約3分で、2体のふくよかな体形の石仏が迎えるお堂に到着。
  
「なんかやさしいお顔だちの石仏だね~こんにちは~失礼します」と挨拶してさらに奥へ。

「大師堂」と書かれた木札が下がるお堂で、まずお友達といっしょに参拝。

「中にどんなご本尊がお祀りされているのかな?」と扉の間から中を覗くミモロ。

「なんにも見えない…」残念ながらお厨子の姿以外に何も見えませんでした。

お堂から離れると、「あれ~すごい!石仏がいっぱい並んでる~」

それぞれ異なったお姿の石仏で、「不動明王像」も


この石仏は、「天徳寺四国八十八カ所石仏」で、つまりここで四国のお遍路ができるのです。
江戸時代の文化年間に、本如上人というお坊様が、夢でここに佐渡で作ってある石仏を祀るようにというお告げを受け、小浜の善右衛門という信心深い人に頼み、佐渡へ石仏を迎えに行ってもらったそう。それがこの石仏。
「八十八の石仏って、よく見ると、全部にお遍路するお寺の名前が刻まれてる…」と苔むした台座から、かろうじて文字が読めます。

そして、なんでも、それぞの石仏の前には、上人が、実際に四国を巡礼訪れたお寺の土が埋められているのだとか。


「若狭から、四国の八十八カ所に参拝するのって、大変だよね~遠いもの…。でも、きっとここに住む人たちは、一度は行きたいって思ってたんじゃないの…その思いがこの石仏なんだね~」と、しみじみ思うミモロです。江戸時代には、四国のお遍路が人々の憧れに…でも、実際にそれを実現させるのは、なかなか困難。そのため、それに代わるものとして、全国各地には、「ここにお詣りすれば、四国八十八カ所巡りと同様なご利益があります」という同じようなコンセプトの場所が見られます。

「あ、仏様の頭にコオロギが止まってる~」

思わず、その様子に手を合わせるミモロ。素朴な雰囲気を漂わす石仏を通じ、人々の思いがヒシヒシと伝わるような境内は、まさに聖地といえる場所。

「ミモロちゃん、そろそろ降りないと…バスのとこまでかなり距離あるから…」とお友達。
「そうだった~もっとゆっくりしたいけど…集合時間に遅れたら大変…」と急いで山を下ることに・・・


帰りは、滝の方ではなく、石段が近道…
石段の脇には、大きな岩を積み重ねた石垣が…「うわ~デカい石…」

「夜積石」というもので、詳しいことは説明されていません。

ミモロの前には、急な石段が現れました。確かに近道らしいストレートな石段。

「急がなくちゃ~」とミモロは、その手すりに飛び乗ります。

う~確かに手すりを滑ると速そうだけど、危ないからダメ!と手を抑え、そして抱えます。

真っすぐ続く石段は、苔も生えて、滑りそう…用心しながら、手すりを頼りに下ります。

「到着!これ、上るの、大変だったね~きっと…下りでよかったかも…」とミモロ。


周囲には、大きな杉の木が聳え、この山の歴史を伺わせます。下から見上げると、石段の迫力がいっそう。

「ここ冬になって、雪が降ったら、この石段登れないね~」う~年間を通じ、この景色を目にすれば、上がることに覚悟が必要。石仏の場所に行くには、「瓜割の滝」からのコースをお勧めします。

バスへ急ぐ足が、また止まったのは、「天徳寺」のご本尊の「馬頭観世音菩薩堂」


その前で手を合わせ、後ろ髪を引かれながら、バスへ。

「間に合った~」とミモロは、バスに乗る前に、冷たい水を求めて給水所へ

一口だけ冷たい水を頂きました。「美味しかった~」と口を拭うミモロです。

さぁ、次は、風光明媚な「三方五湖」へ向かいます。


*「天徳寺」の詳しい情報はこちらのホームページからどうぞ


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涼を求めてバスツアーで行く福井県にある「若狭の名瀑」の「瓜割の滝」。

2024-08-05 | 歴史・史跡
「暑い夏の日帰り旅って、バスツアーが涼しくて楽ちん!」というミモロ。

猛暑が連日続く京都の町を離れたくてたまらないミモロは、日本海側の福井県へ日帰りバスツアーに出かけました。


たまたま送られて来た、無料ご招待の案内…なんでもPontaからのお知らせで、STEPトラベル創業20周年記念のバスツアー。今年の春、明石に梅を見に行ったときは、お友達がやはり無料招待され、同伴者は6000円で参加できるものした。
今回は、ミモロが招待されて、お友達は同伴者に…「6000円で、交通費とランチが含まれているから、まぁお得かも…」

猛烈な暑さ…自分で、旅を計画し、また、目的地への交通の乗り換えやスケジュールを考えると「なんか大変…」。ということで、「このバスツアーに乗ろう!」と申し込みました。集合場所は、京都の京阪電車の「出町柳駅前」。集合時間は、朝の6時40分。「でもここなら、お家から歩いて行ける…」とミモロにとっては好都合。比叡平に住むお友達も、家から車で30分弱で到着できます。「なにも考えられない…」という暑さに弱いミモロ。「バスツアーなら、寝ていける…」そう、確かに、猛暑の時期の旅に、バスツアーは人気…。

ミモロ達を乗せた涼しいバスは、滋賀県の琵琶湖の東側を北上。

窓からは、琵琶湖の広々した景色が…


高島などを経て進むバス…「この辺なら来たことある…」と思い出すミモロです。
窓には、青々とした稲が、風に揺れています。すでに稲の穂も大きく、稲刈りの時期を待っているような景色も…

「あれ?もう福井県なのかな?」東京生まれのミモロは、今だに、地理がよくわかっていないよう…


今回のバスツアーは、福井の涼しい景色が楽しめる場所めぐりがテーマ。最初にバスが止まったのは、「若狭瓜割名水公園」にある日本名水百選の「瓜割の滝」です。

「どんなすごい滝なんだろうねぇ~滝の飛沫でお洋服濡れちゃったら大変かもね~」と、ダイナミックな滝を想像するミモロです。

滝があるのは、高野山真言宗の「宝来山 天徳寺」の山の中。

平安時代に泰澄大師を開基に、村上天皇の勅願で建立されたお寺の山にあるのです。

「ちょっと参拝しよう~」と石段を上がりますが、どうも参拝ができる時間ではないよう…


「お庭が有名なんだ~」

門のそばから中を覗きます。「なんか広いお庭みたい~」


「そう、まだ時間早いんだよね~」
バスツアーの集合時間が6時50分ですから、実は、まだ9時なのです。
「福井って、結構近いんだよね~京都から…」ミモロ、急いで~

さぁ、滝を見に行きましょう。あんまりのんびりする時間は、ありません。ここでは所要時間30分。
「忘れてた~バスツアーって忙しいんだった…」自分のペースで楽しめない…それがツアーの決まり事。

ミモロは、山の奥へと急ぎます。

「う?なにこれ?」と足を止めた表示。

ここから先は、犬の散歩はお断り…「ネコも???」はい、もちろん…
「大丈夫、ミモロちゃんは、ペットじゃないから…」とお友達。

神域を示す鳥居をくぐります。


「わ~なんか特別な気が流れてる感じがする~」と、大きな樹木が聳える森…そこは人間の力を越えたものを感じます。


「はい、ここが瓜割の滝ですよ~」とガイドさん。「う?これ?」

緑の苔に覆われた岩の間を流れる清き水…いくつもの流れがそこに…

昭和60年、環境省指定の名水100選に認定。平成18年には「ふくいのおいしい水」にも認定されました。

「キャ冷たい…」流れのひとつに近づき水に触ったミモロ。
なんでもこの滝の名前は、瓜があまりに冷たくて、割れたという伝説に由来します。
「そういえば、バスが止まった場所の売店で瓜売ってた~」

「昔の冷蔵庫だったんだ~きっと、暑い畑で収穫した瓜を急に滝に入れたから割れちゃったんじゃないの??」と、極めて冷静なミモロ。
「瓜買って来ればよかったね~」とミモロ。もちろん滝で瓜を冷やしてはいけません。絶対しないように…。

滝の周囲は、マイナスイオンがいっぱいの癒しの場所と言われます。また、初夏には、たくさんの紫陽花が山を彩るそう。

「ねぇ、確か、石仏四国八十八カ所ってところがあるんだよ~行ってみよう…」そういうと、ミモロは、滝から急いで山道を登り始めました。



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すごい立派なお屋敷…京都五条の豪商柏原家の邸宅見学。「洛東遺芳館」の春の特別公開。

2024-05-03 | 歴史・史跡
「特別公開されてるお屋敷も拝見しなくちゃ~さすが立派な洋間だね~」と、五条問屋町にある「洛東遺芳館」に来ているミモロ。


「洛東遺芳館」は、京都の豪商柏屋を母体に、その当主である柏原家に江戸時代から伝われる婚礼調度や工芸品、絵画などを、春と秋の2回、特別公開している場所。

今年の春の特別公開は、5月5日まで、ミモロは、4月30日の午後、閉館1時間前に滑り込みました。
「江戸時代の婚礼調度展」を見学した後、急いで、公開されているお屋敷へ向かいます。


お玄関から中へ。

「お邪魔致します~」と挨拶しながらお行儀よく…(本来は、靴を脱ぐのですが、ミモロの場合特別にお許しいただいて…)


「うわ~広い~」玄関脇の洋間を過ぎて、奥に進むと、そこは広~いお座敷が…


展示館にあった屋敷の見取り図を見ても、お蔵がいくつもあり、お座敷が続き、その間にお庭が配置されています。


天災や火災などが多かった京都で、数百年に渡り、商家の姿を保っている京都でも数少ない貴重な建物です。
「あの~文化財の指定は受けてないんですか?」とミモロは、館長さんに…「はい、受けておりません」とのこと。
もちろん歴史的な視点から、文化財への指定がされそうですが、あえてなさっていないと…。

「どこにいるか、わからない…」とミモロが思うほど、広いお家で、それぞれのお座敷が見事にお手入れされたお庭に面しているのです。


なかでも、「ここ仏間だね~」と。

実は、ここには、円山応挙の襖絵があるのですが、現在は、別の場所に…
(その写真)
京都市内の住宅(豪邸ですが…)が、円山応挙の襖が当時のまま残っているのは、他に例がないほど貴重なもの。

室内の照明もなかなかモダン…

襖の飾りにも、見事な細工が施されています。


「この鏡台、どなたかが使ったのかな~」とミモロも姿を映します。


ミモロ、もう閉館の時間…「え?もう…まだゆっくり見てないけど…」と、もっと時間があれば、ひとつひとつ見てゆきたいものばかり…

「あ、すみません~もう出ます~ありがとうございました~」と館長さんにご挨拶。
「なんで、もっと前から来なかったんだろう…ボソボソ…」「そう、あんまり宣伝してませんからね~」と。

「はい、また…いらしてくださいね~」と、ミモロの後ろで、扉が閉められました。


ここの所有しているのは、現在、東京に本拠地を置いている「黒江屋」の柏原家です。


「次の秋の公開は、10月1日からだって~絶対に早めに来て、何度か通おう~」と。
そう1回では、見切れないほど、興味深いものが展示されているのです。

今年の春の特別公開は、間もなく終了。「5月5日までだよ!受付時間は10時から15時45分までだって!ぜひ、訪れてみて~」と、ミモロおすすめの特別公開です。

*「洛東遺芳館」の詳しい情報はホームページで

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[第58回京の冬の旅」非公開文化財特別公開。京都駅そばの名勝「渉成園」へ

2024-01-18 | 歴史・史跡

今年も3月18日まで開催の非公開文化財特別公開「京の冬の旅」。ミモロは、京都駅北側にある名勝「渉成園」に来ました。

京都駅から徒歩10分。「東本願寺」の東側にある飛地境内地(別邸)です。
1万600坪の広大な敷地には、見事な池泉回遊式庭園があり、京都を代表する名勝のひとつに数えられます。

作庭したのは、「詩仙堂」を開いた石川丈山。ここは、かつて東本願寺歴代の住職の隠居所として使われていたところです。
徳川家光から寄進された敷地で、江戸時代から多くの茶人や学者など文化人が集った京都の文化を育んだ場所でもあるのです。

広い園内には、さまざまな趣ある茶室や宮大工の匠の技が施された建物が点在し、そこを巡りながら、名園を楽しむようになっています。

ミモロも気の向くままに歩みを進めます。

木の橋の「回棹廊(かいとうろう)」は、明治17年に再建されたもの。屋根があり、その天井部分から金の灯籠を下げて、夜に訪れた人たちをもてなしたそう。

園の中心的な存在の「傍花閣(ぼうかかく)」は、楼門づくりで、上には、四畳半の和室があるそう。

「ここから、お茶を頂きながら、お庭眺めるの最高だろうなぁ~」と思うミモロです。

さて、さまざまな趣ある建物が配されている「渉成園」は、江戸時代から何度も火災に見舞われ、多くの建物が焼失しました。現在の建物の多くは、元治元年(1864)の蛤御門の変で炎上後、明治以降に再建されたもの。
「え~京都御所の火事が、京都駅近くまで延焼したの?」とその範囲の広さに驚くミモロ。
たぶん風で、火の粉が飛んだりしたのでは??(知らんけど…)

そのため、創建時代のものといえば、石でできたもの。
「この石、すごく大きいね~」

本当に立派な石橋…

また、江戸初期の製作と言われる「蘆菴の春日燈籠(ろあんのかすがとうろう)」。

六角形の屋根に積もった雪の趣は格別だとか。

茶室が点在する園内には、その茶会で使う水を汲む井戸も多く、その一つが「亀の甲の井戸」。

上から見ると亀の形に石組がされています。

あちこち思うがままに散策したミモロ。
「あ、京都タワー…もうすぐ夕方だ~」

閉園時間が迫ってきました。慌てて出口の門へ向かいます。

「よかった~間に合った~」すでに半分閉ざされた門を通り、「東本願寺」へと進むことに。

「ここは、まだ人がいっぱいいるね~」


この日は、「お東さん手づくり門前市」が行われ、焼き菓子や雑貨などいろいろなブースが門前に並んでいます。

「ちょっと見て行こう~」とミモロは、ひとつひとつブースを巡ります。

「あ、これ~」と突然、ミモロが立ち止まったのは、陶器の欠片を金継ぎアクセサリーにする「香凛」のブース。


「ミモロちゃん~久しぶりです~」と笑顔で迎えてくださったのは、アクセサリー作家の木村さん。

以前、ミモロが主催した「ミモロのワークショップ」で講師をしてくださったことも。
「あのね~ショップを作ったんですよ。ぜひ来てくださいね~」と。
「はい、行きたいです~」とミモロ。その様子は、そのうちリポートできると思います。

いつものように手を振ってお別れしたミモロです。

トコトコと京都駅方向に歩いていると…「あ、銅像がこんなところにある…」と立ち止まったミモロ。

次の瞬間、「ギャ~動いた!」とビックリ!そう、銅像のパフォーマンスでした。
ミモロにじっと見つめられて銅像も目をキョロキョロさせていました。銅像もミモロに驚いたのかも…。

さぁ、お家に戻りましょう。

「やっぱり京都駅周辺って、活気があるね~人も多いし~」
そう、観光客も大変多いのですが、なにせ「東本願寺」や「渉成園」さらに「西本願寺」など広い敷地を誇る場所ばかりなので、「清水寺」などのような混雑はありません。

「次は、どこを見学しようかな?」と、ミモロの「京の冬の旅」は、まだまだ続きます。

*「渉成園」の詳しい情報はホームページで

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[第58回京の冬の旅」で初公開。京都駅そばの「渉成園(しょうせいえん)」の「園林堂」へ、。

2024-01-17 | 歴史・史跡

3月18日まで開催される非公開文化財特別公開「第58回京の冬の旅」。この日は、「渉成園」を訪れました。


河原町通方向からやって来たミモロ。「う~すごく長い塀…入口どこだろ?」

「あれ?ここの門からは入れないんだ~」南側の門に到着しましたが…

入口は、「東本願寺」方向の西側なので、そこからさらに塀沿いに進みました。

西門を入ると、目の前に大きな石垣…

いろいろな形の石が巧みに組み上げられたもの。石橋や礎石、石臼など石組に使えそうな素材を有効活用した石垣です。
「これを組み上げた石工さんの技術すごいね~」と言いながら、奥へと進みます。

「渉成園」は、真言本廟(東本願寺)の飛地境内地。烏丸通を挟み「東本願寺」の東側に位置します。
承応2年(1653)第13代宣如上人が、徳川家光から寄進され、隠居所とした場所で、周囲に枳殻(からたち)が植えてあったことから、「枳殻邸(きこくてい)」とも呼ばれています。


約1万600坪という広大な敷地には、石川丈山の手による「池泉回遊式庭園」が広がり、書院、茶室、橋などが、四季の移り変わりの中で、さまざまな景色が楽しめる名園です。

「ここから入るんだ~」と、まずは大玄関へ

そこから大広間へと進みます。

そこには、この庭園を手がけた石川丈山直筆の扁額が掛かります。


そこでしばし待っていると、館内のガイドさんの説明が始まりました。


ここ「渉成園」は、年間を通じ拝観することができますが、今回、「京の冬の旅」では、初めて「園林堂(おんりんどう)」という持仏堂が特別公開されるのです。


「そこは、広くないので、皆さん、荷物を置いて入ってください~撮影もできません!」と。
「あ、そうなんだ~」


入場人数を制限して、10数人ずつ中へと進みます。


室内は、中央の仏間。それを囲むように棟方志功が描き上げた襖絵が飾られています。

昭和32年に再建された翌年に描かれたもので、全44面で、「天に伸ぶ杉木」「河畔の呼吸」と題された襖絵で、そこには、生命の息吹や力強さがみなぎって、見る人を魅了します。

再び広間に戻ったミモロ。
窓辺の机の前で、しばし休憩・・・

ミモロは東山方向を眺めます。

さて、ここ「渉成園」と「東本願寺」がある場所は、豊臣秀吉を祀る「豊国神社」と豊臣家が建立した「西本願寺」を結ぶ線上の中ほどに位置します。豊臣家を滅ぼした家康は、豊臣家の聖地である「豊国神社」と「西本願寺」へのラインを断ち切るために、この地を選んだと言われています。

そもそも本願寺の「西」と「東」の分立は、教団の事情によるものですが、徳川家が豊臣家を強く意識し、この地を選んだという説も否定できないものだそう。

さぁ、お庭を拝見しましょう。


広い庭園を巡るには、時間の余裕をもって…

*「渉成園」の詳しい情報はホームページで

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