今年も3月18日まで開催の非公開文化財特別公開「京の冬の旅」。ミモロは、京都駅北側にある名勝「渉成園」に来ました。
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京都駅から徒歩10分。「東本願寺」の東側にある飛地境内地(別邸)です。
1万600坪の広大な敷地には、見事な池泉回遊式庭園があり、京都を代表する名勝のひとつに数えられます。
作庭したのは、「詩仙堂」を開いた石川丈山。ここは、かつて東本願寺歴代の住職の隠居所として使われていたところです。
徳川家光から寄進された敷地で、江戸時代から多くの茶人や学者など文化人が集った京都の文化を育んだ場所でもあるのです。
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広い園内には、さまざまな趣ある茶室や宮大工の匠の技が施された建物が点在し、そこを巡りながら、名園を楽しむようになっています。
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ミモロも気の向くままに歩みを進めます。
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木の橋の「回棹廊(かいとうろう)」は、明治17年に再建されたもの。屋根があり、その天井部分から金の灯籠を下げて、夜に訪れた人たちをもてなしたそう。
園の中心的な存在の「傍花閣(ぼうかかく)」は、楼門づくりで、上には、四畳半の和室があるそう。
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「ここから、お茶を頂きながら、お庭眺めるの最高だろうなぁ~」と思うミモロです。
さて、さまざまな趣ある建物が配されている「渉成園」は、江戸時代から何度も火災に見舞われ、多くの建物が焼失しました。現在の建物の多くは、元治元年(1864)の蛤御門の変で炎上後、明治以降に再建されたもの。
「え~京都御所の火事が、京都駅近くまで延焼したの?」とその範囲の広さに驚くミモロ。
たぶん風で、火の粉が飛んだりしたのでは??(知らんけど…)
そのため、創建時代のものといえば、石でできたもの。
「この石、すごく大きいね~」
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本当に立派な石橋…
また、江戸初期の製作と言われる「蘆菴の春日燈籠(ろあんのかすがとうろう)」。
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六角形の屋根に積もった雪の趣は格別だとか。
茶室が点在する園内には、その茶会で使う水を汲む井戸も多く、その一つが「亀の甲の井戸」。
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上から見ると亀の形に石組がされています。
あちこち思うがままに散策したミモロ。
「あ、京都タワー…もうすぐ夕方だ~」
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閉園時間が迫ってきました。慌てて出口の門へ向かいます。
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「よかった~間に合った~」すでに半分閉ざされた門を通り、「東本願寺」へと進むことに。
「ここは、まだ人がいっぱいいるね~」
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この日は、「お東さん手づくり門前市」が行われ、焼き菓子や雑貨などいろいろなブースが門前に並んでいます。
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「ちょっと見て行こう~」とミモロは、ひとつひとつブースを巡ります。
「あ、これ~」と突然、ミモロが立ち止まったのは、陶器の欠片を金継ぎアクセサリーにする「香凛」のブース。
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「ミモロちゃん~久しぶりです~」と笑顔で迎えてくださったのは、アクセサリー作家の木村さん。
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以前、ミモロが主催した「ミモロのワークショップ」で講師をしてくださったことも。
「あのね~ショップを作ったんですよ。ぜひ来てくださいね~」と。
「はい、行きたいです~」とミモロ。その様子は、そのうちリポートできると思います。
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いつものように手を振ってお別れしたミモロです。
トコトコと京都駅方向に歩いていると…「あ、銅像がこんなところにある…」と立ち止まったミモロ。
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次の瞬間、「ギャ~動いた!」とビックリ!そう、銅像のパフォーマンスでした。
ミモロにじっと見つめられて銅像も目をキョロキョロさせていました。銅像もミモロに驚いたのかも…。
さぁ、お家に戻りましょう。
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「やっぱり京都駅周辺って、活気があるね~人も多いし~」
そう、観光客も大変多いのですが、なにせ「東本願寺」や「渉成園」さらに「西本願寺」など広い敷地を誇る場所ばかりなので、「清水寺」などのような混雑はありません。
「次は、どこを見学しようかな?」と、ミモロの「京の冬の旅」は、まだまだ続きます。
*「渉成園」の詳しい情報はホームページで
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