ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

かつて「妙法」の送り火も見えたという客間。趣ある素材を活かした松が﨑の「松雲荘」。

2024-08-19 | 歴史・史跡
「お邪魔しま~す」と、和室の座敷にやって来たミモロ。

ミモロがいるのは、松が﨑の建築家、吉村篤一さんの生まれ育った家。

8月17日と18日に無料で一般公開されました。


昭和4年に建てられた家は、洋風な暮らし方を先取りした設計。家に住まう家族の洋風の暮らしと、訪れるお客様へ、伝統の和室のおもてなしができるようになっています。

ミモロは洋間から、廊下を経て、和室へ。


お座敷の位置は、家の北側、床の間は、東向きで、お茶が楽しめるように、炉が切られています。
「床の間拝見…」


「お庭もよく見える~」

お庭は敷地の北側に位置。石灯籠がある和の庭園です。
「もしかして、ここから松が﨑の山もよく見えたんじゃないの?」と今は、マンションで遮られてしまいましたが、その前は、座敷から、「五山の送り火」の「妙法」が眺められたとか。

北側のお庭の植物は、南に向いて枝や葉を延ばすので、南側の庭より、生き生きとした景色が眺められると言われます。


「お庭も歩いてみよう…」と家を出て、お庭の散策へ。


和室の前を通り過ぎ…


「ここから山が見られたらよかったのにね~残念…」と、山の景色を想像するミモロです。


見上げると、緑の枝越しに、2階の窓が見えました。


グルリと庭を巡ると、1階の南側の洋間が…「なんか洒落た雰囲気の窓…」

「奥のテラスまでは、見えない…」と、それ以上は立ち入り禁止。そこで引き返します。


庭で深呼吸するミモロです。


「なんか気持ちいいお家とお庭だね~」現在も、この家を所有なさる建築家の吉村篤一さんのご一族。大切に守られる家は、京都の宝物です。

「さぁ、帰ろう~帰りに、植物園寄ろうかな?」


松が﨑の住宅地から、北山通へ、自転車で向かったミモロです。


*「松雲荘」京都市左京区松が﨑雲路町6番地(通常非公開)

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京都松が﨑の住宅地で公開された昭和4年築の建築家の家「松雲荘」。一般住宅の洋風化の試み

2024-08-18 | 歴史・史跡
「ここだ~」ミモロは、8月17日、京都左京区の松が﨑に出かけました。


松が﨑は、「五山の送り火」の妙法の麓にある地域で、落ち着いた住宅地として知られます。
北山通沿いの「紅茶館」を目標に自転車で行ったミモロです。

趣ある木の門が迎える家…
 

今年の夏は、8月17日と18日の2日間に無料で公開されています。


ここ「松雲荘」は、建築家 吉村篤一さんが生まれ育った住宅で、昭和4年に、町中に住んでいたおじいさまが郊外の家として建てられたものだそう。

現在「文化庁登録有形文化財」「京都市景観重要建造物」「京都を彩る建物や庭園」に指定されています。


「お邪魔しま~す」とミモロは玄関で声を掛け、中へと進みます。


玄関には、ちょっと腰が掛けられる場所も…


「いらっしゃいませ~どうぞ、中をゆっくりご覧くださいね~」と、この家の所有者である吉村家の方。

昭和4年以来、大切に維持されているのです。

「あ、2階もある~」

「あ、今回は、2階は公開されてません。荷物がいろいろあって、整理できたら、そのうちに…」と。

北側の玄関から、南側のリビングルームに行く途中…
「あ、立派な金庫…お宝は行っているのかな?」と扉の隙間を覗くミモロ。
 
「あの~残念ながら、書類しかはいってませんでした~」とのことでした。

南の庭には、テラススペースが広がります。

2階には、バルコニーもあるのだそう。

リビングルームでは、この家の詳しい調査などをなさっている「京都市文化財マネージャー」の建築家の緒方先生が、いろいろ教えてくださいました。


この家を作ったのは、明治30年創業で、京都の数寄屋住宅をはじめ、さまざまな建造物を手掛ける「熊倉工務店」です。

「この家の特徴は、和風の佇まいの中に、洋風の暮らしに即したスペースが融合されていることです」と、緒方先生。

設計図を示しながら、説明してくださいました。

昭和初期、一般の人々の暮らしも洋風化が進み始めた時期だそう。もちろん、明治時代には、洋館が次々に京都でも登場しますが、あくまで、富裕層の迎賓館的な存在。一般の暮らしは、洋服が広まってはいるものの、まだまだ和服の暮らしが主流です。


「ここから、お料理、テーブルに運ぶんだ~」
でも、この家は、いち早く、洋風化の暮らし方を取り入れています。
リビングでは、テーブルで食事…西側の台所からは、配膳がスムーズにできるように、配膳カウンターができています。


そして、昭和初期に流行した伝染病予防のため、リビングルームの隅には、洗面所が…

「食事前には、よく手を洗わないとね~今も同じだよね~」

リビングルームに隣接した洋間は、現在、設計事務所として活躍。


「この家で、興味深いのは、南側の日当たりがいい場所を家族などが過ごすプライベートスペースにしていることです。家の動線も、和風と洋風のスペースを見事に配置されているそう。

「確かに、昭和の住宅って、実は、すごく和風だったよね~サザエさんの家も、ちゃぶ台で食事してるし、あそこには、洋間のリビングないよね~」とミモロ。今や和室が住宅から消えていますが、昭和の家の洋間は、玄関脇にお客様用の部屋として家族の暮らしとは、別になっていたよう。「白いカバーがソファに掛けられて、そこで遊ぶと怒られたんだって…ママ言ってたよ」とミモロ。

この家を見ると、日本人の暮らし方の変化がよくわかります。

「他の和室も見学しよう~」とミモロは、北側の和室へと向かいました。


*「松雲荘」京都市左京区松が﨑雲路町6番地 8月18日 17時まで公開。

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福井、若狭「天徳寺」にある「四国八十八カ所石仏」。佐渡の石工が刻んだと言われる穏やかな表情の石仏群

2024-08-06 | 歴史・史跡
「わ~ここにこんなにたくさんの石仏が並んでるんだ~」とミモロが驚くのは、若狭「天徳寺」の山にある「四国八十八カ所石仏」です。


日帰りバスツアーで福井を訪れているミモロ。涼を求めるテーマでやって来たのは「瓜割の滝」という全国名水百選の滝。
「大きな滝じゃなかったけど…清らかな水が流れる景色は素敵だったよね~」というミモロ。
正直、その滝の景色だけでは、なんとなく物足りないミモロは、滝の裏側に続く山道へ行くことに…。

「まだバスの集合時間まで20分はあるから、行けると思う…」とミモロが目指したのは、滝の前に目にした「四国八十八カ所石仏」という標示です。

山道を進むこと、約3分で、2体のふくよかな体形の石仏が迎えるお堂に到着。
  
「なんかやさしいお顔だちの石仏だね~こんにちは~失礼します」と挨拶してさらに奥へ。

「大師堂」と書かれた木札が下がるお堂で、まずお友達といっしょに参拝。

「中にどんなご本尊がお祀りされているのかな?」と扉の間から中を覗くミモロ。

「なんにも見えない…」残念ながらお厨子の姿以外に何も見えませんでした。

お堂から離れると、「あれ~すごい!石仏がいっぱい並んでる~」

それぞれ異なったお姿の石仏で、「不動明王像」も


この石仏は、「天徳寺四国八十八カ所石仏」で、つまりここで四国のお遍路ができるのです。
江戸時代の文化年間に、本如上人というお坊様が、夢でここに佐渡で作ってある石仏を祀るようにというお告げを受け、小浜の善右衛門という信心深い人に頼み、佐渡へ石仏を迎えに行ってもらったそう。それがこの石仏。
「八十八の石仏って、よく見ると、全部にお遍路するお寺の名前が刻まれてる…」と苔むした台座から、かろうじて文字が読めます。

そして、なんでも、それぞの石仏の前には、上人が、実際に四国を巡礼訪れたお寺の土が埋められているのだとか。


「若狭から、四国の八十八カ所に参拝するのって、大変だよね~遠いもの…。でも、きっとここに住む人たちは、一度は行きたいって思ってたんじゃないの…その思いがこの石仏なんだね~」と、しみじみ思うミモロです。江戸時代には、四国のお遍路が人々の憧れに…でも、実際にそれを実現させるのは、なかなか困難。そのため、それに代わるものとして、全国各地には、「ここにお詣りすれば、四国八十八カ所巡りと同様なご利益があります」という同じようなコンセプトの場所が見られます。

「あ、仏様の頭にコオロギが止まってる~」

思わず、その様子に手を合わせるミモロ。素朴な雰囲気を漂わす石仏を通じ、人々の思いがヒシヒシと伝わるような境内は、まさに聖地といえる場所。

「ミモロちゃん、そろそろ降りないと…バスのとこまでかなり距離あるから…」とお友達。
「そうだった~もっとゆっくりしたいけど…集合時間に遅れたら大変…」と急いで山を下ることに・・・


帰りは、滝の方ではなく、石段が近道…
石段の脇には、大きな岩を積み重ねた石垣が…「うわ~デカい石…」

「夜積石」というもので、詳しいことは説明されていません。

ミモロの前には、急な石段が現れました。確かに近道らしいストレートな石段。

「急がなくちゃ~」とミモロは、その手すりに飛び乗ります。

う~確かに手すりを滑ると速そうだけど、危ないからダメ!と手を抑え、そして抱えます。

真っすぐ続く石段は、苔も生えて、滑りそう…用心しながら、手すりを頼りに下ります。

「到着!これ、上るの、大変だったね~きっと…下りでよかったかも…」とミモロ。


周囲には、大きな杉の木が聳え、この山の歴史を伺わせます。下から見上げると、石段の迫力がいっそう。

「ここ冬になって、雪が降ったら、この石段登れないね~」う~年間を通じ、この景色を目にすれば、上がることに覚悟が必要。石仏の場所に行くには、「瓜割の滝」からのコースをお勧めします。

バスへ急ぐ足が、また止まったのは、「天徳寺」のご本尊の「馬頭観世音菩薩堂」


その前で手を合わせ、後ろ髪を引かれながら、バスへ。

「間に合った~」とミモロは、バスに乗る前に、冷たい水を求めて給水所へ

一口だけ冷たい水を頂きました。「美味しかった~」と口を拭うミモロです。

さぁ、次は、風光明媚な「三方五湖」へ向かいます。


*「天徳寺」の詳しい情報はこちらのホームページからどうぞ


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涼を求めてバスツアーで行く福井県にある「若狭の名瀑」の「瓜割の滝」。

2024-08-05 | 歴史・史跡
「暑い夏の日帰り旅って、バスツアーが涼しくて楽ちん!」というミモロ。

猛暑が連日続く京都の町を離れたくてたまらないミモロは、日本海側の福井県へ日帰りバスツアーに出かけました。


たまたま送られて来た、無料ご招待の案内…なんでもPontaからのお知らせで、STEPトラベル創業20周年記念のバスツアー。今年の春、明石に梅を見に行ったときは、お友達がやはり無料招待され、同伴者は6000円で参加できるものした。
今回は、ミモロが招待されて、お友達は同伴者に…「6000円で、交通費とランチが含まれているから、まぁお得かも…」

猛烈な暑さ…自分で、旅を計画し、また、目的地への交通の乗り換えやスケジュールを考えると「なんか大変…」。ということで、「このバスツアーに乗ろう!」と申し込みました。集合場所は、京都の京阪電車の「出町柳駅前」。集合時間は、朝の6時40分。「でもここなら、お家から歩いて行ける…」とミモロにとっては好都合。比叡平に住むお友達も、家から車で30分弱で到着できます。「なにも考えられない…」という暑さに弱いミモロ。「バスツアーなら、寝ていける…」そう、確かに、猛暑の時期の旅に、バスツアーは人気…。

ミモロ達を乗せた涼しいバスは、滋賀県の琵琶湖の東側を北上。

窓からは、琵琶湖の広々した景色が…


高島などを経て進むバス…「この辺なら来たことある…」と思い出すミモロです。
窓には、青々とした稲が、風に揺れています。すでに稲の穂も大きく、稲刈りの時期を待っているような景色も…

「あれ?もう福井県なのかな?」東京生まれのミモロは、今だに、地理がよくわかっていないよう…


今回のバスツアーは、福井の涼しい景色が楽しめる場所めぐりがテーマ。最初にバスが止まったのは、「若狭瓜割名水公園」にある日本名水百選の「瓜割の滝」です。

「どんなすごい滝なんだろうねぇ~滝の飛沫でお洋服濡れちゃったら大変かもね~」と、ダイナミックな滝を想像するミモロです。

滝があるのは、高野山真言宗の「宝来山 天徳寺」の山の中。

平安時代に泰澄大師を開基に、村上天皇の勅願で建立されたお寺の山にあるのです。

「ちょっと参拝しよう~」と石段を上がりますが、どうも参拝ができる時間ではないよう…


「お庭が有名なんだ~」

門のそばから中を覗きます。「なんか広いお庭みたい~」


「そう、まだ時間早いんだよね~」
バスツアーの集合時間が6時50分ですから、実は、まだ9時なのです。
「福井って、結構近いんだよね~京都から…」ミモロ、急いで~

さぁ、滝を見に行きましょう。あんまりのんびりする時間は、ありません。ここでは所要時間30分。
「忘れてた~バスツアーって忙しいんだった…」自分のペースで楽しめない…それがツアーの決まり事。

ミモロは、山の奥へと急ぎます。

「う?なにこれ?」と足を止めた表示。

ここから先は、犬の散歩はお断り…「ネコも???」はい、もちろん…
「大丈夫、ミモロちゃんは、ペットじゃないから…」とお友達。

神域を示す鳥居をくぐります。


「わ~なんか特別な気が流れてる感じがする~」と、大きな樹木が聳える森…そこは人間の力を越えたものを感じます。


「はい、ここが瓜割の滝ですよ~」とガイドさん。「う?これ?」

緑の苔に覆われた岩の間を流れる清き水…いくつもの流れがそこに…

昭和60年、環境省指定の名水100選に認定。平成18年には「ふくいのおいしい水」にも認定されました。

「キャ冷たい…」流れのひとつに近づき水に触ったミモロ。
なんでもこの滝の名前は、瓜があまりに冷たくて、割れたという伝説に由来します。
「そういえば、バスが止まった場所の売店で瓜売ってた~」

「昔の冷蔵庫だったんだ~きっと、暑い畑で収穫した瓜を急に滝に入れたから割れちゃったんじゃないの??」と、極めて冷静なミモロ。
「瓜買って来ればよかったね~」とミモロ。もちろん滝で瓜を冷やしてはいけません。絶対しないように…。

滝の周囲は、マイナスイオンがいっぱいの癒しの場所と言われます。また、初夏には、たくさんの紫陽花が山を彩るそう。

「ねぇ、確か、石仏四国八十八カ所ってところがあるんだよ~行ってみよう…」そういうと、ミモロは、滝から急いで山道を登り始めました。



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すごい立派なお屋敷…京都五条の豪商柏原家の邸宅見学。「洛東遺芳館」の春の特別公開。

2024-05-03 | 歴史・史跡
「特別公開されてるお屋敷も拝見しなくちゃ~さすが立派な洋間だね~」と、五条問屋町にある「洛東遺芳館」に来ているミモロ。


「洛東遺芳館」は、京都の豪商柏屋を母体に、その当主である柏原家に江戸時代から伝われる婚礼調度や工芸品、絵画などを、春と秋の2回、特別公開している場所。

今年の春の特別公開は、5月5日まで、ミモロは、4月30日の午後、閉館1時間前に滑り込みました。
「江戸時代の婚礼調度展」を見学した後、急いで、公開されているお屋敷へ向かいます。


お玄関から中へ。

「お邪魔致します~」と挨拶しながらお行儀よく…(本来は、靴を脱ぐのですが、ミモロの場合特別にお許しいただいて…)


「うわ~広い~」玄関脇の洋間を過ぎて、奥に進むと、そこは広~いお座敷が…


展示館にあった屋敷の見取り図を見ても、お蔵がいくつもあり、お座敷が続き、その間にお庭が配置されています。


天災や火災などが多かった京都で、数百年に渡り、商家の姿を保っている京都でも数少ない貴重な建物です。
「あの~文化財の指定は受けてないんですか?」とミモロは、館長さんに…「はい、受けておりません」とのこと。
もちろん歴史的な視点から、文化財への指定がされそうですが、あえてなさっていないと…。

「どこにいるか、わからない…」とミモロが思うほど、広いお家で、それぞれのお座敷が見事にお手入れされたお庭に面しているのです。


なかでも、「ここ仏間だね~」と。

実は、ここには、円山応挙の襖絵があるのですが、現在は、別の場所に…
(その写真)
京都市内の住宅(豪邸ですが…)が、円山応挙の襖が当時のまま残っているのは、他に例がないほど貴重なもの。

室内の照明もなかなかモダン…

襖の飾りにも、見事な細工が施されています。


「この鏡台、どなたかが使ったのかな~」とミモロも姿を映します。


ミモロ、もう閉館の時間…「え?もう…まだゆっくり見てないけど…」と、もっと時間があれば、ひとつひとつ見てゆきたいものばかり…

「あ、すみません~もう出ます~ありがとうございました~」と館長さんにご挨拶。
「なんで、もっと前から来なかったんだろう…ボソボソ…」「そう、あんまり宣伝してませんからね~」と。

「はい、また…いらしてくださいね~」と、ミモロの後ろで、扉が閉められました。


ここの所有しているのは、現在、東京に本拠地を置いている「黒江屋」の柏原家です。


「次の秋の公開は、10月1日からだって~絶対に早めに来て、何度か通おう~」と。
そう1回では、見切れないほど、興味深いものが展示されているのです。

今年の春の特別公開は、間もなく終了。「5月5日までだよ!受付時間は10時から15時45分までだって!ぜひ、訪れてみて~」と、ミモロおすすめの特別公開です。

*「洛東遺芳館」の詳しい情報はホームページで

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