「ここに来ると、京都の町の始まり、平安京のことがよくわかるんだよ」と、ミモロが訪れたのは、「京都市平安京創生館」です。
平安時代の文学「源氏物語車争図屏風」(複製)の前でいにしえの平安時代に思いを馳せるミモロです。
この展示があるのは、丸太町通りと七本松通りの交差点近くにある「京都アスニー」(京都市生涯学習センター)の1階です。
「ここには、JRの円町駅からも歩いて来れるね~」
平安京は、延暦13年(794)に桓武天皇によって遷都された都。当時は、東西4.5㎞ 南北5.2㎞というほぼ正方形の形で、唐の長安をモデルに碁盤の目のように区画整備がされた都です。
「昔の都市づくりって、すごく計画性があったんだね~。都全体が美しい場所になるように考えられているんじゃないの」と。
「絶対、昔の平安京ってすごくきれいな都だったと思う…」と想像をめぐらします。
ここには、平安京の1000分の1の縮尺模型があり、当時の町並みがそこに広がっているのです。
平安京は、明治の東京への首都移動まで、1100年近く都だった場所。「あの~途中でちょこっと福原遷都があったけどね~」とミモロ。東京より、ず~と長い間、都だったのです。
平安京から出土した品々から、当時の人たちの息吹を感じます。
「これ下駄??なんか昔の人って、小柄だったのかも…これを履いて、都を闊歩してたのかなぁ?」
他にも当時の貴族の遊びが体験できるコーナーなどもあります。
そこには、装束なども展示
さらに「あ、食事だ~」
貴族の食卓の再現も…「へぇ~おごちそう食べてたんだ~」
一方庶民は…一汁一菜のよう…「粗食だけど、なんかヘルシーな感じもする…」と思うミモロです。
現代のようにさまざまな食材を食べる時代ではありません。「現代の食生活って、いままでの人類の歴史の中で最も豊かなんだよね~。今日は、中華、明日はイタリアン…なんてバラエティー豊富。でもちょっと食べ過ぎかも…」と、食いしん坊のミモロは少し反省。
広い展示スペース…「あ、この塔知ってる!」
岡崎エリアにあった六勝寺のひとつ「法勝寺」の八角九重塔の100分の1の縮尺模型です。
高さ約81mの塔…地震と火災で崩壊してしまいます。「この塔、動物園の観覧車のところにあったんだよね~。観覧車より高かったんだ~」とミモロ。
白河上皇が権威の象徴として建設された塔は、当時、どれほど人々を驚かせたことでしょう。
「見てみたかったなぁ~」と。その建設技術の凄さを物語るもの。
ほかにもいろいろ見どころが…。館内には、説明をしてくださるボランティアガイドさんもいらっしゃいます。
「都の人たちの暮らしが伝わってくるみたい…」
室町時代末期の都を描いた国宝「洛中洛外図屏風」の陶板画も・・
京都を知る上で、一度は訪れたい場所。京都の歴史や町のあり方への理解がいっそう深まるところです。
*「京都市平安京創生館」京都市中京区丸太町通七本松西入ル 京都アスニー1階 ☎075-812-7222 開館時間10:00~17:00 火曜休館 入場無料
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