「さぁ、次行くよ~」と、この日、ミモロは、京都旅初めて…という親戚のミツヒちゃんとママに京都の東山を案内しています。
「平安神宮」、「京セラ美術館」の中まで見学して、岡崎エリアの説明を…。ランチの後は、「知恩院」へ。
白川から、「知恩院」へは、「黒門」から入ります。「ここ、知恩院なの?」と二人。
「そう、正面の門からだと、石段キツイから…こっちの方が歩きやすいの~」と、ミモロ。
なだらかな石段を上がりながら、「ここはね、お城みたいな石垣があるでしょ…」と、徳川家の京都の拠点のひとつだったことを歩きながら説明します。
「うわ~大きなお寺!!」と、最近、修復が終わり、耐震補強も、防火対策も強化された建物です。
「ここは、浄土宗の総本山だから、つまり本店ね…だから立派でしょ!」と、19才のミツヒちゃんにわかりやすくお話します。
本堂である「御影堂」に上がり、法然上人の御像に参拝。豪華な装飾がある内部に「う~凄いね~」と感激するミツヒちゃん。外に出ると、「ここに、忘れ傘があるんだよ~」と。「知恩院の七不思議」のひとつ屋根の軒に残る傘も指さします。
「こっち歩くよ」と、鴬張りの廊下を先導するミモロ。「どこ行くの…」と、ミモロの後に続くミツヒちゃん。
ミモロは、「阿弥陀堂」を案内して、そこから元の位置に戻りました。
「知恩院」のことを説明し、「三門」から出ることに…。「石段、急だから足元注意してね~」
「確かに、ここを上がるのは大変かも…」とミツヒちゃんのママ。「でもね~脇に歩きやすいスロープもあるんだ。でも、せっかくだから今日は、こっちね~」と石段をあえて選んだミモロです。
「フー面白かった~」と、石段を下りて来たミツヒちゃん。
「はい、ここで記念撮影ね!」
大きな三門の前でパチリ…
やはり正面から見上げる「三門」の姿も見ないとね…。
次は、円山公園を抜けて、途中、しだれ桜の解説をして、「八坂神社」へ。
本殿に参拝後は、南楼門から、下河原通へ。「ホントは、祇園も案内したいけど…」と思うミモロですが、すでに14時、「清水寺」に行くためには、遠回りはできません。
京都らしい風情漂う「石塀小路」をぬけて、「圓徳院」の「三面大黒天」へ。
「ミツヒちゃん、抹茶飲みたいって言ってたよね~。ここで飲む?」と、ミモロは、境内にある甘味処「乃あん」へ。
これから向かう「清水寺」の途中にも、たくさんのカフェや甘味処がありますが、おそらくとても混雑していると思ったミモロは、早めに休憩することに…。
「このお餅のセットにする」という二人。
「それ、花びら餅っていうんだよ~お正月の御菓子なの。だから1月中しか食べれないから、ギリギリだったね~」とミモロ。
ミモロは、抹茶のソフトクリームを頂きました。
「ミモロちゃん…久しぶり~」と顔を覚えていてくださったお店の方に見送られ、「またね~」と手を振ってお店を出ました。
「わ~ミモロちゃん、知り合いいろいろいるんだ~」とミツヒちゃん。「まぁね~京都も長いから…」と。
「高台寺」のそばの「ねねの道」を通り、「二寧坂」を経て、「清水寺」を目指します。
「高台寺」周辺を一通り説明して、今回は、立ち寄る時間はありません。
「うわ~やっぱり混んでる~」と。「清水寺」に近づくほどに、大勢の外国人観光客と修学旅行生で道はいっぱい。
「清水寺」に続く参道は、人の流れに乗るしかない状況。「迷子にならないようにね~しっかり付いてきて~」と声を掛け、ひたすら人の波に流されるミモロでした。参道の両側には、お土産物の店が軒をつられていますが、そこを見る余裕もありません。
やっと「清水寺」の受付に到着。
「ふ~大変だったね~」この日訪れた他の場所は、あまり混雑していなかったのに、さすが「清水寺」。観光客が集中している感じです。
現在、「京の冬の旅」でも、「随求堂」が公開されています。でも、この日は、そこに立ち寄る余裕はなく、別の機会に来ようと思うミモロでした。
「ここまで来ると、呼吸ができる~」と深呼吸するミモロ。
京都の町を一望する場所に到着できました。
修学旅行生に人気の「地主神社」は、現在修復工事中で参拝できません。
人を縫うように、本堂に参拝。清水の舞台から景色を眺め、その懸崖造りの構造がよく見える場所に移動します。
「ここが清水寺なんだ~京都に来たら、やっぱりここに来たかった」というミツヒちゃん。
「まぁ、そうだよね~」と、最近は、混雑を覚悟して、用事があるときしか近寄らないミモロです。
お浄めのお水を柄杓で汲む「音羽の滝」には、長蛇の列。
「お水触りたい?」とミツヒちゃんに尋ねます。「いい、やらない…」とお返事。「よかった~」と内心ホッとしたミモロ。
実は、とても広い敷地の「清水寺」。他に、見どころはいろいろあるのですが、さすがに今回はパス。
帰りは、人混みが多少少ない茶碗坂の方に出て、東大路通へ下ります。
「わ~もう16時…もうどこも行けない…」そう、京都のお寺の多くは、16時に閉門を迎えます。
「トイレ行きたい~」と思ったミモロ。でも、「清水寺」の中では、どこも列ができています。そこで、少し我慢して、東大路通にある「東山区役所」へ。ここのトイレは、観光客が利用できるのです。
「空いてるし、キレイなトイレだよね~」と、さすがよく知るミモロ。
「さぁ、まだお買い物してないから、新京極の方向に案内するね~」と。
風情ある宮川町の町並みを歩き、松原橋へ。
そこから、四条河原町へと、ミモロ得意のネコ歩きで、路地をアチコチ巡りながら案内。
無事に「高島屋」のデパ地下に到着。
そこから二人は、新京極へお買い物に行くことに…。
「じゃ、ここで…」とミモロの京都案内は終了。「ありがとう~楽しかった~バイバイ」と、ミツヒちゃんとママとお別れです。
ちょっと寂しいけど、また、いつか京都に来てくれるのを楽しみに…「ミツヒちゃん、京都好きになってくれたかなぁ~」と、それだけを望むミモロです。
*今回、「平安神宮」「京セラ美術館」「知恩院」「八坂神社」「清水寺」をポイントに東山エリアを歩きました。「え~そんなに歩いたの!それ東山フルコースじゃないの!」と京都に住むお友達に驚かれたコースです。どこも長時間、また詳しく説明できませんでしたが、初めての京都旅をする人には、まずは、ガイドブックに載っている場所を巡ることから…。
まぁ、親戚のミツヒちゃんとママなので、ミモロは、気を遣うこともなく、案内できたから、周れたコースかもしれません。
<ブログを見たら 金魚鉢をクリックしてね 応援よろしく!ミモロより
人気ブログランキング
ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら
ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで