鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

ロマンティックなワルツ:ドビュッシー

2012-10-19 19:49:33 | Weblog
爽やかな秋晴れ。夕べの激しい雨の片鱗もなく。明け方、更に冷え込む。


・・・相変らず、寝つきが悪くて、寝起きは、最悪・・・週5日間の勤務だけれど、うち3日間は、午前中は、全く使いモノにならない・・・という薄っペラな人生を送らざるを得なかった今までの私なのだけれども、不眠が酷くなって、ますますおかしくなってきたのは、今年の夏。
このブログにも何度か書いているものの、午前11時を回ると、物凄い眠気に襲われて、仕事をしているフリなどして、お昼休みまでなんとか、持ちこたえる・・・拷問の日々が、暫く続いた。

正午を告げるチャイムとともに、鞄の中からウォークマンを取りだし、おやすみなさい・・・。

人々は、昼食に出かけたりするのだけれど、私は、デスクで沈没だ。

音楽も、ドビュッシーなど聞いていると、気が付くと、いつのまにか、数曲終わっていて、曲名の並びから、大抵、『ロマンティックなワルツ』あたりで目が、覚めることになる・・・その間だいたい、10分くらいだろうか・・・。
自宅で、休むのと違って、薄暗いながらも、やはり人目というものは、あるだろうし、神経も、全休という訳にもいかないようだ。

・・・それでも、10分くらいは、何の曲が、私の脳に届いたのか覚えていない・・・。
たぶん、たった10分に満たない短い時間なれど、疲弊した私の脳は、危険をも顧みず、眠ってしまうのだろうと思う。

この意識のない時間で、結構、スッキリして、午後は、持ち直す。

去年の夏までは、早朝と昼イチで、自転車に乗って、構内の各現場を巡って歩く仕事をしていたけれど、それがなくなったのは、不幸中の幸いである。
コレをやっていたら、今の私は、たぶん、完全に身体を壊していただろうと思うからだ。
(運動不足は、否めないが、夏場、エアコンで温度を下げている部屋で、汗をかかない生活は、体力を消耗しないで済むので。アレは、ひどく消耗した。回復するのに、ゆうに2時間は、かかっていたのだった)

・・・という訳で、今日のお題の『ロマンティックなワルツ』について、結局、何も書いていないことに今頃気づいた。

この曲大好きなんだけど・・・私的には、『ロマンティックなワルツ』というタイトルより、『メランコリックなワルツ』って感じなんだよな・・・。
なんとなく、憂鬱な感じがして。憂いを含んだようなメロディで、ロマンティックは、ロマンティックなんだけれど・・・。
決して、楽しくなるような曲じゃないような気がする・・・ソノヘンが、目覚めの原因なのか・・・全く無関係なのか・・・私には、よくわからないのだけれども・・・。