立冬。
朝から本降りの雨。
雨の降る日は、とても眠い・・・。
生体が、活動するのを本能的に止めるせいだろうか・・・なんてことは、『雨の日の猫は、とことん眠い:加藤由子・著』の中で、加藤さんが既にお書きになっていらっしゃる。
ここ数年の不眠も、どうやら、底を打ったようで、勤めに行かぬ身なれば、もう、止めどなく眠ってしまっている。
本当に、ダメなのだ。
身体を起こしていても、すぐ横になりたくなる。
本を読んでも、数ページで、もう物凄い、超ド級の睡魔に襲われる。
久しくなかった状況である。
・・・そして、立冬。
冬籠りの季節でもある。
おお・・・今年は、冬眠できるな・・・佳き哉。佳き哉。
・・・なんて、思っていたりすると、とんでもない現実に、引き戻されるのであった。
国民年金の保険料支払えや!
・・・なんと、かなりな金額である。
たぶん、これを皮切りに、健康保険だとか、市民税だとか、県民税だとか・・・収入の無い身が、行政機関によって、1滴残らず?搾り取られるのであろうなぁ・・・と思う。
はてさて、何処から捻出しようか・・・?
おちおち、寝てもいられない。
そういう国に生まれたのが、宿命なんだろうなぁ。
金持ちになるコツは、国家に税金を納めぬことである。
これは、たぶん、正しいことだろう。
来週か、再来週か・・・そのあたりに、いよいよ職安に出向こうか・・・
でも、まだまだモラトリアムでいたい・・・初冬の雨降る木曜日・・・。
寝床の中で、ツラツラと不安になる寒い一日。