鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

かの地へ(東京ディズニー・リゾート)

2013-11-15 22:52:42 | Weblog

昼ごろから、冷たい雨。

昨日(11月14日)は、東京ディズニー・シーへ。
お隣の東京ディズニー・ランド設立30周年ということらしいが、私は、30年間このアミューズメント施設を訪れたことがなかったし、これから先、たぶん、絶対に、訪れることもないだろう・・・と思っていた地でもある。

かのアメリカ産のネズミさんのキャラクターに愛着を感じることが出来ずにいるし(私見であるけれど、眠りの(或いは、眠れる・・・?か)森の美女のオーロラ姫だけは、例外で、綺麗なキャラクターだと思っている)、ひとごみは、大の苦手、騒がしいのも、嫌い、並んで待つのは難行苦行でしかない・・・更に、体力気力とも人並み以下である・・・この地の環境が、好ましいものとは、どうしても思えない。

・・・け・れ・ど・も・・・。
私は、現在失職中の身の上、時間は、有り余るほどあるモラトリアムでもあった。
とにかく、今年は、絶対に起こらないであろう・・・と思われていた事象に再度、見舞われていて、そして、更に、多分、死ぬまで、自分から訪れることのないかの地に訪れることになるとは・・・。
運悪く?インヴィテーション(お誘い)&ナヴィ・ゲーター(相方)まで、出現してしまった。

出発は、早朝6時。移動手段は、車である(電車じゃないから、ホント楽・・・)。
ここ数日の寒波のため、服装には、迷い迷った。かの地は、海風がとても冷たく、寒く・・・と聞いていたので、軽装(薄手の秋コート)とダウン・ベストを装備する。車だと、荷物も積めるので、現地の気候を見てからにしようと思った次第。
・・・そして・・・高速道路へ。1時間後に、渋滞に巻き込まれ、予定では2時間前後で、到着の予定が、4時間も掛ってしまった・・・(平日・・・なのに・・・)。


結論を申し上げる。
今迄、かの地には、相容れるものが何もなかった。私は、かの地を必要としていなかったし、かの地でも、私を受け入れないだろうと固く信じていた・・・そんなことは、かの地にとっては、全く関係のないことであった・・・入園料を支払えば、(たぶん)誰でも受け入れ可能な施設なのである。

私自身、個人的には、受け入れ不可能な世界では、あった。
かの地は、私の意識の外にあるやはり『別の世界』に、私の求めるものは、なにひとつない。

それでも・・・。
かの地を必要としているひとは、沢山いらっしゃる。肯定も否定もしない世界。



因みに、漫画家の須藤真澄さんは、ご著書の『おさんぽ大王』で、かの地については、描かれているし、私も(訪れたことはなかったけれど)、須藤真澄さんと感性が相似なため、同じような感想をもったことを、記載しておこうと思う。