(一昨昨作日からの続き)
↑こういうワードがあるのかないのかわかりませんが・・・。日曜日からの続きです。
この頃、脳貧血の起きる頻度が、増している。
自宅から殆ど、出ないし、外出したとしても、車だから、慢性の運動不足で、低血圧に拍車がかかっているのかもしれない。
自宅に居れば、ナントカなる・・・でも、ナントカならなくなるときも、来るかもしれない。
外出先で、具合が悪くなるのが一番イヤだ。
路上で、ブッ倒れれば、誰かが、救急車を呼んでくれるだろうけれど。
ましてや、JR駅だから、駅の職員さんが、レスキューしてくれるのには、違いないけれど、まわりは、全て知らない人だ。
そんなことが物凄く怖い。
最近、都内へ出向くときは、大抵、相方と一緒だが、今日は、ひとりだし。
電車から降りて、ホームの柱の片隅で、うずくまって、発作が、治まるの待っている。
澱んだ空気の電車とは違って、ホームには、風が吹く。
その風に救われたような思いがしていると、内回りの電車からの下車してきたひとりの女性が
『大丈夫ですか?誰か呼びましょうか?』
と声をかけてくれた。
見も知らぬ他人のために、有難いことである。
『ちょっと、貧血起こしただけなので、大丈夫です。ありがとうございます。』
と言うと、
『飴を持っていますから、どうぞ。』
といって、のど飴をくれた(・・・もっとも、低血圧からくる発作で、低血糖とは、関係ないから、糖分を取っても変わらないのだが・・・)。
数分して、少し動けるようになったので、できるだけ目立たないホームの階段下へ移動する。
ここは、風が抜けない。油と埃の匂いで、余計に具合が、悪くなりそうだ。
山手線の内回りは、混雑していて、とても座れそうもないので、反対側の空いた外回りに乗車する。
コレで、上野まで、30分か、40分くらい座っていられれば、発作は、治まるハズだから・・・せめて、この吐き気さえなんとかなれば・・・と思いながら、上野までやり過ごす。
時間が経つにつれて、症状が寛解してきた。
(コレで大丈夫だ。あとは、地元まで、座ってさえいければ、帰宅できる)
上野始発の電車は、20分待ちだった。
既に電車は、ホームに入っていたから、あとは、ドアが開いて、乗り込めばいい。
座席の一番隅に着席して、出発を待つ間、相方からメールの着信があったので、電話をする。
具合が悪くなってしまったことなどを数分話した。
電車が、動き出したので、少し眠る。
(明日に続く)