幾分、寒さも緩んできたようで・・・。
それにつけても・・・殺人的に眠い。
サイレントお祈り・・・。
それは、就活に苦しむ人々を、奈落の底におとしれる企業様の陰謀である。
一日千秋の思いで、就職試験(或いは、書類選考、面談)結果を待っているのに、不合格の通知すらよこさないのである。
失業して、その翌年に、数社に履歴書・職務経歴書を送って、エントリー。
結果を待つ・・・なんてことをしていた時期もあるけれど、一度、このサイレントお祈りを経験した。
このサイレントお祈り。
不採用通知の最後に、『今後のご健闘、ご活躍をお祈りします』というお祈りが添えられていることから、不採用だけれど、不採用の通知ださないからね・・・そういうことで、察してよね?不採用だってことを・・・。
不採用なんだからね・・・という『暗黙』のお知らせである。
不採用の際の履歴書の返送は、個人情報だから、普通郵便ではなく、書留で、送って下さった超優良企業もあれば、一部上場に名を連ねる一応、優良企業(どこが優良なんだか?)から、この『サイレントお祈り』を実行された。
一応、結果を職安(ハロワ)に訊きに行ったところ、こちら(職安)には、不採用の通知が来ていますが・・・職安には、対応しても個人への対応なしか・・・履歴書さえも返却しないで。
随分モラルのない(一部上場)企業なのだなとその時は、思った。
職安の求人票など見ていると、ひどいのになると、企業側から、何日迄に、合格(あるいは、面接)の連絡がなければ、不採用です・・・しかも、履歴書は、弊社にて処分します・・という所もあった。
履歴書に貼る写真だって、タダじゃないのに・・・返して欲しいのに・・・。
郵送料・人的手間・・・さまざまな理由から、サイレントお祈りを採用?する企業も増えているらしいけれど。
こんな会社に就職したって、ロクなことはない。
さっさと潰れてしまえ・・・と思う(サイレント呪い?)。
この呪いは、効果がありそうな気がする。
なにしろ、恨みが、籠ってるしな。
その業績不振・・・サイレントお祈りの報復かもよ?
サイレントお祈りをせざるを得ない事情もあるだろう。
1円の出費も惜しい、中小企業などの場合は特に。
しかし、結局のところ、会社も人的資源なしでは、まわっていかない。
ヒトを資産と考えるか、単なる使い廻し、交換可能なモノと見ているか・・・そいういうことを図るのに、このサイレントお祈りを実行する会社は、目安となるのではないだろうか?
手書きの履歴書なれば、最低でも1時間くらいは要するだろう。
職務経歴書になれば、もっともっと多くの時間がかかるだろう。
その果ての仕打ちとしては、酷いものだと思う。
いくら買い手市場とはいえ、せめて、不採用です・・・の連絡くらいしてほしい。
出来れば、履歴書も返却してほしい・・・。