鼎子堂(Teishi-Do)

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春休み・ノスタルジックなドラマ舘・第二夜『八つ墓村・古谷一行(TBS1978年)版』

2017-03-20 02:22:22 | TV・ドラマ
3月20日 暖かくなってきました。

春休みと夏休みには、決まって、横溝正史の作品の映画やドラマが上映、放映(再放送)されていたので、テレビでみていることが多かったような気がします。


今宵は、『八つ墓村』。

『たたりじゃ~~~!』

のフレーズは、学校でも流行してました。

この『八つ墓村』は、映画では、金田一耕助役に、寅さんこと『渥美清』さんの起用でしたが、寅さんは、やはり、寅さん・・・。
金田一耕助のイメージから程遠かったように思います。

さて、1978年TBS土曜日22時からの古谷一行版『八墓村』。
YouTubeで、全5話が、UPされておりましたので、懐かしさのあまり、見てしまいました。

事件の中心人物である寺田辰弥役に、荻島真一さんが演じられていましたね。
数年前にお亡くなりになられたようですが・・・。
荻島さんは、このシリーズの『本陣殺人事件』にも出演しておりましたね。
この頃、旬?の俳優さんでしたかね(好きか嫌いかで言えば、嫌いな部類の俳優さんでしたが・・・)。

森美也子役には、オーストリアのハプスブルグ家の御血筋の鰐淵晴子さん。
今にして思えば、ミス・キャスト・・・ですかね?
鰐淵さんだったら、もっと違う役の方がよかったのになぁ・・・あの欧州系のお人形のお顔のような女優さんなのに・・・。
別の横溝作品とかさ・・・なにも、八つ墓村でなくとも・・・。

やっぱ・・・金田一耕助役は、兵ちゃん(石坂浩二)か、古谷一行さんだよな・・・と、他の俳優さんへの変換が難しくなってきています。

いやぁ・・・若い頃の古谷一行さんって。
当時視聴率40%ってのも、分かるような気がします。

映画では、渥美清さんが金田一耕助を演じていらっしゃいましたが、寅さんのイメージが強すぎで。
寺田辰弥役には、萩原健一さん、森美也子役には、小川真由美さん、小竹・小梅叔母様には、市原悦子さん二役・・・なんてあたりが印象的でした。

モデルとなった『津山30人殺し』は、後に京極夏彦さんの作品にも登場しましたね。
当時の事件として。

ナショナルの懐中電灯が鬼の角のようで、猟銃、日本刀で、罪もない村人をメッタ切り・・・恐ろしゅうございます・・・。