友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

鬼・太・強・怒・牛ってなにかな

2010年11月11日 21時09分10秒 | Weblog
 尖閣諸島沖での中国漁船の衝突の映像を流したのは、やはり海上保安庁の職員であると今朝の新聞は報じている。この保安官はどういうつもりなのか分からないが、数日前に読売テレビの記者に「あれを隠していいのか。私がこういう行為に及ばなければ、闇から闇に葬られて跡形もなくなってしまうのではないか」と語っているから、確信犯であることは間違いない。それでも、「私には家族がいる」と涙を見せて話すようではまだ覚悟が足りない気がする。

 国家の機密がこのように内部告発されるのは、管理者としてはたまらないだろうが、ITがこれだけ盛んになってしまった今日では、機密の流失を防ぐことは出来ないだろう。どこに書き込まれているのか知らないが、「海上保安官を処分しないで!」と寄せられているそうだ。中国漁船の衝突ビデオだったから、漏らした海上保安官を「よくやった!」というのだろうか。むしろ、隠していたことを公にしてしまったことへの賞賛だろうと私は思う。

 秘密がばれることと機密が漏れることでは大違いだけれど、これからの政治の世界には機密は不要なのかもしれないから、その舵取りは大変だろうなと思う。今日のお昼、テレビの『笑っていいとも』を見ていたら、結婚した男性が妻をどう思っているか、漢字1文字で表すとどうなるというものをやっていた。いつも40代が一番険しいが、今日も鬼・太・強・怒・牛と続いた。これに対して20代では美・愛・優・笑・友とあり、なるほどと合点がいった。それで60代はとなると愛・和・友・無で、もうひとつ最後の文字が見えなかった。夫婦の舵取りも大変だが、夫があるいは妻が一方的に舵を握っているわけではないからふたりで右へ左へとやっていくしかない。

 それにしても、結婚したばかりの頃は自分の妻を美しい、愛しい、優しいと思うのに、一番働き盛りでは、妻は鬼であり、太っていて、強い存在になってしまうようだ。これも別の見方をすれば、それだけ生活に馴染んできたわけで、だらしのない亭主のためには強い存在にならざるを得ないのだろう。さて60代だが、どうやら性的なつながりが乏しくなるに連れて、再び愛しくなり、和みが生まれ、友だちのようになるようだ。まあ、こんなものは千差万別で、言ってみれば人によりけりである。

 海上保安官は40代だから、彼のカミさんは夫の行為をどんな風に受け止めているのだろう。彼のカミさんがもし鬼のような女性であれば、彼はきっと「国民には知る権利がある」などとは考えなかったであろう。優しく、理解があり、懐が大きい女性か、そうでなければ夫の言うとおりにする女性だろう。官房長官は女房役だとよく言われる。菅内閣の国会答弁を見ていると、なるほど官房長官は女房役だと思う。けれどこの女房は40代の妻のイメージに似ていないだろうか。

 仙谷官房長官は首相を何としてでも守ろうとするためなのか、菅さんが答弁する前に答えてしまう。ちょっと出過ぎではないのと思うくらいだ。菅さんの答弁は何を言っているのかよくわからないが、仙谷さんはかなりハッキリした言い方である。海上保安官はビデオの投稿名に「sengoku38」を使っているが、「仙谷さんパー」と読むのだと友だちは言うが本当なのかな?
コメント
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