今日も風はなく暖かな一日だった。ルーフバルコニーへ出て、鉢植えのランタナの手入れをする。何年か前、友人が育てられないからとランタナを1鉢持ってきた。カミさんも「安かったから」とランタナを買ってきた。ランタナにそれほど興味がなかった。アメリカの西海岸を旅行した時、庭に植えられたランタナを見て、我が家のランタナもあんなふうに育ててみようと思った。毎年、鉢を大きくしてやるとランタナはどんどん成長した。それに繁殖力が強いのでいくらでも増えた。鉢が大きくなると種が土に落ちて、そこからまた新しいランタナが育つのだ。
そうこうしているうちに20鉢30鉢と増えてしまった。サルビアもチューリップもそうだけれど、増やすことができると人にあげたくなる。美味しいものが手に入ると、誰かに差し上げたくなるのと同じだ。自分だけが独占するのはもったいない気がしてしまう。この秋に手入れして冬を越せば、来年の春には新しい芽が出て花を咲かせるだろう。花がないといくら無料だからといっても貰ってくださる人は少ないだろう。鉢も大き目の新しいものに取り替えたいけれど、鉢を新調するほどの余裕がないのが残念だ。
残念と言えば、名古屋市長の河村さんだろう。いや、彼のことだからそこまで計算していたかも知れないので、本当に残念なのは議会解散を期待して署名した本人だろう。名古屋市の選挙管理委員会は集められた46万人の署名のうち35万3791人を有効とした。これでは規定に1万2千人足りず、リコール署名は不成立となってしまう。名古屋市のような人口の多いところでリコール署名を集めるのは難しいと言われてきた。確かに出だしはよくなかった。やはり無理かと思われたけれど、街頭署名でかなり盛り返したと聞いた。けれど、そのために多くの無効署名を出すことになったのだろう。
名古屋市選管は「法に基づき公平に行なった」と言うけれど、署名集めの段階でキチンとした基準を示していないし、恣意的な厳しい判定と非難されて当然だろう。逆に考えれば、35万人もの市民が議会の解散を求めているわけだから、議員はこれを厳粛に受け取らなくてはならないだろう。すでに公明党や自民党は河村市長の提案を受け入れようとする動きを示している。選挙に向けた準備はできたと見ていい。最後まで河村市長との対立を強調している民主党はどうやら一番貧乏クジを引くことになりそうだ。
それにしても一人ひとりの市民の意見を反映できる政治の仕組みは出来ないのだろうか。行政単位を10万人くらいにして、徹底した情報公開と積極的な住民参加の仕組みが出来上がっていけば、もう少し政治が市民の中に存在できるようになると思うのだが。そんなふうに地域自治が出来上がれば、国家の解体もできるのではないかと思う。
そうこうしているうちに20鉢30鉢と増えてしまった。サルビアもチューリップもそうだけれど、増やすことができると人にあげたくなる。美味しいものが手に入ると、誰かに差し上げたくなるのと同じだ。自分だけが独占するのはもったいない気がしてしまう。この秋に手入れして冬を越せば、来年の春には新しい芽が出て花を咲かせるだろう。花がないといくら無料だからといっても貰ってくださる人は少ないだろう。鉢も大き目の新しいものに取り替えたいけれど、鉢を新調するほどの余裕がないのが残念だ。
残念と言えば、名古屋市長の河村さんだろう。いや、彼のことだからそこまで計算していたかも知れないので、本当に残念なのは議会解散を期待して署名した本人だろう。名古屋市の選挙管理委員会は集められた46万人の署名のうち35万3791人を有効とした。これでは規定に1万2千人足りず、リコール署名は不成立となってしまう。名古屋市のような人口の多いところでリコール署名を集めるのは難しいと言われてきた。確かに出だしはよくなかった。やはり無理かと思われたけれど、街頭署名でかなり盛り返したと聞いた。けれど、そのために多くの無効署名を出すことになったのだろう。
名古屋市選管は「法に基づき公平に行なった」と言うけれど、署名集めの段階でキチンとした基準を示していないし、恣意的な厳しい判定と非難されて当然だろう。逆に考えれば、35万人もの市民が議会の解散を求めているわけだから、議員はこれを厳粛に受け取らなくてはならないだろう。すでに公明党や自民党は河村市長の提案を受け入れようとする動きを示している。選挙に向けた準備はできたと見ていい。最後まで河村市長との対立を強調している民主党はどうやら一番貧乏クジを引くことになりそうだ。
それにしても一人ひとりの市民の意見を反映できる政治の仕組みは出来ないのだろうか。行政単位を10万人くらいにして、徹底した情報公開と積極的な住民参加の仕組みが出来上がっていけば、もう少し政治が市民の中に存在できるようになると思うのだが。そんなふうに地域自治が出来上がれば、国家の解体もできるのではないかと思う。