大相撲の九州場所は白鵬が優勝した。1敗同士の横綱の白鵬と前頭の豊ノ島が決定戦で戦った。豊ノ島は白鵬よりも年上だが、背丈は低い。身長173センチ未満を対象にした第2新弟子検査を受けて角界入りしたそうだ。スポーツは身体が大きい方が断然有利だ。けれども、偶には小が大に勝つから面白い。横綱が勝つだろうと思っていても、どうも日本人は判官贔屓の性格が強いのか、勝てそうにない豊ノ島を応援してしまう。けれども結果はやはり横綱が強かった。横綱が落ち着いているのに年上の挑戦者の方が慌てていた。
これで白鵬はまた白星を重ねていけばいい。2日目に稀勢の里に破れた時は、さすがに横綱も心に余裕がないように見えた。そこからまた勝続けてきたけれど、初めの頃はどーんと組むことができないほど、勝ちを急いでいた。後半になって横綱らしい取り組みができてきたから、このまま双葉山の記録を塗り替えて欲しいと思う。勝ったり負けたりしながら記録を積み重ねることならばできることでも、一瞬の迷いとか気持ちの乱れとかがあれば負けてしまうのだから、維持し続けることは並大抵の神経ではない。
私のような怠け者には到底できることではない。昨日の集会の準備をしていた時、雑談の時間にある人が「これで、河村・大村連合の圧勝だね」と言う。さらに「河村さんはともかく、大村さんには知事になって欲しくないのに」と付け加えた。誰もこの話題に乗らなかったけれど、私は河村・大村連合の勝利とは思えない。名古屋市長選挙で河村さんは当選するだろうけれど、先回ほどの得票はないと思う。あきれている人や嫌気が指した人もいるのだから。愛知県知事選挙では大村さんが当選できるとは思えない。テレビのトークショーを見た限りでは大村さんは人気がある人とは思えない。
それでも、河村さんは大村さんを担ぎ出した。私からすれば並みの神経ではない。知事選に大村さんが立候補すれば、名古屋市長選ではさらに河村さんには有利な状況になるだろう。名古屋市長選挙と知事選挙が一緒になれば、知事選ではそれぞれの党が独自に戦っているのに、市長選では反河村で一体とはいかない。民主党は低落してきているから、河村さんに対抗できる候補を探すのは容易ではないだろう。自民党は盛り返してきたというけれど、大村さんが知事選に立候補すれば分裂状態だ。河村さんという人は策士だなと思う。
どんなに批判されようと、どんなに非難されようと、何だか汚く聞こえる名古屋弁で一方的に喋り捲る。「議会は議論の場だから、徹底的に討論しよう」と言う割には「話にもならへん」と言ってしまう。議会の方もどうしてあんなにもかたくななのかと思うほど、議論を積み重ねようとしない。昨日の刈谷市での集会では、議会が議会として発信力を高めるべきだという意見もあったけれど、やはり議会の発信力は弱い。それだけ議員は議論しないし、議論できるだけの知識や力を蓄えていない。有力な議員を引き摺り下ろすことばかりに汲々している。
ひとりの超有能な人間よりも大勢の有能な人間の方がよりよいと講師は強調していたけれど、それは本当だと思う。民主主義は時間がかかる。それに、今日のような閉塞状況が続くと、強力なリーダーシップを望んでしまう。議会はこれまで、とことん議論することをしてこなかったのだから、これからはとことん議論してゆっくり決めていけばいい。
これで白鵬はまた白星を重ねていけばいい。2日目に稀勢の里に破れた時は、さすがに横綱も心に余裕がないように見えた。そこからまた勝続けてきたけれど、初めの頃はどーんと組むことができないほど、勝ちを急いでいた。後半になって横綱らしい取り組みができてきたから、このまま双葉山の記録を塗り替えて欲しいと思う。勝ったり負けたりしながら記録を積み重ねることならばできることでも、一瞬の迷いとか気持ちの乱れとかがあれば負けてしまうのだから、維持し続けることは並大抵の神経ではない。
私のような怠け者には到底できることではない。昨日の集会の準備をしていた時、雑談の時間にある人が「これで、河村・大村連合の圧勝だね」と言う。さらに「河村さんはともかく、大村さんには知事になって欲しくないのに」と付け加えた。誰もこの話題に乗らなかったけれど、私は河村・大村連合の勝利とは思えない。名古屋市長選挙で河村さんは当選するだろうけれど、先回ほどの得票はないと思う。あきれている人や嫌気が指した人もいるのだから。愛知県知事選挙では大村さんが当選できるとは思えない。テレビのトークショーを見た限りでは大村さんは人気がある人とは思えない。
それでも、河村さんは大村さんを担ぎ出した。私からすれば並みの神経ではない。知事選に大村さんが立候補すれば、名古屋市長選ではさらに河村さんには有利な状況になるだろう。名古屋市長選挙と知事選挙が一緒になれば、知事選ではそれぞれの党が独自に戦っているのに、市長選では反河村で一体とはいかない。民主党は低落してきているから、河村さんに対抗できる候補を探すのは容易ではないだろう。自民党は盛り返してきたというけれど、大村さんが知事選に立候補すれば分裂状態だ。河村さんという人は策士だなと思う。
どんなに批判されようと、どんなに非難されようと、何だか汚く聞こえる名古屋弁で一方的に喋り捲る。「議会は議論の場だから、徹底的に討論しよう」と言う割には「話にもならへん」と言ってしまう。議会の方もどうしてあんなにもかたくななのかと思うほど、議論を積み重ねようとしない。昨日の刈谷市での集会では、議会が議会として発信力を高めるべきだという意見もあったけれど、やはり議会の発信力は弱い。それだけ議員は議論しないし、議論できるだけの知識や力を蓄えていない。有力な議員を引き摺り下ろすことばかりに汲々している。
ひとりの超有能な人間よりも大勢の有能な人間の方がよりよいと講師は強調していたけれど、それは本当だと思う。民主主義は時間がかかる。それに、今日のような閉塞状況が続くと、強力なリーダーシップを望んでしまう。議会はこれまで、とことん議論することをしてこなかったのだから、これからはとことん議論してゆっくり決めていけばいい。