名古屋市の河村たかし市長が、辞表を議長に提出した。明日の選挙管理委員会で決まるけれど、投票日は愛知県知事選挙の投票日である2月6日になると言われている。名古屋市議会の解散を問う住民投票も同日になるだろうから、名古屋市民は知事・市長・住民投票のトリプルになるという。名古屋市議会の議長が辞表の受理に当たって、「市長は住民投票ができない責任を取って辞めると言っていたけれど、住民投票ができるのに辞めるのは無責任ではないか」と河村市長に釘を刺していた。これに対して河村市長は「減税案など否決されたけれど、もう一回やってもいいか市民に問うためだ」と言い、議長は「市政の私物化だ」と非難し、市長は「信を問うのだ」と最後まで平行線だった。
一昨日までは、やはり不出馬かと思われた元犬山市長で現在は民主党の国会議員である石田芳弘さんが、二転三転の末に出馬を決意したと今朝の新聞は報じていた。石田さんは自民党の元県議であったが、石田さんが犬山市の教育長に抜擢した瀬見井さんの話では「(石田さんは)先の見える人。本物の政治家である」らしい。河村さんよりは石田さんの方が見た目も紳士的で、いいかなと思う人たちは結構いると思う。はじめは出馬に消極的だった石田さんが出馬を決意したのは、うまくいけば互角に戦えると踏んだからだろう。愛知民主党にあっては変わり者の河村さんと石田さんを相打ちにしたいのが、県連幹部の意向ではないのかと私は見える。幸いなことに河村さんが、知事選挙に自民党の国会議員の大村さんを担ぎ出してくれたので、自民票は分裂するから民主県連は大助かりだろう。
そんなことで、来年の選挙の年はさらに盛り上がるだろう。いや待てよ、もうどうでもいいやという気持ちになって欲しくないが、どうだろう。政党に属さない地方議員である私たち「無党派市民派・自治体議員と市民のネットワーク」の多くのメンバーが選挙の洗礼を受ける年である。「無党派市民派」が注目される時代でなくなってきただけに、どうアピールして選挙を戦うか、大事な時に来ている。自民党が圧倒的な力を維持していた時は、これに代わる勢力のひとつとしてマスコミも注目してくれたが、これだけ多くの政党が生まれ勢力も拮抗していると、そのことに目線が流れて、無党派市民派への注目度は薄くなってしまった。
でも、私は逆に、今は政治の混乱期なのだから、どういう考えでどういう政策を実現しようとしているのか、有権者に問うにはよい機会ではないのかと思っている。河村さんや大阪府知事の橋下さんらが、この政治の不安定をひとつのバネにして新たな政治勢力を立ち上げようとしているし、このふたりとは一線を画しながら渡辺喜美さんらの「みんなの党」も躍進を図ろうとしている。おりしも今日、菅総理は小沢一郎さんと1時間半も会談したどうだ。これで小沢さんが民主党を離党すれば、さらに多くの政治集団が生まれるだろう。分裂と集合を繰り返すのは政治の常だ。政治とは何か、しっかり見せる必要がある。無党派市民派、出番ですよ!
一昨日までは、やはり不出馬かと思われた元犬山市長で現在は民主党の国会議員である石田芳弘さんが、二転三転の末に出馬を決意したと今朝の新聞は報じていた。石田さんは自民党の元県議であったが、石田さんが犬山市の教育長に抜擢した瀬見井さんの話では「(石田さんは)先の見える人。本物の政治家である」らしい。河村さんよりは石田さんの方が見た目も紳士的で、いいかなと思う人たちは結構いると思う。はじめは出馬に消極的だった石田さんが出馬を決意したのは、うまくいけば互角に戦えると踏んだからだろう。愛知民主党にあっては変わり者の河村さんと石田さんを相打ちにしたいのが、県連幹部の意向ではないのかと私は見える。幸いなことに河村さんが、知事選挙に自民党の国会議員の大村さんを担ぎ出してくれたので、自民票は分裂するから民主県連は大助かりだろう。
そんなことで、来年の選挙の年はさらに盛り上がるだろう。いや待てよ、もうどうでもいいやという気持ちになって欲しくないが、どうだろう。政党に属さない地方議員である私たち「無党派市民派・自治体議員と市民のネットワーク」の多くのメンバーが選挙の洗礼を受ける年である。「無党派市民派」が注目される時代でなくなってきただけに、どうアピールして選挙を戦うか、大事な時に来ている。自民党が圧倒的な力を維持していた時は、これに代わる勢力のひとつとしてマスコミも注目してくれたが、これだけ多くの政党が生まれ勢力も拮抗していると、そのことに目線が流れて、無党派市民派への注目度は薄くなってしまった。
でも、私は逆に、今は政治の混乱期なのだから、どういう考えでどういう政策を実現しようとしているのか、有権者に問うにはよい機会ではないのかと思っている。河村さんや大阪府知事の橋下さんらが、この政治の不安定をひとつのバネにして新たな政治勢力を立ち上げようとしているし、このふたりとは一線を画しながら渡辺喜美さんらの「みんなの党」も躍進を図ろうとしている。おりしも今日、菅総理は小沢一郎さんと1時間半も会談したどうだ。これで小沢さんが民主党を離党すれば、さらに多くの政治集団が生まれるだろう。分裂と集合を繰り返すのは政治の常だ。政治とは何か、しっかり見せる必要がある。無党派市民派、出番ですよ!