友だちのところでオクラの苗を見て、今日の午後、花屋へ買いに出かけた。以前、サルビアを買いに行った苗種屋のおやじさんに、「連休前に来なくてはダメだ」と叱れてたので、ひょっとしたらもう残っていないかも知れないと思ったが、花屋ならあるかも知れないという淡い期待があった。
車の出入りは多く、駐車場は満杯だった。店員さんもいつもの倍くらいはいる。2カ所あるレジも長い列が出来ていた。「母の日」のために、花を買い求める人たちだ。カーネーションだけでなく、バラなどの花木を買っていた。私の後ろの男女が、「水やりはどうするんだ?」「私が毎日行くからいいわよ」と話していた。
店員さんに「オクラはどこですか?」と訊ねると、「売り切れてしまいました」と答える。仕方ないので、苗を専門に扱っている店へ行ってみる。オクラやシシトウ、キュウリやナスなどたくさんの苗が売られていた。私は、花は育てるが、野菜を育てたことが無い。食にするものより、花を愛でる方がいいと思っている。
でも、オクラは花がキレイなので育てている。それで食べられるのだからなお都合がいい。ベランダの南側はカミさんの領分で、カミさんはオオバやパセリ、ネギなどをプランターで育てている。昨年の野菜の種から発芽した小さな苗を見て、「これは何だと思う?」と聞いてくれるが、私にわかる訳がない。「しばらく育てていれば分かるよ」と答える。子孫を増やしていく母は強い。