世の中はお金が無くて困っている人ばかりと思っていたが、お金が余って困っている人もいるようだ。先日、コメントを寄せてくれた同人さんも「最新のiMac27インチ4kであべ寛主演『結婚できない男』54 分✖️ 12回を観終わって、その間に100万以上稼いでいた。なんに使おうかしら?」と、困っていた。しかし、映画(?)を観ていただけで100万以上稼ぐってどういう仕組みなのだろう。
お金が余って困っている「主婦」から、「2900万円受け取って欲しい」とメールが来てからずいぶんになるのに、相変わらず根気強く、「まだ受け取ってくださらないのですか」とメールが送られてくる。送金代行窓口の近藤さんからも、「受け取ると連絡してくれれば、直ちに手続きに入る」と何度もメールが来る。8月の23日と26日は送金代行窓口から、9月2日と13日は送金代行窓口と「主婦」の双方から、14日は送金代行窓口からメールがあった。
「2900万円を受け取ってくれれば毎月の収入の3割を送金する」とまで「主婦」は言ってくれる。いや、そればかりか、アイビーファイナンシャルサービスのお客様担当センターから、「本日から融資可能です」とメールが届き、翌日には「514万円が受け取り可能」と知らせてきた。さらに、「大切なお知らせがあります。お客様に返金がございます」とか、「お金にお困りではありませんか」とか、私のことを心配してくれるメールも届く。金額も上がって、「630万5千円一括受取可能」とある。
これらの発信元は毎回違うが、利用しているのは全てソフトバンクだ。私はお金が余るほどの生活ではないが、明日どうやって暮らそうというほど緊迫もしていない。そんなにお金が余って困るようなら、私などに恵まなくても、困っている人はいっぱいいるのだから、ぜひそういう人たちのために役立てて欲しい。日本には昔から、「情けは人のためならず」という諺がある。「お互い様」という考え方もある。
午後6時5分、送金代行窓口の近藤さんからメールが来た。遅くまで働いているようだから、ここもブラック企業に違いない。
ソフトバンクなんか使ってないよ。