友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

幾つになっても相変わらず

2021年12月27日 17時02分23秒 | Weblog

 朝、カーテンを開けると雪が降っていた。大粒のボタン雪で、我が家のルーフバルコニーも雪景色となった。午後3時ごろまで降り続いていたが、雲が薄くなってきてやがて止んでしまった。あんなに積もっていた雪も瞬く間に溶けてしまった。

 昨日、忘年会に行く時はとても寒かった。空気が凍り付くような冷たさだった。今年の井戸掘りは1件も完成できなかったが、仲間の結束が大事だからと宴会を行なった。よく飲み、よく食べ、よく話した。いつものことだが、若い仲間の相談に先輩と私が付き合った。

 彼は知り合いの女性から、「『心がきれいで頼りがいのある男を紹介して欲しい』と言われた」と話す。その女性はある男性と恋に落ち、男性の実家のある九州へと旅をした。ところが、男性から暴力を振るわれ絶縁されてしまったそうだ。

 先輩はすぐ、「利用価値がなくなって捨てられたのだ」と言う。鬱状態になって働くことも出来なくて、女性の実家が医者なので親から毎月仕送りしてもらっているそうだ。すると先輩は、「実家が金持ちとか家柄がいいとか、そういうことを話す奴はダメだ」と切り捨てる。

 さらに、「その女をいいなと思うなら、金出して付き合えばいい」と教示すると、「俺は妻子持ちですが‥」と言うので、「別にふたりが納得しているならそれでいいじゃーないか。その女も、面倒をみてくれる男が欲しいだけで、結婚など望んでいないだろう」と諭す。

 私は「女詐欺師かも知れないよ。それでもよければいいじゃーない。どうせ格別に金がある訳じゃーないんだし。まあ、人生勉強だと思って、面倒みてあげれば」と茶化してしまう。幾つになっても相変わらずだと思いながら。


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