昨夜、風を入れるためにカーテンを開け、アミ戸にして寝た。夜中に目を覚ますと、部屋に明るい光が射し込んでいる。煌々と射し込む光の帯は3メートル半はある。窓に近寄って仰ぐと、まん丸い月が静かに天上にある。
7月の満月をアメリカでは「バックムーン」と呼ぶらしい。農業にとって月日を知ることは大切なことだから、月の満ち欠けでみんなが共有していたのだろう。それにしても、月の光がこんなにも明るいことに気が付かなかった。
子どもの頃は街に灯りは少なかったから、家々は暗黒の中に埋まっていた。マンションから深夜の街を眺めると、通りは随分と明るいし、コンビニ店には何台もの車が止まっている。マンションの部屋も、灯りがいくつも点いている。
夜は灯りを消して休むものでは無くなった。電車の往来は無いが、トラックやオートバイなどの車は頻繁に走っている。人は夜も働いているのだ。しばらく窓の外を眺めていたが、これでは寝られなくなると思いフトンに入った。
今日は天気予報通り、とても暑い。部屋の温度計は34度に届きそうだが、湿度は40%なので蒸しっとした感じはしない。今晩は、エアコンを点けっぱなしで眠ることになるのだろう。妊娠9カ月の孫娘は「今日が検診」と言っていた。
2人目を妊娠してから、つわりが酷かったし、体調不良が続いていたようだが、電話では「大丈夫だよ」と言っていたが、無事に生まれてくることを祈るばかりだ。子どもは3人欲しいと言っていたのに、「もう、いいかなって感じ」と弱音を吐いていたから。
母親である長女は娘たちに厳しい。それは強く生きていって欲しいと願うからだが、少しは甘えさせてやることも大切なのにと思う。親はつい、「頑張れ、頑張れ」と言ってしまう。頑張れば乗り越えられると、鍛えることを求めてしまう。
孫娘を見ていると、本当にいい子に育ったと思う。いいダンナにも巡り合えた。ダンナと子どもたちといい家庭を築いていくだろう。親は、甘えられる余裕を持って、そっと見守る他ないと、自己反省している。
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