友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

最善を尽くす

2016年09月09日 18時26分06秒 | Weblog

 風が強い。この強い風のせいなのか、何かが目に入ったのか、右目が真っ赤になってしまった。昨夜から吹いている強い風は一体いつになったら止むのだろう。姜尚中さんを講師に迎えての大和塾の最後の市民講座『成熟社会の在り方』を成功させるため、みんなで知恵を出し合ってもらっている。私はもっぱらポスターを掲示してくれる店や病院などを回る。

 運動会が迫っている小学校の運動場では、相変わらず行進練習が繰り返されている。「足踏み行進!はじめ!」。号令し笛を吹いている先生は子どもたちが一糸乱れず「右、左」と足を上げる様子を見るのは心地よいかもしれないが、足踏みをしている子どもたちは苦痛ではないのだろうか。オリンピックの行進でも、選手たちは様々な仕草と表情で行進していた。なのにまるで軍隊のような行進を繰り返すのはどうしてなのだろう。

 小学校の運動会と私たち大和塾の市民講座が同じ24日なので、若い夫婦とジジババは子どもたちの応援に出かけることになる。「人が集まるか、心配だなあー」と言う人、「姜尚中さんなら人が溢れるのでは」と心配する人、どうなるかは分からないがとにかく最善を尽くす以外ない。

 最善を尽くすといえば、錦織圭選手が全米オープンの準々決勝で、リオ五輪で金メダルだったアンディ・マリー選手をフルセットの末に破った。執念とか気迫の勝負とか言われているが、長時間の対決はメンタルな面が大きいようだ。もうひとり、42歳のイチローが代打でホームランを打った翌日、今度はレギュラーで3塁打を放った。42歳以上の選手のシーズンに4本以上の3塁打は1950年以来という。

 何でも一生懸命にやっていれば必ず報われる。しかし、恋のように相手の心を向かせることだけは一生懸命だけでは成功しない。一体なぜなのだろうと思うけれど、理屈や道理では解決できない部分があるから人は「文化」を創りだしたのだろう。9月24日まで、あと2週間しかない。最善を尽くせと自分に命じている。


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