友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

今晩も吹雪くのだろうか

2022年02月05日 17時18分08秒 | Weblog

 寒い一日だった。雪が強い北風に乗って、前が見えないほど吹きつけられた。積もるかなと思いながら眺めていたが、時には青空が見え積もるほどではなかった。風に舞う雪をなぜか美しいと思った。「雪の降る街を 雪の降る街を 思い出だけが通り過ぎてゆく」。何となく口ずさんでいた。

 この歌の歌詞はよく分からない。「遠い国から落ちてくる この思い出をこの思い出を いつの日かつつまん 温かき幸せのほほえみ」。ますますよく分からない。けれど、雪が深々と街に降り積もっていく様子は想像できる。

 昨夜は北京オリンピックの開会式だった。さすがに手の込んだ素晴らしい演出だったが、バッハ会長のあいさつは今回も長すぎた。夏の東京五輪も入場行進が長かったが、選手団の衣装も素敵で、何よりも女性アスリートの素足がきれいだった。

 冬季は皆が防寒服だったので見る楽しみが無かった。唯一先頭を歩く女性がミニスカートだったから、脚のきれいな人なのだろうと想像しながら眺めていたら、南の国から裸で現れた選手がいた。結構、赤道に近い地域から参加している国の選手もいた。

 オリンピックはそれぞれの選手やチームが速さや技を競うけれど、雪や氷が無い地域から参加できるようになったことは喜ぶべきかも知れないが、どうしても違和感があるのは私が偏屈なのだろうか。それにメダル至上主義のような競技が、本当にスポーツなのかと思ってしまう。

 国別の対抗戦ではないアスリートの大会は無理なのか。今晩も吹雪くのだろうか。「温かき幸せのほほえみ」って何だろう。


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