何だか急に寒くなって、毛糸のベストを着てしまった。北風が強く吹き続け、もうルーフバルコニーに出ての作業は出来ない。なかなか秋がやって来ないと言っていたのは、つい先日だったのに、今年の冬は早いのかと心配している。
昨日は法務局へ書類を持って出かけた。受付の男性職員はまた先回と同じ資料を持って来て、私が持って行った書類の不備を指摘する。それでもこの職員が一番親切だった。家に戻るとすぐパソコンに向かい、指摘された部分を訂正する。
言われたとおりにした書類を持って、水曜日にもう一度行くつもりだ。3度、法務局に行って、午後の時間帯の方が親切に教えてくれることがわかったので、午後も車が使える日に行こうという訳だ。多分、まだOKは出ないだろうが‥。
どうして法務局は一緒になって、書類作りをしてくれないのかと思う。ほとんど売り上げも無い名前ばかりのNPOなのに、早く済ましてやろうという親切心が無いのが残念だ。私は無職で時間もあるからいいけれど、忙しい人なら耐えられないだろう。
私に「バナナが食べたい」と言ってくる先輩から電話が無かったので、書類作りに専念できたが、暇になって電話が無いことが気になってきた。ケイタイに電話すると、「使われておりません」となる。どうもケイタイは取り上げられているようだ。
施設に電話して、面会の予約を入れる。すると、「面会の際に差し入れはしないでください。ご家族から、そう伝えるように言われています」と注意された。差し入れは先輩の希望だが、先輩の言うことを聞く人がいることが先輩の気持ちを満たしているのに、これは残念だ。
家族と会話が成り立たない、いや私は一方的に話す先輩に合わせているだけで、会話が成立している訳では無い。90歳を過ぎて、家族から「お父さんは我がまま」と言われるのは寂しいだろうと思い、話し相手になっているが、家族からは疎まれているようだ。
それでも明日は、先輩に会いに行って来よう。
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